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16歳と18歳②(レイモンド)
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柔らかなアリスの唇が僕に触れて熱を持つ。
ハッとして戸惑いアリスを突き飛ばす。
「いたっ!」
と言うアリスに僕は我にかえる。
「あっ!ごごごめん!アリス!痛かった!?」
と助け起こす。
しかしどうしていいのかわからず目が回る。
「な、なんで?その…アリスは…」
「お義兄様のバカ!!私を逃げないでと言った癖に!逃げているのはお義兄様ですわ!!」
としがみつかれた。アリスはこの2年で更に美しくなっており成長し胸も膨らんでいた。
「うっ!」
「あ、お腹大丈夫ですか?」
と殴られた箇所を撫でられる。
そんな…密着されるとキツい。折角アリスへの想いを封じたのに。
「……うう…」
と唸るがアリスはとんでもないことを口にした。
「お義兄様…私は…お義兄様と結婚しますわ!」
と言うアリスに僕は片目を見開く。
「な、なんだって…!!?」
わけがわからない。
アリスはゴソゴソとポケットから木箱を取り出した。
「!!そ、それは!!僕の気持ち悪い髪の毛!!」
何でまだそんなの持ってるんだ!?
「そうです……。私はずっとこれを大切に持っていたんですよ!私の方が気持ちが悪いですわ!うふふ」
と言う。アリスが気持ち悪いわけない。
「そんなことは…僕…僕なんて勝手にアリスの髪の毛を気付かないうちにちょっとだけ貰って持ってるんだ!僕の方が気持ち悪いよ!!」
と言った!しかしアリスは
「まぁ私達とっても病んでおりますのね…お似合いですわ」
と言われ僕は恥ずかしくなる。
「気持ち悪く無いの?」
「お義兄様の髪ですから気持ち悪くありませんよ?」
と言うから心臓が破裂しそうなくらいドキドキした。思わず手で押さえる。
「お義兄様大丈夫ですか?そこも蹴られました!?」
アリスが心配して心臓をさすろうとする細い手を掴む。
「違うよ…とっても熱くてドキドキしている。僕の愛するお人形さんから結婚したいなんて言われたんだ…!ほ、本当に結婚して一生側にいてくれるの?」
聞き違いかと確認する。
「ええ、私はお義兄…レイモンド様のお人形ですもの。ちゃんと管理していただかないと困りますわ。好きな服も着ますし。ちゃんと大人しくお膝にも乗りますわ」
と言われ熱いものが方目から出る。
「きちんと目をお医者様に診せて下さいね」
「治らないかもしれないよ?片目は嫌?」
「片目にした人は誰ですか?」
と問い詰められ僕はとうとうこれまで受けた虐めを全て白状する。
アリスは静かに寄り添い聞いてくれた。今まで言えなかった僕の苦しみを全部吐き出した。
「せめて相談してくれれば私はレイモンド様の味方だったのに!」
と悔しがるアリスに頭をポンポンする。
「ありがとう…アリス…。大丈夫だよ。僕ずっとこんなこと慣れているんだ。昔からね。だから…優しくしてくれたお義父様やアリスは大好きなんだ…。こんなこと僕の人生で無かったから…
僕…人からきっと嫌われる星でも持っているんだ。だから皆から嫌われて…愛されることなんてないのが僕の普通なのに…本当に僕なんかと結婚していいの?」
するとアリスは涙を流し抱きついた。
「レイモンド様のお側にいられるならいいです!ちゃんとお世話してくださいね!私はレイモンド様が大好きですわ!!
卒業したら結婚して一緒に可愛い新しいお人形を作りましょう?」
と言われた。新しい…人形?それって…僕とアリスの…子供…?意味を理解し頭が沸騰しそうだ。
「アリス!!ごめん!!人形だなんていつまでも言って…」
「いいんですよ。もう泣かないで一緒に遊びましょうね」
おう言われ僕は震えて抱きしめ
「うんっ!!うん!一緒にずっと遊ぼう!!ずっと無くさないよ!大切に扱うよ!!」
と暫くひんひんと僕は泣きじゃくった。
*
それから僕は少し変わった。
不気味な人形やらを首から下げて持ち歩いた。アリスも同じようにそうして頭がおかしい奴等として学園中の噂になり始めた。
すれ違う人間には
「触れると死ぬ」
とボソリと言い身を守った。片目を潰したと王子も気味悪がりそれ以来近寄らなくなった。
ある日僕はアリスにプレゼントを貰った。小さな箱だ。
「これ!腕のいい職人に作ってもらったのよ!!」
と言い箱を渡され何が入ってるのかと箱を開けて中身を見て
「ぎゃあああああ!!」
と叫んだ。
アリスはクスクス笑う。
「うう、驚いた…本物かと思ったよ…。何だ義眼か…よく出来てる」
「そうでしょう?目がいきなり復活したら皆きっと驚くわ!」
アリスが僕の為に義眼を作ってくれたなんて!!とても嬉しい!!早速嵌めてみた。
「どう?違和感ある?」
アリスは覗き込む。
「ん…大丈夫…とても嬉しい…」
アリスが手鏡を渡してくれて何度も角度を変えて見た。
「凄い…僕の色…アリスの色…とても綺麗」
「ふふ…良かった」
アリスが笑い手を繋ぎ自然とキスをする。
思ってもいなかった幸せがやってきて僕もうすぐ死ぬのかな?と思った。
僕は一旦ジョルジュさんの祖父の養子となりアリスと正式に結婚するために準備をすることになった。
ジョルジュさんも喜んで協力してくれた。
ハッとして戸惑いアリスを突き飛ばす。
「いたっ!」
と言うアリスに僕は我にかえる。
「あっ!ごごごめん!アリス!痛かった!?」
と助け起こす。
しかしどうしていいのかわからず目が回る。
「な、なんで?その…アリスは…」
「お義兄様のバカ!!私を逃げないでと言った癖に!逃げているのはお義兄様ですわ!!」
としがみつかれた。アリスはこの2年で更に美しくなっており成長し胸も膨らんでいた。
「うっ!」
「あ、お腹大丈夫ですか?」
と殴られた箇所を撫でられる。
そんな…密着されるとキツい。折角アリスへの想いを封じたのに。
「……うう…」
と唸るがアリスはとんでもないことを口にした。
「お義兄様…私は…お義兄様と結婚しますわ!」
と言うアリスに僕は片目を見開く。
「な、なんだって…!!?」
わけがわからない。
アリスはゴソゴソとポケットから木箱を取り出した。
「!!そ、それは!!僕の気持ち悪い髪の毛!!」
何でまだそんなの持ってるんだ!?
