『ラズーン』第四部 4.緋のリヒャルティ(4) (個人サイトでアップ)
夜から昼、そして夜。
ほんの僅かな休憩と食事を覗いて、ユーノ達はほとんど駆け通しに駆けて、ようやくセシ公分領地に入る。
「だけどな」
蹄の音の合間にイルファの声が響いて、ユーノは少し速度を緩めてそちらを見た。
「ラズーンてな、でかい割にあんまり兵隊がいねえな」
「そうだね」
「この分領地の境にしても、見張りらしい見張りは一人もいなかったろ? いいのかねえ、こんなことで」
「ラズーンへ入るまでに検問があるからね」
ユーノはラズーンの外側をぐるりと取り巻く白亜の外壁を思い浮かべた。
ほんの僅かな休憩と食事を覗いて、ユーノ達はほとんど駆け通しに駆けて、ようやくセシ公分領地に入る。
「だけどな」
蹄の音の合間にイルファの声が響いて、ユーノは少し速度を緩めてそちらを見た。
「ラズーンてな、でかい割にあんまり兵隊がいねえな」
「そうだね」
「この分領地の境にしても、見張りらしい見張りは一人もいなかったろ? いいのかねえ、こんなことで」
「ラズーンへ入るまでに検問があるからね」
ユーノはラズーンの外側をぐるりと取り巻く白亜の外壁を思い浮かべた。
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登録日 2018.05.27 09:07
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