『未来を負うもの』8.攻防戦(2)アップ。
扉に吸い込まれていく後ろ姿を、さとるはきつく歯を食いしばって見送った。同じように仁を見ているダリューを見上げ、苛々と促す。
「行こう、早く」
ダリューは瞬いて、のろのろとさとるを見下ろした。
「彼が、浅葱、仁」
「そうだよ、とにかく行こう、マイヤのいるところはわかってんだろ」
反応の鈍いダリューを睨みつけて、
「ぼくは、仁に頼まれたんだから」
「さとる」
「なにさ」
舌打ちしながら振り仰ぐさとるに問いかける。
「彼はどうしてこんな短期間にあそこまで安定したんだろう」
さとるは眉を寄せた。
「どういうこと?」
「行こう、早く」
ダリューは瞬いて、のろのろとさとるを見下ろした。
「彼が、浅葱、仁」
「そうだよ、とにかく行こう、マイヤのいるところはわかってんだろ」
反応の鈍いダリューを睨みつけて、
「ぼくは、仁に頼まれたんだから」
「さとる」
「なにさ」
舌打ちしながら振り仰ぐさとるに問いかける。
「彼はどうしてこんな短期間にあそこまで安定したんだろう」
さとるは眉を寄せた。
「どういうこと?」
コメント 0件
登録日 2017.01.12 13:50
0
件