「そうです……。私はずっとこれを大切に持っていたんですよ!私の方が気持ちが悪いですわ!うふふ」
と言う。アリスが気持ち悪いわけない。
「そんなことは…僕…僕なんて勝手にアリスの髪の毛を気付かないうちにちょっとだけ貰って持ってるんだ!僕の方が気持ち悪いよ!!」
と言った!しかしアリスは
「まぁ私達とっても病んでおりますのね…お似合いですわ」
と言われ僕は恥ずかしくなる。
「気持ち悪く無いの?」
「お義兄様の髪ですから気持ち悪くありませんよ?」
と言うから心臓が破裂しそうなくらいドキドキした。思わず手で押さえる。
「お義兄様大丈夫ですか?そこも蹴られました!?」
アリスが心配して心臓をさすろうとする細い手を掴む。
「違うよ…とっても熱くてドキドキしている。僕の愛するお人形さんから結婚したいなんて言われたんだ…!ほ、本当に結婚して一生側にいてくれるの?」
聞き違いかと確認する。
「ええ、私はお義兄…レイモンド様のお人形ですもの。ちゃんと管理していただかないと困りますわ。好きな服も着ますし。ちゃんと大人しくお膝にも乗りますわ」
と言われ熱いものが方目から出る。
「きちんと目をお医者様に診せて下さいね」
「治らないかもしれないよ?片目は嫌?」
「片目にした人は誰ですか?」
と問い詰められ僕はとうとうこれまで受けた虐めを全て白状する。
アリスは静かに寄り添い聞いてくれた。今まで言えなかった僕の苦しみを全部吐き出した。
「せめて相談してくれれば私はレイモンド様の味方だったのに!」
と悔しがるアリスに頭をポンポンする。
「ありがとう…アリス…。大丈夫だよ。僕ずっとこんなこと慣れているんだ。昔からね。だから…優しくしてくれたお義父様やアリスは大好きなんだ…。こんなこと僕の人生で無かったから…
僕…人からきっと嫌われる星でも持っているんだ。だから皆から嫌われて…愛されることなんてないのが僕の普通なのに…本当に僕なんかと結婚していいの?」
するとアリスは涙を流し抱きついた。
「レイモンド様のお側にいられるならいいです!ちゃんとお世話してくださいね!私はレイモンド様が大好きですわ!!
卒業したら結婚して一緒に可愛い新しいお人形を作りましょう?」
と言われた。新しい…人形?それって…僕とアリスの…子供…?意味を理解し頭が沸騰しそうだ。
「アリス!!ごめん!!人形だなんていつまでも言って…」
「いいんですよ。もう泣かないで一緒に遊びましょうね」
おう言われ僕は震えて抱きしめ
「うんっ!!うん!一緒にずっと遊ぼう!!ずっと無くさないよ!大切に扱うよ!!」
と暫くひんひんと僕は泣きじゃくった。
*
それから僕は少し変わった。
不気味な人形やらを首から下げて持ち歩いた。アリスも同じようにそうして頭がおかしい奴等として学園中の噂になり始めた。
すれ違う人間には
「触れると死ぬ」
とボソリと言い身を守った。片目を潰したと王子も気味悪がりそれ以来近寄らなくなった。
ある日僕はアリスにプレゼントを貰った。小さな箱だ。
「これ!腕のいい職人に作ってもらったのよ!!」
と言い箱を渡され何が入ってるのかと箱を開けて中身を見て
「ぎゃあああああ!!」
と叫んだ。
アリスはクスクス笑う。
「うう、驚いた…本物かと思ったよ…。何だ義眼か…よく出来てる」
「そうでしょう?目がいきなり復活したら皆きっと驚くわ!」
アリスが僕の為に義眼を作ってくれたなんて!!とても嬉しい!!早速嵌めてみた。
「どう?違和感ある?」
アリスは覗き込む。
「ん…大丈夫…とても嬉しい…」
アリスが手鏡を渡してくれて何度も角度を変えて見た。
「凄い…僕の色…アリスの色…とても綺麗」
「ふふ…良かった」
アリスが笑い手を繋ぎ自然とキスをする。
思ってもいなかった幸せがやってきて僕もうすぐ死ぬのかな?と思った。
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ジョルジュさんも喜んで協力してくれた。
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