『ラズーン』第三部 4.星の剣士(ニスフェル)(7)(個人サイトでアップ)。
(いや…たぶん、そうじゃない)
ユーノは妙な胸騒ぎに眉を寄せた。
確かに、レガは『運命(リマイン)』が使っていたことがあるし、ガジェスにも『運命(リマイン)』の影があった。
だが、太古生物の復活について話してくれたアシャの口調には、もっと違うもの、身内にある汚れを語るような苦さかあったように思った。非道で悪辣な攻撃を仕掛けてくる『運命(リマイン)』への非難というより、動かし難い宿命に歩まされた道筋を話すような重い憂いがあった。
(まるで、ラズーンが全ての元凶みたいに)
今世界を覆う動乱の嵐には、ラズーンそのものが大きく深く関わっている、それはきっと間違いない。太古生物の復活も、『運命(リマイン)』の暗躍も、全てがそこに繋がり結びついている。その動きそのものを『二百年祭』と呼んでいるような、そんな感覚だ。
(だけど、ユカルが知らないなんて)
考え込んだユーノの脳裏を、ふっと一つのことばが掠める。
(ラズーンの正統後継者)
ユーノは妙な胸騒ぎに眉を寄せた。
確かに、レガは『運命(リマイン)』が使っていたことがあるし、ガジェスにも『運命(リマイン)』の影があった。
だが、太古生物の復活について話してくれたアシャの口調には、もっと違うもの、身内にある汚れを語るような苦さかあったように思った。非道で悪辣な攻撃を仕掛けてくる『運命(リマイン)』への非難というより、動かし難い宿命に歩まされた道筋を話すような重い憂いがあった。
(まるで、ラズーンが全ての元凶みたいに)
今世界を覆う動乱の嵐には、ラズーンそのものが大きく深く関わっている、それはきっと間違いない。太古生物の復活も、『運命(リマイン)』の暗躍も、全てがそこに繋がり結びついている。その動きそのものを『二百年祭』と呼んでいるような、そんな感覚だ。
(だけど、ユカルが知らないなんて)
考え込んだユーノの脳裏を、ふっと一つのことばが掠める。
(ラズーンの正統後継者)
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登録日 2017.12.09 13:07
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