『ラズーン』第三部 9.刺客(13) (個人サイトでアップ)。
ふいに、空き家の中に光が満ちた。
短剣を振り上げ、今しも振り下ろそうとした男が、ぎくりと動きを止める。首を薙ぎ払うように突き出した長剣に、震え声で誰何してきた。
「だ、誰だ」
「それを聞くのか」
アシャは冷笑した。
「ここで何をしているのか、俺に説明してもらいたいものだな、セータ・ルム」
「アシャ……ラズーン…」
声が今にも泣き出しそうに掠れた。
「剣から手を離せ。小細工をするなよ」
短剣を振り上げ、今しも振り下ろそうとした男が、ぎくりと動きを止める。首を薙ぎ払うように突き出した長剣に、震え声で誰何してきた。
「だ、誰だ」
「それを聞くのか」
アシャは冷笑した。
「ここで何をしているのか、俺に説明してもらいたいものだな、セータ・ルム」
「アシャ……ラズーン…」
声が今にも泣き出しそうに掠れた。
「剣から手を離せ。小細工をするなよ」
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登録日 2018.02.28 09:13
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