『ラズーン』第三部 9.刺客(1) アップ。
「ユーノ?」
アシャはひょいと部屋を覗き込んだ。が、そこにもユーノの姿はない。
「どこ行ったんだ、あいつ」
再び回廊を歩き出したアシャの手には、五本の銀色の弦を張った楽器がある。ラズーンのもっとも代表的な楽器、立風琴(リュシ)だ。『氷の双宮』へ行くまでにユーノに休息を取らせようと、柄にもなく立風琴(リュシ)を引っ張り出してきたのだが、肝心のユーノの姿がどこにもない。
(こんな所を他の娘に見られでもしたら大騒ぎだ)
溜め息をついて立風琴(リュシ)の表面の細かい彫刻を見つめた。苦笑を浮かべながら考える。
(馬鹿なことをしている)
アシャはひょいと部屋を覗き込んだ。が、そこにもユーノの姿はない。
「どこ行ったんだ、あいつ」
再び回廊を歩き出したアシャの手には、五本の銀色の弦を張った楽器がある。ラズーンのもっとも代表的な楽器、立風琴(リュシ)だ。『氷の双宮』へ行くまでにユーノに休息を取らせようと、柄にもなく立風琴(リュシ)を引っ張り出してきたのだが、肝心のユーノの姿がどこにもない。
(こんな所を他の娘に見られでもしたら大騒ぎだ)
溜め息をついて立風琴(リュシ)の表面の細かい彫刻を見つめた。苦笑を浮かべながら考える。
(馬鹿なことをしている)
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登録日 2018.02.15 22:10
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