『ラズーン』第三部 6.失われた記憶(8)(個人サイトでアップ)。
「……っ」
風から庇うように左手で体を探り、自分が半裸に近い状態なのを知った。だが、それより何より、ユーノの心を衝撃で震わせたのは、明らかに男とは違う自分の胸の微かな膨らみだった。
(ボクは……やっぱり女……だったのか?……)
おそるおそるアシャに目をやると、隣に寝ていたらしく、上半身を起こした姿勢でユーノの上に屈み込んでいた。体を竦めているユーノにそっと毛布をかけて肩まで包んでくれながら、この上なく優しい目で見つめ返してくる。
「大丈夫か?」
「うん…」
まるで雛を守る親鳥のようだ、そう思いながら頷く。
風から庇うように左手で体を探り、自分が半裸に近い状態なのを知った。だが、それより何より、ユーノの心を衝撃で震わせたのは、明らかに男とは違う自分の胸の微かな膨らみだった。
(ボクは……やっぱり女……だったのか?……)
おそるおそるアシャに目をやると、隣に寝ていたらしく、上半身を起こした姿勢でユーノの上に屈み込んでいた。体を竦めているユーノにそっと毛布をかけて肩まで包んでくれながら、この上なく優しい目で見つめ返してくる。
「大丈夫か?」
「うん…」
まるで雛を守る親鳥のようだ、そう思いながら頷く。
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登録日 2018.01.05 19:33
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