ボクは転生者!塩だけの世界で料理&領地開拓!

あんり

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第1章 カイト、五歳までの軌跡

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「やっぱりおかしいだろ?」

「はい、どうしますか?ご主人様に何かあったに違いない。城に向かうのですか?」

「おい、ダウニー様の危機だ、マーシュ領騎士団、本領発揮。行くぞ」

「「「「「「「はい、団長!」」」」」」」


◾︎9:45
(王家秘密の地下室)
「義姉上、私をどうしたい?」

よし、今だ。枕元の護身用ナイフ、やはり隠してあったか。

私は右手でナイフを取り出し、義姉上の首元にあてた。

「ツッ、な、な、なにをするの?あなたは私に懸想しているわよね」

「ああ、あなたが欲しいさ、今、抱きたくて仕方がないね、けど、俺には強い理性があるんだ」

大丈夫、私の目を見たらまた私に懸想するわ

「私の目を見てもそう言えるかしら?」

私の喉元に護身用のナイフを当てたこの男、ジルバート様とは違う野生みがある。
自分がナイフを突き立てられている恐怖と、この男の冷たい侮蔑の視線になぜか胸がどくどくと騒いでるわね。

「目?」
うわ、くそっ、惑わされるな、くそっ。
仕方ない。欲しい、欲しい、目の前の女が欲しくてたまらない。それはダメだ。だからっ。


 ぐさっ。  「ぐっ!」 

なんなのよっ、この男、何にしてんの?
自分の左腕を刺してなにしてるの?
私じゃないわ。なにを、なにをしてるの?

私は、自分で自分の左腕をナイフで刺した。痛みに顔が歪む。
このままじゃ、魅了されちまうからな。
それは自分で自分が許せなくなる。
それは、決して!認めない。
だから、魅了を逸らすのには、別に痛みを与えればいい。
アマナを家族を裏切るくらいなら、腕の1本失っても構わない。

それよりもだ。

血だらけになりながら、女をひっくり返し、馬乗りになる。

「きゃーっ」


両手で女の両手を後ろに捻りあげる。

「いたい、いたい、痛いじゃない、放しなさい」

痛めた片手で、女の両手を押さえつけ、もう一方の手でシーツを掴み、口に加え、思い切り引き裂いた。

ビリビリに破けたシーツで、女の手を後ろにしたまま縛り上げた。

次は、この女の口をさらに破ったシーツで喚かないように、舌を切ってしまわないように、縛り上げた。

腕がいたい、くそっ。
またシーツを破き、腕に刺したナイフを抜く。動くたびに肉を抉るナイフはさらに傷口を開き、とめどなく血が流れている。

腕を縛り上げ止血をする。
傷の痛みで、魅了が少しずつ解けてく。

縛り上げた時から、うーうー唸り体をばたつかせた女を見る。

さあ、こうしちゃおれない。
カイトは無事か?まだ城の部屋にいるのか?今何時だ?さて、これからどうするか?

ばたつく女の足も破いたシーツで縛り上げる。

ところでここはどこなんだ?


(ルーク団長とマーシュ領騎士団)
城門の前で、城の入口を守る門番に、私は10年前に陛下から頂いた指輪を見せる。

「私はマーシュ領騎士団総括団長ルーク·サイナス·シール。陛下に不急の面会を致したい」

「この指輪の意味することを分かるか?」

私が陛下から頂いた指輪。

第二王子であり、そしてマーシュ領当主となったダウニー様の身に万が一のことがあった時、この指輪を城の者に見せるが良い。その指輪を持った者が訪れたときにはアルフィー宰相に、そして問答無用で私へ連絡が来るようになっておる。

そう言われ、頂いた指輪。
使うのは、まさに!今でしょ、今しかない。

「確かに王家の紋章が入っております。今すぐ宰相に取次ぎます」

そう言って城の中に掛けていく兵士の後ろ姿がスローに見える。早く、早くしてくれっ。


(神官長と神官達)
「さあ、橋を渡りますよ」


(A班)
「やっぱりあの馬車、橋を渡りやがる。ギルマスどうしますか?ついでに殺りますか?」
「いや待て、あの馬車がなんの目的があるのか気になる、少し様子を見るぞ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もうすぐ9月30日が終わります。
アルファポリス ファンタジー小説大賞
読者投票も本日24時00分をもって終了となります。

私とカイトにたくさんの応援ありがとうございました。

近況ボードに私からのメッセージを載せました、良かったらお読み下さい。

この話はもう少し続きます。
最後までご愛読、応援を宜しくお願いいたします🙏


2025.9.30 22:49
あんり
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感想 34

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