『ラズーン』第三部 6.失われた記憶(10)(個人サイトでアップ)。
「ん…」
(そうだ……これだ…)
安心して、その腕に包まれて、なのに同時に、居たたまれないような切なさに胸が詰まって、ユーノは身を竦めた。これで正しいはずなのに、なぜこんなに不安になるのか確かめようとして目を開けると、まるでそれを待っていたようにアシャが囁いてくる。
「まだ……寒いか?」
「ううん…」
(そうだ……確か……こう答えたんだ)
アシャの手が優しくユーノの頭を抱き寄せる。吐息が髪にかかって、体が思わず震える。甘い……甘い波……切なさに心が砕けそうだ。
(そうだ……これだ…)
安心して、その腕に包まれて、なのに同時に、居たたまれないような切なさに胸が詰まって、ユーノは身を竦めた。これで正しいはずなのに、なぜこんなに不安になるのか確かめようとして目を開けると、まるでそれを待っていたようにアシャが囁いてくる。
「まだ……寒いか?」
「ううん…」
(そうだ……確か……こう答えたんだ)
アシャの手が優しくユーノの頭を抱き寄せる。吐息が髪にかかって、体が思わず震える。甘い……甘い波……切なさに心が砕けそうだ。
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登録日 2018.01.06 09:13
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