『銀幕紙芝居』 『猫たちの時間』6 1.夢(2)
嫌になるほどの五月晴れだ。
「あら…」
「ま……ふふっ」
「くふっ」
通りを歩くと周囲の視線が下半身に集まってかなり痛い。
確かに、食堂に座る時に高野が上品に眉を潜めてみせたぐらいには薄汚れているし、毛玉みたいなのもついてるし、よれよれのトレパンで、往来には不向きだと知っている、知っているが他に履くものがなくて買えないんだし仕方ないだろそこ。
「あら…」
「ま……ふふっ」
「くふっ」
通りを歩くと周囲の視線が下半身に集まってかなり痛い。
確かに、食堂に座る時に高野が上品に眉を潜めてみせたぐらいには薄汚れているし、毛玉みたいなのもついてるし、よれよれのトレパンで、往来には不向きだと知っている、知っているが他に履くものがなくて買えないんだし仕方ないだろそこ。
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登録日 2018.02.15 22:13
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