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第ニ章
day.33
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楽しかった遊園地デートの翌日。
朝は買ったばかりのお揃いのマグカップを使ってコーヒーを飲み、ご機嫌で大学に向かった。
授業が終わり、ふらふらと寄り道をしていると、珍しく冬悟が誰かと話しているところに遭遇した。
「あれ?冬悟じゃん。こんなところで会うなんて珍しいな。」
見つけてしまった手前、無視するのもなんだしなぁ、と声を掛ける。
すると、手前にいた男性がこちらにクルッと振り返った。
「おや、こちらの方は?」
「こんにちは。俺は冬悟の」
「従兄弟の純也だ。」
はぁ!?
また従兄弟設定かよ!?
いい加減にしろよというように睨みつけると、逆に、これ以上何も言うなと威圧的に睨み返された。
冬悟の視線の鋭さに怯んでしまった俺は、ぐっと口を閉ざす。
紹介された男は、なるほどと納得していやがる。
「こんにちは。可愛らしい従兄弟さんですね。」
「…7歳下なんでね。まだまだ騒がしい年頃ですよ。」
「ハハッ。それはそれは大変ですね。従兄弟さんも来られたようですし、そろそろ失礼いたします。」
ペコっと会釈をして、その男が去って行った後、冬悟をもう一度キッと睨みつける。
「おい、テメェ。いい加減、従兄弟設定やめろよ!」
はぁっと溜息を吐いた後、俺の視線を無視してスタスタと歩き出した。
「…文句なら家で聞いてやる。帰るぞ。さっさと車に乗れ。」
あれ?
もしかして怒ってる…?
久しぶりの高圧的な口調にそう感じたが、俺だって怒っている。
冬悟の車に乗り込み、険悪な雰囲気が漂う中、終始無言で家に着いた。
家に着くなり、啖呵を切る。
「テメェ、どういうつもりなんだよ!?一体いつまで俺はアンタの従兄弟で居続けなきゃなんねーんだよ!?」
すると、久しぶりに冷たい眼差しが俺を見下ろす。
「…前にも一度説明したはずだが、もう忘れたのか?お前は今の生活を続けたいだろう?」
「それは聞いた!だから、大学ではそうしてる!だけど、アンタの知人にまでも隠さないといけねぇのかよ!?周さんは知ってたじゃねぇか!」
うーっと唸るも、冬悟は眉一つ動かさない。
「…お前のことは周にしか言っていない。アイツは俺の目的を知っていたからな。口も硬いし、問題は無い。それはいいとして、お前は本当にわかっているのか?」
「な、何をだよ?」
はあっと呆れたように溜息を吐かれた。
「俺の妻だと周囲に紹介することのリスクをだ。」
「………リスクって?」
「そういうところだ。」
やれやれといった風に頭を抱えられてしまった。
何がそんなに問題なのか、正直、皆目見当がつかない。
「そもそも、お前は脇が甘い。あの人にも小百合さんにも、ホイホイ連れて行かれるようなレベルだ。そんな程度では、すぐに都合の良いように利用されるだけだ。」
「利用されるって、みんながみんな、そんなんじゃねぇだろ?」
冷たい瞳が、スッと細められる。
「お前は金持ちの世界を知らなさすぎる。」
痛いところを突かれ、うっと口籠る。
「…お前はこの世界を美しく、輝かしいもののように思っているのかもしれないが、実際には、嫉妬や妬み、それに陰謀が渦巻く世界だ。そんな世界で生きている百戦錬磨の人間に、今のお前では、到底歯が立たん。」
「だから、もっと勉強しろってこと?」
どうやら、的外れな答えをしてしまったらしい。呆れたように、はあぁっと深く溜息を吐かれた。
