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第ニ章
day.54
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久しぶりに自分のベッドを使ったが、隣に冬悟がいないのが寂しくて、それに落ち着かなくて、全然眠れなかった。
何で、こんなことになっちゃったんだ?
心がここにないって、何だよ?
俺の心は、ずっと冬悟のものだったのに、どうして……?
昨日言われたことを何度考えても、冬悟がそう勘違いした原因が、全くわからない。
冬悟みたいに、誰かとイチャついた覚えもないし、勘違いさせるようなことをした覚えもない。
ずっと起きていたけれど、朝から顔を合わせるのも気まずくて、冬悟が出て行く時間まで、ベッドの上で大人しくしていた。
出掛けたのを確認してから、部屋を出て、リビングに向かう。
そこで、ある変化に気が付いた。
この時間に起きると、いつもテーブルの上に1人分の朝食が用意されてあった。
だけど、今日はそれがない。
何も乗っていないテーブルに寂しさを覚え、食べる気がなくなってしまった俺は、久しぶりに朝食を抜いた。
気分は沈み、何もしたくないのに、今日はバイトがある。
嫌々支度をして、重たい足を引きずりながら、家を出た。
寝不足なこともあり、頭が上手く回らなかったが、何とかバイトをやり切り、足取り重く、とぼとぼと歩いていると、ガラガラと大きなキャリーケースを持っている人と偶然すれ違った。
それが視界に入った途端、ふと、冬悟がいなくなった日のことを思い出してしまう。
もしかして、今朝見てない間に、荷物をまとめて出ていってしまったのではないか。
そう思った瞬間、サアッと血の気が引いていく。
また俺から離れていくのかよ……そんなの嫌だ!!
俺だって怒っていた筈なのに、それ以上に冬悟を失いたくなくて、無我夢中で走り出す。
冬悟を引き止めたくて、会社の近くまで来た際に、見たことのあるグレーのスーツが目の端に飛び込んできた。
もしかして、あの人―。
考えるよりも先に身体が勝手に動き、その男に声をかける。
「あのっ!」
「はい?」
振り返ったその相手は、例の冬悟の不倫相手だった。
ビンゴだ。
近くで見ると、俺よりも身長が高く、意外と体躯もしっかりとしており、本当に整った顔をしている、爽やかイケメンだ。
初めて対峙する相手に、ドキドキと動機が早くなる。
「あの、突然話しかけてすみません。えっと、諏訪 冬悟の知り合いですよね?」
その男は、不思議そうにまじまじと俺を見ていたが、やがて、顔をぱああっと明るくさせていった。
「あぁ!君は冬悟の妻の純也さんだね!写真で見せてもらった通り、可愛らしい方だ!」
あれ?
何で俺の顔と名前………?
何故知っているのか、不思議に思いながらもコクッと頷く。
「そ、そうです。」
「はじめまして!僕は、陽介・マルティーニといいます。冬悟の大学時代からの友人です。どうぞよろしく!」
挨拶として差し出された手を握る。
ちらっと表情を伺うが、ニコニコと微笑むその笑顔からは、全く敵意を感じない。
それどころか、俺に好意的なように感じた。
「あの、マルティーニ…さんは、冬悟のお友達、なんですよね?」
しかし、まだ疑っている俺は、相手の一挙一動を見逃さまいと、じっと探るように見つめる。
しかし、彼はただ笑顔で、大きく頷いた。
「陽介で構わないよ。堅苦しいのは苦手なんだ。あぁ、そうだとも。いやぁ、あの男がこんな可愛らしい人と一緒になるなんて、思いもしなかったよ!昔から、嫌味かと思うくらいモテまくっていたけど、彼には許嫁がいたからね。てっきりその人とかと思っていたら、違ってびっくりだよ!」
HAHAHA!と爽やかに笑っている彼に、ぽかんとしてしまう。
だけど、この人は、どうして俺とのことを知っているんだ?
「あ、あの!どうして、俺のことを?」
「ん?あぁ、君のことは、冬悟に教えてもらったんだよ。この間、久しぶりに会って、一緒に飲みに行ったんだけど、その時に結婚の報告を受けてね。写真を見せろとせがんだら、渋々見せてくれたよ!」
驚きのあまり、目と口をぽかんと開けたまま、固まる。
冬悟の口から、誰かに、俺と結婚したって告げることがあるなんて!!
それ自体が、信じられなくて、嘘なんじゃないかと疑ってしまう。
………だけど、もしそれが本当なら、この人は、マジで友人なのかも。
ということは、もしかして、また俺の勘違い……!?
