『ラズーン』第四部 9.沈黙の扉(14) (個人サイトでアップ)
その『扉』は、神殿より少し離れた巨岩に作られていた。
『狩人の山』(オムニド)を埋める雪の中、神殿から蒼石の渡り廊下が扉までの距離を繋ぎ、人を導く。
廊下の突き当たりには小さな四阿がある。八本の支柱で囲まれた空間の正面に、ごつごつした岩に不似合いなほど繊細な水晶で作られた扉がはめ込まれている。幾何学模様を飾り帯のように散らせた幾重もの縁取りは、内側になるほど複雑精巧となり、見る者にこれを作り上げた人々の苦労を思わせた。
『狩人の山』(オムニド)を埋める雪の中、神殿から蒼石の渡り廊下が扉までの距離を繋ぎ、人を導く。
廊下の突き当たりには小さな四阿がある。八本の支柱で囲まれた空間の正面に、ごつごつした岩に不似合いなほど繊細な水晶で作られた扉がはめ込まれている。幾何学模様を飾り帯のように散らせた幾重もの縁取りは、内側になるほど複雑精巧となり、見る者にこれを作り上げた人々の苦労を思わせた。
コメント 0件
登録日 2018.08.24 09:17
0
件