田鶴

田鶴

異世界恋愛系のじれじれ、すれ違い、悲恋、ヤンデレ、逆行、元サヤ、ハッピーエンド、時々メリバが好きです。ハーレム・逆ハーレム、チート、ざまぁ、只の溺愛はあまり好きではありません。

第19回恋愛小説大賞の読者投票最終日/パリのお針子

今日が第19回恋愛小説大賞の読者投票最終日です。
私も『魂の片割れ同士は禁断の恋に殉じる』で応募中です。清き1票、よろしくお願いします!

https://www.alphapolis.co.jp/novel/768272089/9026737

ところで、本作には上流階級の男性のお手軽な恋の相手にされてしまうお針子が登場しますが、19世紀フランスのグリゼットと呼ばれた若いお針子をモデルにしています。

当時、グリゼットというと、ただのお針子ではなく、今で言えば、JKとかJDみたいな一種の偶像みたいなイメージがありました。それどころか、上流階級の若い男性のお遊びの相手にされてしまっていました。

彼らに見合う身分の令嬢は、結婚前に間違いが起きないように彼らに出会うような機会は与えられていませんでした。ところが、グリゼットみたいな庶民の女性は、働かなくては生きていけないので、出会う機会がありました。しかも、口減らしで両親の家からは出て独立しています。万一のことがあっても、男性が責任をとる必要もありません。

相手のグリゼットに何も言わずに田舎へ帰って結婚してしまったりとか、よくあったようです。でも結ばれた例もかなり少ないですが、あったようです。ただ、その場合は男性側が元の身分には留まれず、苦しい生活になったようです。

……というようなことを以下の参考文献で知りました。

鹿島茂『職業別 パリ風俗』白水社、2012年
小倉孝誠「グリゼットの栄光と悲惨」藝文研究91(2006)、pp. 1-19.

でもお針子の具体的な仕事の内容も知りたいんですよね。どうやって何年ぐらい修行したのかとか、顧客は工房に来たのかとか。ジョルジュ・サンドの『アンドレ』を読むと、顧客の家へ長期間行って仕立てるみたいな様子が描かれていました。

『アンドレ』は、日本語訳がないので、Calibreという電子書籍管理ソフトのEbook Translatorというプラグインで日本語に一括翻訳できました。章立てのローマ数字Iを「私」と訳したり、名前の読み方にフランス語風と英語風の揺れがあったり、完全ではないですが、大体の意味が分かって助かりました。

詳しくは本日のカクヨムの近況ノートでご覧下さい。
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登録日 2026.02.28 10:12

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