そのことに気付いた途端、またやってしまったと内心で落ち込む。
俺、冬悟のことに関しては、学習能力ないのかも………。
どうしても、不安が勝ってしまい、視野が狭くなってしまう。
ホント、俺ってダメなヤツだな……。
悶々とそんなことを考えていると、陽介さんの口から、驚きの提案が飛び出した。
「もしかして、君も冬悟に用事があるのかな?そうだ!これから冬悟の会社に行くところだったんだ。よかったら一緒にどうだい?」
「えっ!?」
まさかの、不倫相手(?)と一緒に、冬悟の会社に突撃することになってしまった。
前に冬悟の会社に来た時は、ビルの1階までで、中に入ることはなかった。
だけど、何故か今、陽介さんと一緒に、応接室のソファに座って、冬悟を待っている。
どうして、こんなことになってしまったのか。顔を合わせ辛いこともあり、緊張して周りを見る余裕がない。
「大丈夫だよ、冬悟は怒らないさ!」
俺とは対照的に、陽介さんはあっけらかんとしている。
絶対に怒ると確信している今の俺には、その明るさが羨ましい。
ほんの少し待っていると、コンコンとノックする音が聞こえ、カチャと静かに扉が開いた音がした。
「待たせたな、陽介………と純也?何故お前がここにいる?」
部屋に入ってきた冬悟は、俺の姿を確認するなり、目を細めて睨んできた。
「えっと、その……。」
やっぱり怒らせちゃったよ……。
バツが悪そうに口籠り、身を縮こませると、隣に座っていた陽介さんが、スッと立ち上がった。
「やあ、冬悟!会いたかったよ!彼が君に用事があるって近くにいたから、僕が連れて来たんだ!妻だから会社に来ても、何も問題はないだろう?」
そう言いながら、両手を広げて冬悟に近づき、軽くハグをした。
「…問題大ありだ。どこで知り合ったのかは知らんが、勝手に連れて来るな。」
はあっと溜息を吐きながらも、冬悟もそれに応える。
あれ?この構図、どこかで…………?
ああ~~~っ!!
あの時の抱擁は、挨拶だったのか!!
俺の中で、完全に誤解が解けそうになった瞬間、陽介さんはそのまま冬悟にスッと顔を近づけ、頬にキスをした。
え――?
それを目撃した途端、ザワッと胸がざわつき、今度は俺がバッと勢いよく立ち上がって、2人を指差して叫んだ。
「やっぱり不倫してんじゃねーか!!!」
「えっ?」
「………………………。」
冬悟をキッと睨みつけ、ゔーっと唸るも、陽介さんはきょとんとし、冬悟は呆れている。
2人の反応が思っていたものと違って、俺自身もあれ?と戸惑い始めてきた。
………………………。
謎の沈黙の時間が、数秒間流れる。
この痛い沈黙を破ったのは、冬悟の溜息だった。
「………悪いな、コイツは馬鹿なんだ。」
「えっと?………もしかして、僕に嫉妬したってことで、合ってるかな?」
不倫を疑われたにも関わらず、頭を抱えた冬悟と、肩を震わせながら、微笑ましく俺を見つめる陽介さんに、もしかして、やっぱり勘違いだったかもしれないという思いが、むくむくと大きくなっていく。
「だ、だ、だって、今キスしただろ!?」
間違っているかもしれないという気持ちから、羞恥心が芽生え、段々と顔が熱くなっていき、挙動不審になる。
「本当に可愛らしい人だね。あんなキスでも嫌なのかい?」
そんな俺のところに、不敵な笑みを浮かべた陽介さんが、スッと近づいてきた。
そして、急にズイッと至近距離までその整った顔を近づけられ、ビクッと身体が強張る。
「い、嫌だ!」
キッと強く睨みつけるも、目の前の陽介さんは、ただ楽しそうに笑っている。
「ぷっ…くくっ、そうなんだ。なんなら、君にもしてあげようか?」
「えっ?」
その瞬間、ドゴッと机を殴ったような大きな音が響き渡った。
「…おい、陽介、いい加減にしろ。」
それと同時に、怒りに満ちた低い冬悟の声も聞こえ、陽介さんはピタッと固まり、ゆっくりと振り返る。
「ご、ごめんね、冬悟。あまりに反応が可愛いいから、ついついやり過ぎちゃったよ。」
「…いいから、純也から離れろ。」
何故かすごい剣幕で、冬悟が陽介さんを睨んでおり、陽介さんは、ヒエッと怯えた様子で俺からすぐに離れ、ちょこんと静かにソファに座った。
「と、冬悟?」
「…お前もお前で、警戒心がなさ過ぎだ。」
頭を抱えて、はぁっと溜息を吐きながら、冬悟は俺を、こっちに来いと呼び寄せた。
気まずい筈なのに、体が勝手にピクッと反応し、すぐにタッと冬悟の元へ駆け寄る。
俺のだって抱きつきたい衝動を何とか抑えて、隣にそっと座ると、冬悟はこちらに向き直った。
「…純也、よく聞け。お前が見た一連の流れは、ただの挨拶だ。」
「はぁ!?あ、挨拶だと~~!!??」
何で、こんなことになっちゃったんだ?
