遊馬友仁

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3月12日(木)『暇をもてあました勇者たちの戯言』を投稿しました!

今日からは、第5章。

星野に変わって石嶺和子が担当します。

同じゼミに所属する星野が、大学近くの書店でのバイトのシフトに入る前、見知らぬ中年の男性と話し込んでいる姿は、もう何度も目にしていた。

去年の秋頃、

「ゼミ生で、『就職活動の決起集会』と言う名の飲み会を開催したらどうや?」

とゼミの教官である上田先生から提案されたあたしは、早速、星野に声をかけることにした。

「なあ、星野。今日、バイトが始まるまで、ちょっと時間ある?」

ただ、声をかけた相手は、話の中身を確認するまでもなく、

「ゴメン! バイト前は、ちょっと外せない用事があるんだ」

と断って、キャンパスを出て行ってしまった。

(なんやの? 感じ悪いな……バイト前にそんな大事な用事って何なん?)

気になったあたしは、カバンを取りに戻ってから、すぐに星野を追いかけることにした。

第5章 推しを推すにも財力がいる~①〜

(王手前大学三回生・石嶺和子)
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登録日 2026.03.12 23:10

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