『ラズーン』第四部 4.緋のリヒャルティ(5) (個人サイトでアップ)
鋭い目で、先頭の人間を凝視していたユーノは、ふと耳に響いた音にはっとした。ズボッ、というぬめりのある低い音。気づいたとしても、意味を考えるまでもないほどの微かな音、だが、戦いで鍛え抜かれた勘が警告音を鳴らす。
「イルファ!」
叫ぶと同時に手綱を引き、ヒストの歩みを止める。いきなり制止をかけられて猛ったヒストが棒立ちになって荒々しく嘶くのにも屈せず、ユーノは首を振った。
「だめだ!!」
「うぉうっ?!」
「イルファ!」
叫ぶと同時に手綱を引き、ヒストの歩みを止める。いきなり制止をかけられて猛ったヒストが棒立ちになって荒々しく嘶くのにも屈せず、ユーノは首を振った。
「だめだ!!」
「うぉうっ?!」
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登録日 2018.05.28 11:24
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