心がここにないって、何だよ?
俺の心は、ずっと冬悟のものだったのに、どうして……?
昨日言われたことを何度考えても、冬悟がそう勘違いした原因が、全くわからない。
冬悟みたいに、誰かとイチャついた覚えもないし、勘違いさせるようなことをした覚えもない。
ずっと起きていたけれど、朝から顔を合わせるのも気まずくて、冬悟が出て行く時間まで、ベッドの上で大人しくしていた。
出掛けたのを確認してから、部屋を出て、リビングに向かう。
そこで、ある変化に気が付いた。
この時間に起きると、いつもテーブルの上に1人分の朝食が用意されてあった。
だけど、今日はそれがない。
何も乗っていないテーブルに寂しさを覚え、食べる気がなくなってしまった俺は、久しぶりに朝食を抜いた。
気分は沈み、何もしたくないのに、今日はバイトがある。
嫌々支度をして、重たい足を引きずりながら、家を出た。
寝不足なこともあり、頭が上手く回らなかったが、何とかバイトをやり切り、足取り重く、とぼとぼと歩いていると、ガラガラと大きなキャリーケースを持っている人と偶然すれ違った。
それが視界に入った途端、ふと、冬悟がいなくなった日のことを思い出してしまう。
もしかして、今朝見てない間に、荷物をまとめて出ていってしまったのではないか。
そう思った瞬間、サアッと血の気が引いていく。
また俺から離れていくのかよ……そんなの嫌だ!!
俺だって怒っていた筈なのに、それ以上に冬悟を失いたくなくて、無我夢中で走り出す。
冬悟を引き止めたくて、会社の近くまで来た際に、見たことのあるグレーのスーツが目の端に飛び込んできた。
もしかして、あの人―。
考えるよりも先に身体が勝手に動き、その男に声をかける。
「あのっ!」
「はい?」
振り返ったその相手は、例の冬悟の不倫相手だった。
ビンゴだ。
近くで見ると、俺よりも身長が高く、意外と体躯もしっかりとしており、本当に整った顔をしている、爽やかイケメンだ。
初めて対峙する相手に、ドキドキと動機が早くなる。
「あの、突然話しかけてすみません。えっと、諏訪 冬悟の知り合いですよね?」
その男は、不思議そうにまじまじと俺を見ていたが、やがて、顔をぱああっと明るくさせていった。
「あぁ!君は冬悟の妻の純也さんだね!写真で見せてもらった通り、可愛らしい方だ!」
あれ?
何で俺の顔と名前………?
何故知っているのか、不思議に思いながらもコクッと頷く。
「そ、そうです。」
「はじめまして!僕は、陽介・マルティーニといいます。冬悟の大学時代からの友人です。どうぞよろしく!」
挨拶として差し出された手を握る。
ちらっと表情を伺うが、ニコニコと微笑むその笑顔からは、全く敵意を感じない。
それどころか、俺に好意的なように感じた。
「あの、マルティーニ…さんは、冬悟のお友達、なんですよね?」
しかし、まだ疑っている俺は、相手の一挙一動を見逃さまいと、じっと探るように見つめる。
しかし、彼はただ笑顔で、大きく頷いた。
「陽介で構わないよ。堅苦しいのは苦手なんだ。あぁ、そうだとも。いやぁ、あの男がこんな可愛らしい人と一緒になるなんて、思いもしなかったよ!昔から、嫌味かと思うくらいモテまくっていたけど、彼には許嫁がいたからね。てっきりその人とかと思っていたら、違ってびっくりだよ!」
HAHAHA!と爽やかに笑っている彼に、ぽかんとしてしまう。
だけど、この人は、どうして俺とのことを知っているんだ?
「あ、あの!どうして、俺のことを?」
「ん?あぁ、君のことは、冬悟に教えてもらったんだよ。この間、久しぶりに会って、一緒に飲みに行ったんだけど、その時に結婚の報告を受けてね。写真を見せろとせがんだら、渋々見せてくれたよ!」
驚きのあまり、目と口をぽかんと開けたまま、固まる。
冬悟の口から、誰かに、俺と結婚したって告げることがあるなんて!!
それ自体が、信じられなくて、嘘なんじゃないかと疑ってしまう。
………だけど、もしそれが本当なら、この人は、マジで友人なのかも。
ということは、もしかして、また俺の勘違い……!?