「…そもそも、どうしてお前は俺の妻だと他人に言って欲しいんだ?俺は、お前をそうだと認めている。互いに夫夫だと認識している。それ以上、何を望む?」
確かに、互いが夫夫だと認めていれば、本当はそれでいいのだろう。
だけど、俺は。
「俺は、ちゃんと冬悟の隣に並びたい。今のままだと、冬悟にずっと守ってもらってる感じがする。…子ども扱いされている感じがする。それに、このままだと世間では、冬悟はずっと独身で、ずっと小百合さんのもののままなんだろ?そんなの嫌だ。だって、冬悟は俺のなのに…。」
俯いた俺の前から、溜息が聞こえてきた。
「…そんなくだらん理由なら、却下だ。世間には、そのままで充分だ。」
その発言にカチンときた。
勢いよく食ってかかる。
「くだらないって何だよ!?アンタにとっては、そうかもしれねぇけど、俺は真剣に悩んでんだよ!その答えがくだらないって、テメェ何様だよ!!もういい!これからは、俺は妻だって宣言してやるからな!」
「いい加減にしろ。」
こんなに低く冷たい声色を向けられたのは初めてで、ビクッと体が震えた。
「駄々をこねるな。大体、言いふらしても、損をするのはお前の方だ。それぐらい理解れ。」
冬悟の表情が怖くて、直視できずに目を逸らす。
「冬悟は俺との関係を、誰にも言いたくないだけだろ?だったら、最初からそう言えよ。」
初めて怒られたことと、俺との関係を隠したいんだってわかったショックで、声が震えた。
そして、逃げるようにダッと家を飛び出した。
「純也!」
背後から冬悟の呼ぶ声が聞こえたが、それに止まることなく、走っていく。
やっぱり、俺とのことを誰かに言うのは、恥ずかしいんだ。
それに、俺の気持ちなんて、冬悟にとってはくだらないことなんだ。
本当は、俺のことを妻だなんて思っていないのかも…。
段々と気持ちが沈み、途中で足が重くなってくる。ゆっくりと走るのをやめ、俯いたままトボトボと歩き出した。
すると突然、誰かにドンッとぶつかってしまった。
「うわっ!ごめんなさい…!」
「こちらこそすみませン。大丈夫ですカ?って、奥サマじゃないですカ~!お久しぶりでス。周でございまス~!」
どうやらぶつかった相手は、俺達の関係を知る冬悟の秘書、周さんだった。
朝は買ったばかりのお揃いのマグカップを使ってコーヒーを飲み、ご機嫌で大学に向かった。
授業が終わり、ふらふらと寄り道をしていると、珍しく冬悟が誰かと話しているところに遭遇した。
「あれ?冬悟じゃん。こんなところで会うなんて珍しいな。」
見つけてしまった手前、無視するのもなんだしなぁ、と声を掛ける。
すると、手前にいた男性がこちらにクルッと振り返った。
「おや、こちらの方は?」
「こんにちは。俺は冬悟の」
「従兄弟の純也だ。」
はぁ!?
また従兄弟設定かよ!?
いい加減にしろよというように睨みつけると、逆に、これ以上何も言うなと威圧的に睨み返された。
冬悟の視線の鋭さに怯んでしまった俺は、ぐっと口を閉ざす。
紹介された男は、なるほどと納得していやがる。
「こんにちは。可愛らしい従兄弟さんですね。」
「…7歳下なんでね。まだまだ騒がしい年頃ですよ。」
「ハハッ。それはそれは大変ですね。従兄弟さんも来られたようですし、そろそろ失礼いたします。」
ペコっと会釈をして、その男が去って行った後、冬悟をもう一度キッと睨みつける。
「おい、テメェ。いい加減、従兄弟設定やめろよ!」
はぁっと溜息を吐いた後、俺の視線を無視してスタスタと歩き出した。
「…文句なら家で聞いてやる。帰るぞ。さっさと車に乗れ。」
あれ?
もしかして怒ってる…?
