『未来を負うもの』5.再会の父(2)アップ。
溜まり続けた問い、ため続けた不安と怒り、それらを解消する答えは戻らないと直感していた。だが、聞かずにはおられなかった、とても聞かないではすませられなかった。
両手のこぶしを戦うように握りしめ、体にひきつけて仁はわめいた。
「父さんも、人殺しなのか!」
(僕を騙して。母さんを捨てて)
「『夏越』の下で、新しい世界とやらを作ってたのか!」
(自分の力を使いたいために。自分だけが楽になりたいために)
「どうして、今頃、戻って来たんだ!」
(どうして、今になって。力が現れた今、僕が『夏越』に敵対してしまっている、今になって)
両手のこぶしを戦うように握りしめ、体にひきつけて仁はわめいた。
「父さんも、人殺しなのか!」
(僕を騙して。母さんを捨てて)
「『夏越』の下で、新しい世界とやらを作ってたのか!」
(自分の力を使いたいために。自分だけが楽になりたいために)
「どうして、今頃、戻って来たんだ!」
(どうして、今になって。力が現れた今、僕が『夏越』に敵対してしまっている、今になって)
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登録日 2017.01.05 22:35
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