『ラズーン』第四部 8.使者(5) (個人サイトでアップ)
「はい」
ユーノは、弾けば響く立風琴(リュシ)のように、軽々と応じた。
「わかっています。使者とはいえ、『泉の狩人』(オーミノ)に気に入られなければ岩とかげよりも易々と屠られることも、道案内とされるシズミィのことも、人の生を呑み込む聖なる『狩人の山』(オムニド)の恐ろしさも」
まばたきする一瞬だけことばを止め、
「けれども、私以外に、誰が今、動けますか?」
相手の喉元に切っ先を突きつけるような声だと感じた。
ユーノは、弾けば響く立風琴(リュシ)のように、軽々と応じた。
「わかっています。使者とはいえ、『泉の狩人』(オーミノ)に気に入られなければ岩とかげよりも易々と屠られることも、道案内とされるシズミィのことも、人の生を呑み込む聖なる『狩人の山』(オムニド)の恐ろしさも」
まばたきする一瞬だけことばを止め、
「けれども、私以外に、誰が今、動けますか?」
相手の喉元に切っ先を突きつけるような声だと感じた。
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登録日 2018.07.29 11:28
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