久しぶりの高圧的な口調にそう感じたが、俺だって怒っている。
冬悟の車に乗り込み、険悪な雰囲気が漂う中、終始無言で家に着いた。
家に着くなり、啖呵を切る。
「テメェ、どういうつもりなんだよ!?一体いつまで俺はアンタの従兄弟で居続けなきゃなんねーんだよ!?」
すると、久しぶりに冷たい眼差しが俺を見下ろす。
「…前にも一度説明したはずだが、もう忘れたのか?お前は今の生活を続けたいだろう?」
「それは聞いた!だから、大学ではそうしてる!だけど、アンタの知人にまでも隠さないといけねぇのかよ!?周さんは知ってたじゃねぇか!」
うーっと唸るも、冬悟は眉一つ動かさない。
「…お前のことは周にしか言っていない。アイツは俺の目的を知っていたからな。口も硬いし、問題は無い。それはいいとして、お前は本当にわかっているのか?」
「な、何をだよ?」
はあっと呆れたように溜息を吐かれた。
「俺の妻だと周囲に紹介することのリスクをだ。」
「………リスクって?」
「そういうところだ。」
やれやれといった風に頭を抱えられてしまった。
何がそんなに問題なのか、正直、皆目見当がつかない。
「そもそも、お前は脇が甘い。あの人にも小百合さんにも、ホイホイ連れて行かれるようなレベルだ。そんな程度では、すぐに都合の良いように利用されるだけだ。」
「利用されるって、みんながみんな、そんなんじゃねぇだろ?」
冷たい瞳が、スッと細められる。
「お前は金持ちの世界を知らなさすぎる。」
痛いところを突かれ、うっと口籠る。
「…お前はこの世界を美しく、輝かしいもののように思っているのかもしれないが、実際には、嫉妬や妬み、それに陰謀が渦巻く世界だ。そんな世界で生きている百戦錬磨の人間に、今のお前では、到底歯が立たん。」
「だから、もっと勉強しろってこと?」
どうやら、的外れな答えをしてしまったらしい。呆れたように、はあぁっと深く溜息を吐かれた。
「…そもそも、どうしてお前は俺の妻だと他人に言って欲しいんだ?俺は、お前をそうだと認めている。互いに夫夫だと認識している。それ以上、何を望む?」
確かに、互いが夫夫だと認めていれば、本当はそれでいいのだろう。
だけど、俺は。
「俺は、ちゃんと冬悟の隣に並びたい。今のままだと、冬悟にずっと守ってもらってる感じがする。…子ども扱いされている感じがする。それに、このままだと世間では、冬悟はずっと独身で、ずっと小百合さんのもののままなんだろ?そんなの嫌だ。だって、冬悟は俺のなのに…。」
俯いた俺の前から、溜息が聞こえてきた。
「…そんなくだらん理由なら、却下だ。世間には、そのままで充分だ。」
その発言にカチンときた。
勢いよく食ってかかる。
「くだらないって何だよ!?アンタにとっては、そうかもしれねぇけど、俺は真剣に悩んでんだよ!その答えがくだらないって、テメェ何様だよ!!もういい!これからは、俺は妻だって宣言してやるからな!」
「いい加減にしろ。」
こんなに低く冷たい声色を向けられたのは初めてで、ビクッと体が震えた。
「駄々をこねるな。大体、言いふらしても、損をするのはお前の方だ。それぐらい理解れ。」
冬悟の表情が怖くて、直視できずに目を逸らす。
「冬悟は俺との関係を、誰にも言いたくないだけだろ?だったら、最初からそう言えよ。」
初めて怒られたことと、俺との関係を隠したいんだってわかったショックで、声が震えた。
そして、逃げるようにダッと家を飛び出した。
「純也!」
背後から冬悟の呼ぶ声が聞こえたが、それに止まることなく、走っていく。
やっぱり、俺とのことを誰かに言うのは、恥ずかしいんだ。
それに、俺の気持ちなんて、冬悟にとってはくだらないことなんだ。
本当は、俺のことを妻だなんて思っていないのかも…。
段々と気持ちが沈み、途中で足が重くなってくる。ゆっくりと走るのをやめ、俯いたままトボトボと歩き出した。
すると突然、誰かにドンッとぶつかってしまった。
「うわっ!ごめんなさい…!」
「こちらこそすみませン。大丈夫ですカ?って、奥サマじゃないですカ~!お久しぶりでス。周でございまス~!」
どうやらぶつかった相手は、俺達の関係を知る冬悟の秘書、周さんだった。
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