三矢由巳

三矢由巳

「みつやゆみ」と申します。よろしくお願いします。

「江戸から来た花婿」明日早朝更新

明日5月12日(旧暦四月八日)「江戸から来た花婿」21話「羽衣」を投稿します。
閲覧、お気に入り登録、ありがとうございます。

この話の中では和歌や物語が出てきます。
できるだけ有名な話、教科書に載ってるような歌人や物語を出すようにしてます。
問題は能です。
狂言は中学校の国語の教科書にも出てましたが、授業ではそれほど時間を割いて教えてもらってないんですよね。
能にいたっては、学校で能楽師を招いての能楽教室なんていうのがあれば別ですが、なかなか接する機会がありません。
私自身も「わたくしたちのお殿様」を書くようになってから、ネットで見たり、たまにEテレの古典芸能の番組で見たりするぐらいです。
でも、江戸時代の殿様達は能を自分で演じたり、見たりしているんです。
なにしろ、江戸城には能舞台があって、そこで将軍様自ら演じることも。
将軍がやっているんですから、大名もしないわけにはいきません。
自分で演じなくても演目の筋くらいは知っていないと恥をかきます。
町入能といって将軍家の祝い事のある時には町人の代表も江戸城に招かれて能を見ます。
町人も能に親しんでいたのです。
夏目漱石の「吾輩は猫である」でも苦沙弥先生、後架(便所)で謡をうなってます。
明治時代になってもそんな感じです。
現代ではあまり親しまれていませんが、当時は常識。
というわけで、能が出てくると原稿書くのに時間がかかってしまいます。
それもあっての隔日更新です。
今回の「羽衣」は、天女の羽衣を漁師が隠してしまうというお話。
昔話でもおなじみです
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登録日 2019.05.11 21:24

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