本日の短編(18)前
本日の短編。
ベルーティカ王女のその後。
『パン屋の朝は早い』
毎朝、目が覚めると体の節々が少し痛い。
慣れない固いベッドのせいね……なんて思いながら身を起こし、カーテンを開くと外はまだ薄い暗がりの中で、空を見ると朝が近づき淡い色になった月が見えていた。
私、ベルーティカが働くパン屋の朝は、早い。
そろそろ準備をしなければ。
ベッドサイドのテーブルに置いているお世話になっているパン屋『森のめぐみ』から頂いたお仕着せに袖を通した。
何故『森のめぐみ』なんだろう……畑じゃないのね。
そう思いながらもなんとなく人のネーミングセンスにケチを付けるようで聞くことができない。
お仕着せはジョアンナさんのメイド服に似た、黒のスカートに白にエプロンという仕様のものだ。ただしスカートは結構短い。庶民向けってすごいわね、確かに動きやすいんだけど。
パン屋の人々は、とても親切だ。
一から十まで丁寧に仕事を教えてくれて、上手にできると嬉しそうに笑ってくれる。
私の仕事は主に力仕事で、現在パン作りには関わっていないのだけど。
これは仕方ない、だって私の方が人間の男よりも10倍は力持ちなんだから。
獣人のこの丈夫な体が役に立つのなら、それを使うのは当たり前だ。
ベルーティカ王女のその後。
『パン屋の朝は早い』
毎朝、目が覚めると体の節々が少し痛い。
慣れない固いベッドのせいね……なんて思いながら身を起こし、カーテンを開くと外はまだ薄い暗がりの中で、空を見ると朝が近づき淡い色になった月が見えていた。
私、ベルーティカが働くパン屋の朝は、早い。
そろそろ準備をしなければ。
ベッドサイドのテーブルに置いているお世話になっているパン屋『森のめぐみ』から頂いたお仕着せに袖を通した。
何故『森のめぐみ』なんだろう……畑じゃないのね。
そう思いながらもなんとなく人のネーミングセンスにケチを付けるようで聞くことができない。
お仕着せはジョアンナさんのメイド服に似た、黒のスカートに白にエプロンという仕様のものだ。ただしスカートは結構短い。庶民向けってすごいわね、確かに動きやすいんだけど。
パン屋の人々は、とても親切だ。
一から十まで丁寧に仕事を教えてくれて、上手にできると嬉しそうに笑ってくれる。
私の仕事は主に力仕事で、現在パン作りには関わっていないのだけど。
これは仕方ない、だって私の方が人間の男よりも10倍は力持ちなんだから。
獣人のこの丈夫な体が役に立つのなら、それを使うのは当たり前だ。
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登録日 2018.11.19 00:49
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