『闇を闇から』第三章 5.夢現(7)アップ。『闇から見る眼』第三章 17 追加。
なんかひどくがっかりしてのろのろと側を離れようとすると、くい、とスーツの裾を引っ張られて振り向く。
「京介が見立ててくれますか?」
「え…」
伊吹が裾を離した指で、ガラスケースの上に広げられたマフラーを示す。
深い緑色と、紺色。
「紺色がいいんじゃないの」
「似合います?」
「……僕は緑のほうが似合うと思う」
「じゃあ、緑にしましょうか」
「待って」
「京介が見立ててくれますか?」
「え…」
伊吹が裾を離した指で、ガラスケースの上に広げられたマフラーを示す。
深い緑色と、紺色。
「紺色がいいんじゃないの」
「似合います?」
「……僕は緑のほうが似合うと思う」
「じゃあ、緑にしましょうか」
「待って」
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登録日 2018.03.02 11:49
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