『銀幕紙芝居』 『猫たちの時間』6 3.猫(1)
周一郎は見る見る英と一緒にいることが多くなった。一日中部屋にこもり机に座り、英相手に仕事を進める。時には英とともに外出した。どこへ行くとも告げていかない、それを高野も岩渕も容認している、それが俺とは絶対違うところだ。
「…どうせ俺にはこういうところが関の山だよ」
微妙にいじけながらハンバーガーを包み続ける。
「コーク、ワン!」「ありがとうございます!」
間髪入れずに怒鳴り返すのはようやく覚えた。飲み物を紙コップに注ぎ入れ、カウンターに手渡そうとして気づき、慌ててトレーに戻し損ねて近くの女の子にぶっちゃける。
「きゃあっ」「滝っ!」「はいっ、引いといて下さいっ!」
「…どうせ俺にはこういうところが関の山だよ」
微妙にいじけながらハンバーガーを包み続ける。
「コーク、ワン!」「ありがとうございます!」
間髪入れずに怒鳴り返すのはようやく覚えた。飲み物を紙コップに注ぎ入れ、カウンターに手渡そうとして気づき、慌ててトレーに戻し損ねて近くの女の子にぶっちゃける。
「きゃあっ」「滝っ!」「はいっ、引いといて下さいっ!」
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登録日 2018.02.19 16:58
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