『闇を闇から』第二章 7.彼女と彼(5)アップ。『闇から見る眼』第二章 25 追加。
軽い振動が伝わって8階につく。
休みの夕方のせいか人けのない廊下を揺らめきながら歩いて部屋に入る。
朝出たときは伊吹が一緒だったせいか、温かくて柔らかな空気で満ちていたのに、今は冷えてじゃりじゃりとした気配、どこに触れても怪我をしそうで体が竦む。
「薬………飲んどかないと…」
明日はまた出社しなくてはならない。
「…つ…」
テーブルに出したままの薬をミネラルウォーターで呑み下すと、ほとんど何も入っていない胃がきゅっと締まり、京介は顔をしかめて腹を押さえた。じくじくした痛みが水の冷たさでより広がった気がする。
「……おにぎり…」
食べた、かったな。
休みの夕方のせいか人けのない廊下を揺らめきながら歩いて部屋に入る。
朝出たときは伊吹が一緒だったせいか、温かくて柔らかな空気で満ちていたのに、今は冷えてじゃりじゃりとした気配、どこに触れても怪我をしそうで体が竦む。
「薬………飲んどかないと…」
明日はまた出社しなくてはならない。
「…つ…」
テーブルに出したままの薬をミネラルウォーターで呑み下すと、ほとんど何も入っていない胃がきゅっと締まり、京介は顔をしかめて腹を押さえた。じくじくした痛みが水の冷たさでより広がった気がする。
「……おにぎり…」
食べた、かったな。
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登録日 2017.11.27 09:22
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