『ラズーン』第三部 2.野戦部隊(シーガリオン)(5)(個人サイトでアップ)
「あ…あ?」
ユーノは思わず小さく声を漏らした。てっきり押し寄せた平原竜(タロ)の下敷きになったと思ったのに、大群は自分を避けて巧みに周囲を駆け抜けていく。
(あれだけの速度を出しながら、よくこれほど見事に私達を避けていける)
一糸乱れぬ統制で、平原竜(タロ)の群れは、ユーノの周囲に僅かの隙間を空けて、動く壁を作っている。
それはまるで、ギヌアの目からユーノを囲い込むかのようだった。
ヒストが今にも走り出しそうだったが、あまりの驚きに気力が萎えたのか、嘶き首を振りながら、その場から動こうとしない。
ユーノは思わず小さく声を漏らした。てっきり押し寄せた平原竜(タロ)の下敷きになったと思ったのに、大群は自分を避けて巧みに周囲を駆け抜けていく。
(あれだけの速度を出しながら、よくこれほど見事に私達を避けていける)
一糸乱れぬ統制で、平原竜(タロ)の群れは、ユーノの周囲に僅かの隙間を空けて、動く壁を作っている。
それはまるで、ギヌアの目からユーノを囲い込むかのようだった。
ヒストが今にも走り出しそうだったが、あまりの驚きに気力が萎えたのか、嘶き首を振りながら、その場から動こうとしない。
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登録日 2017.11.17 08:17
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