『桜の護王』14.鳴滝(2)アップ。(個人サイトにて)
病院の片隅で嵯峨と貴司が向かいあっている。嵯峨は緊張して震えながらそれでも貴司をまっすぐに見ている。やがて思いつめたように貴司に向かって嵯峨が話し出す。「大西さんと付き合ってるそうね」「ああ、いや、少し一緒にでかけただけだよ」「彼女が私に言ってきたわ、別れてほしい、あなたが私と別れたがってるって」「そんなことは言ってない」「確かに私はあなたに手厳しいかもしれない、でも、あなたは今医者として最低よ」「ひどいな」「今やり直せばなんとかなる、それで私が不要になったら…諦める、けれど、お願い、今やり直して」「うるさい」「あなたのためを思ってるのよ」「うるさい、おまえもかあさんと同じか」
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登録日 2016.11.07 01:06
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