『ラズーン』第三部 3.スォーガの嵐(6)(個人サイトでアップ)
「ユカル」
「うん?」
呼ばれてユカルは目を上げた。
額に濃い緑の額帯(ネクト)をつけたユーノが、こちらを見つめていた。
「これでいいのかな」
「ああ。とても似合ってるよ。おれは…」
ふうっとユカルは溜め息をついた。落ち込むまいと思っても、さすがに同い年で額帯(ネクト)を受けた者がいるのといないのとでは、かなり気分が違う。ユーノが誇らしいのに、何となく妬ましい、妙な気持ちを味わいながら、ユカルはことばを継いだ。
「まだ、だめらしいや」
「ふうん」
「うん?」
呼ばれてユカルは目を上げた。
額に濃い緑の額帯(ネクト)をつけたユーノが、こちらを見つめていた。
「これでいいのかな」
「ああ。とても似合ってるよ。おれは…」
ふうっとユカルは溜め息をついた。落ち込むまいと思っても、さすがに同い年で額帯(ネクト)を受けた者がいるのといないのとでは、かなり気分が違う。ユーノが誇らしいのに、何となく妬ましい、妙な気持ちを味わいながら、ユカルはことばを継いだ。
「まだ、だめらしいや」
「ふうん」
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登録日 2017.11.28 13:14
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