『ラズーン』第三部 4.星の剣士(ニスフェル)(10)(個人サイトでアップ)。
(あわれみたまえよ…か)
ユーノは目を開けた。
その祈りも幾度、彼女の心の中で繰り返されたことだろう。
アシャの笑みを受けるたび、アシャの目が注がれるたびに、その時が永遠に続けばいいと願い、すぐにその場から消えてしまいたいとも思った。
(笑わないでね、アシャ……想うことは自由だと……誰かが言っていたんだ……)
もちろんそれは、私よりもうんと可愛い娘だったに違いないけど。
胸の中でさえ続けられない訴えを耳の奥で聞く。
ふと、どんな想いをしてもいいからアシャの側に居たい、と思った。
こんな遠くに離れていないで。互いの所在さえ知らないような場所ではなくて。
眉を潜めて苦笑する。
(ああ…私らしくない……ばかなことを考えている)
ユーノは目を開けた。
その祈りも幾度、彼女の心の中で繰り返されたことだろう。
アシャの笑みを受けるたび、アシャの目が注がれるたびに、その時が永遠に続けばいいと願い、すぐにその場から消えてしまいたいとも思った。
(笑わないでね、アシャ……想うことは自由だと……誰かが言っていたんだ……)
もちろんそれは、私よりもうんと可愛い娘だったに違いないけど。
胸の中でさえ続けられない訴えを耳の奥で聞く。
ふと、どんな想いをしてもいいからアシャの側に居たい、と思った。
こんな遠くに離れていないで。互いの所在さえ知らないような場所ではなくて。
眉を潜めて苦笑する。
(ああ…私らしくない……ばかなことを考えている)
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登録日 2017.12.11 12:07
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