『ラズーン』第三部 10.『氷の双宮』(8) (個人サイトでアップ)。
(ユーノ…)
アシャはじっと、水槽の中に漂っているユーノを見つめた。
水色の栄養液のせいか、肌が透けるほど蒼白く見える。昏々と眠り続けているユーノの右肩には、細胞の再生が行われていることを示す微かな泡がまとわりついている。
だが、その速さは嫌になるほど緩慢で、三日目だというのにまだ半分も蘇生していない。通常の傷ならばとっくに塞がっていていいはずなのに。
(逝ってしまう気か)
アシャはじっと、水槽の中に漂っているユーノを見つめた。
水色の栄養液のせいか、肌が透けるほど蒼白く見える。昏々と眠り続けているユーノの右肩には、細胞の再生が行われていることを示す微かな泡がまとわりついている。
だが、その速さは嫌になるほど緩慢で、三日目だというのにまだ半分も蘇生していない。通常の傷ならばとっくに塞がっていていいはずなのに。
(逝ってしまう気か)
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登録日 2018.03.09 12:12
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