そのことに気付いた途端、またやってしまったと内心で落ち込む。
俺、冬悟のことに関しては、学習能力ないのかも………。
どうしても、不安が勝ってしまい、視野が狭くなってしまう。
ホント、俺ってダメなヤツだな……。
悶々とそんなことを考えていると、陽介さんの口から、驚きの提案が飛び出した。
「もしかして、君も冬悟に用事があるのかな?そうだ!これから冬悟の会社に行くところだったんだ。よかったら一緒にどうだい?」
「えっ!?」
まさかの、不倫相手(?)と一緒に、冬悟の会社に突撃することになってしまった。
前に冬悟の会社に来た時は、ビルの1階までで、中に入ることはなかった。
だけど、何故か今、陽介さんと一緒に、応接室のソファに座って、冬悟を待っている。
どうして、こんなことになってしまったのか。顔を合わせ辛いこともあり、緊張して周りを見る余裕がない。
「大丈夫だよ、冬悟は怒らないさ!」
俺とは対照的に、陽介さんはあっけらかんとしている。
絶対に怒ると確信している今の俺には、その明るさが羨ましい。
ほんの少し待っていると、コンコンとノックする音が聞こえ、カチャと静かに扉が開いた音がした。
「待たせたな、陽介………と純也?何故お前がここにいる?」
部屋に入ってきた冬悟は、俺の姿を確認するなり、目を細めて睨んできた。
「えっと、その……。」
やっぱり怒らせちゃったよ……。
バツが悪そうに口籠り、身を縮こませると、隣に座っていた陽介さんが、スッと立ち上がった。
「やあ、冬悟!会いたかったよ!彼が君に用事があるって近くにいたから、僕が連れて来たんだ!妻だから会社に来ても、何も問題はないだろう?」
そう言いながら、両手を広げて冬悟に近づき、軽くハグをした。
「…問題大ありだ。どこで知り合ったのかは知らんが、勝手に連れて来るな。」
はあっと溜息を吐きながらも、冬悟もそれに応える。
あれ?この構図、どこかで…………?
ああ~~~っ!!
あの時の抱擁は、挨拶だったのか!!
俺の中で、完全に誤解が解けそうになった瞬間、陽介さんはそのまま冬悟にスッと顔を近づけ、頬にキスをした。
え――?
それを目撃した途端、ザワッと胸がざわつき、今度は俺がバッと勢いよく立ち上がって、2人を指差して叫んだ。
「やっぱり不倫してんじゃねーか!!!」
「えっ?」
「………………………。」
冬悟をキッと睨みつけ、ゔーっと唸るも、陽介さんはきょとんとし、冬悟は呆れている。
2人の反応が思っていたものと違って、俺自身もあれ?と戸惑い始めてきた。
………………………。
謎の沈黙の時間が、数秒間流れる。
この痛い沈黙を破ったのは、冬悟の溜息だった。
「………悪いな、コイツは馬鹿なんだ。」
「えっと?………もしかして、僕に嫉妬したってことで、合ってるかな?」
不倫を疑われたにも関わらず、頭を抱えた冬悟と、肩を震わせながら、微笑ましく俺を見つめる陽介さんに、もしかして、やっぱり勘違いだったかもしれないという思いが、むくむくと大きくなっていく。
「だ、だ、だって、今キスしただろ!?」
間違っているかもしれないという気持ちから、羞恥心が芽生え、段々と顔が熱くなっていき、挙動不審になる。
「本当に可愛らしい人だね。あんなキスでも嫌なのかい?」
そんな俺のところに、不敵な笑みを浮かべた陽介さんが、スッと近づいてきた。
そして、急にズイッと至近距離までその整った顔を近づけられ、ビクッと身体が強張る。
「い、嫌だ!」
キッと強く睨みつけるも、目の前の陽介さんは、ただ楽しそうに笑っている。
「ぷっ…くくっ、そうなんだ。なんなら、君にもしてあげようか?」
「えっ?」
その瞬間、ドゴッと机を殴ったような大きな音が響き渡った。
「…おい、陽介、いい加減にしろ。」
それと同時に、怒りに満ちた低い冬悟の声も聞こえ、陽介さんはピタッと固まり、ゆっくりと振り返る。
「ご、ごめんね、冬悟。あまりに反応が可愛いいから、ついついやり過ぎちゃったよ。」
「…いいから、純也から離れろ。」
何故かすごい剣幕で、冬悟が陽介さんを睨んでおり、陽介さんは、ヒエッと怯えた様子で俺からすぐに離れ、ちょこんと静かにソファに座った。
「と、冬悟?」
「…お前もお前で、警戒心がなさ過ぎだ。」
頭を抱えて、はぁっと溜息を吐きながら、冬悟は俺を、こっちに来いと呼び寄せた。
気まずい筈なのに、体が勝手にピクッと反応し、すぐにタッと冬悟の元へ駆け寄る。
俺のだって抱きつきたい衝動を何とか抑えて、隣にそっと座ると、冬悟はこちらに向き直った。
「…純也、よく聞け。お前が見た一連の流れは、ただの挨拶だ。」
「はぁ!?あ、挨拶だと~~!!??」
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