『闇を闇から』第4章 4.プシュカ(7) 『闇を見る眼』第4章 17 追加。
「あー、疲れた」
美並は深く溜め息をついて駅のホームにへたり込む。
「慣れないことはするもんじゃないって?」
ずっと避けてきた、人目につくこと、目立つこと、興味を引くこと、魅きつけること。
けれどあそこでは、出来る限り有沢を煽るしかなかった。
有沢が絶望しているのはわかる、残りの命を恨みと呪いで生きていかねないことも。
そのまま突っ込んでどろりとした傷みに潰されてしまうことが、どれほど簡単で快いのかも、よく知っている。
「簡単なんだ」
自分が一番辛いと思い込むことなんて。
美並は深く溜め息をついて駅のホームにへたり込む。
「慣れないことはするもんじゃないって?」
ずっと避けてきた、人目につくこと、目立つこと、興味を引くこと、魅きつけること。
けれどあそこでは、出来る限り有沢を煽るしかなかった。
有沢が絶望しているのはわかる、残りの命を恨みと呪いで生きていかねないことも。
そのまま突っ込んでどろりとした傷みに潰されてしまうことが、どれほど簡単で快いのかも、よく知っている。
「簡単なんだ」
自分が一番辛いと思い込むことなんて。
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登録日 2018.05.26 08:43
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