『闇を闇から』第4章 4.プシュカ(3) 『闇を見る眼』第4章 14 追加。
昨日の夜のことが蘇る。
「は…ふ…」
どれほどそうやって美並は泣いていただろう。
こんなに泣いたのはひさしぶりだ、そう思いながら顔を上げた。
駅前にはもうタクシーの影もない。時計は24時を回っている。
泣き続けていたせいで気づかなかったが、足下からぞわりと冷えが広がってきて、かなり寒い。
「京介……?」
気がつけば、電話の向こうは柔らかな溜め息を思わせる呼吸音だけが響いている。
「寝ちゃったの…?」
「は…ふ…」
どれほどそうやって美並は泣いていただろう。
こんなに泣いたのはひさしぶりだ、そう思いながら顔を上げた。
駅前にはもうタクシーの影もない。時計は24時を回っている。
泣き続けていたせいで気づかなかったが、足下からぞわりと冷えが広がってきて、かなり寒い。
「京介……?」
気がつけば、電話の向こうは柔らかな溜め息を思わせる呼吸音だけが響いている。
「寝ちゃったの…?」
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登録日 2018.05.23 13:01
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