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第1章 カイト、五歳までの軌跡
12 マアヤの風魔法
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だんだんと起きていられる時間が長くなってきた。言葉も少しだけ話せるようになってきた。
ボクと11ヶ月しか変わらないアリはおませさんだ。
お風呂上がりにタオルドライをしてくれるマアヤ(アリが生まれてからアリ専属の世話係だ)は、仕上げだとぬるい風で髪を乾かしてくれた。
風魔法だ!初めて風魔法を見たボクは大興奮。まだ短い髪をコップの水に手をつけ濡らしながら
「まー、ぶーって」(マアヤ、風寄こして)
「まー、おむ、ぶーって」(マアヤ、頭に風ブーして)
ボクの話が通じたのか
「カイトお坊ちゃま、頭濡れちゃいましたねー、マアヤが乾かしますよーっ」
ボクがお水で濡らした手で頭にベチャペチャ、濡らすもマアヤが乾かしてくれる。
そんなことを10回ほど繰り返す。
風楽しー。
顔に風をあてると、息が止まるし、ボクの髪は後ろになびいてる。
んむ~って息を止めて、3秒くらいでマアヤは風を避けてくれる。完全に遊んでるな!
ボクの顔に当たった風は、隣のアリの顔にも当たるんだ。
2人して んむ~ってなってる!
楽しい、楽しい。
アリもキャッキャ言いながらお手手叩いて楽しんでる。
そんな時だ!「ヒィ」マアヤの目線は僕らを通り越した先にある。
ボクはそんなマアヤの目線を追うと、これまで見た事のないマールの鬼の形相がっ!
(気まずっ)ボクは見なかったことにしてマアヤの方をむく。
「マアヤ、カイトお坊ちゃまと、アリアーナお嬢ちゃまと何をしているんです?
お2人が風邪を引いたら大変でしょう」
マールに叱られて、慌ててマアヤが謝罪する。
「マール様、ごめんなさい。カイトお坊ちゃまが楽しそうにしていらっしゃるので、つい!アリアーナお嬢様も喜んでいらしたから…」
「カイトお坊ちゃま、アリアーナお嬢様、ごめんなさい、もうおしまいですよ」
「やーーーーーっ」(やめたらヤダー)
「では、カイトお坊ちゃま、お水はないないです。風をおこしますね」
「きゃはは、あい!」ボクは両手をあげる。
あれ?どーしたの?マールにマアヤに、メイドのみんな!両手で祈って、顔も赤いけど、どーしたの?
「うっ、カイトお坊ちゃまが可愛すぎる」
「あのクリクリとしたお目目、ふっくらのほっぺ、満点の笑顔…尊いっ」
「ヤダ!もう、たまんない、天使がいるわっ」
皆んな、ボクの可愛さにメロメロみたいだ。
そんなことがあった、ボクが初めて風魔法を見た日、あれから、ボクが髪を濡らして、マアヤが風魔法で乾かしてって2回ほど繰り返して遊ぶ日々。
ルーティンだよね。
まだ7ヶ月のアリはボクの髪がなびく様子が楽しいのか、キャッキャ、キャッキャと声を出す。
あ、アリ、お手手パチパチ上手だねー。
もう季節は秋だけど、夏の戻りなのか、今日はちょっと暑い。
ボクを見てはしゃいだアリは少し汗を滲ませてる。アリのふわふわの髪がアリの顔に引っ付いてる。
邪魔な髪を自分の手のひらでS字のように撫で上げたアリ。
ボクはドッキ!とした。あ、妹に恋した?
ちがう、ちがう!まだ赤ちゃんなのに、その仕草は女じゃん。
ボクは1歳6ヶ月の幼児で、妹はまだ7ヶ月の赤ちゃんなのにもう色気?
可愛さ、ドキドキ!!!なんてことーー!
もう誰かに見られたらどうするの?
可愛さ、ドキドキ、もうこれ皆んなアリが大好きになっちゃうよね?
ボクもアリが大好きだけど!好きすぎて
「アリ、ちゅき」(アリ、好き)って抱きしめてほっぺにキスをする。
「あー、あぅ、あー、キャハッ」
きっとアリもボクが好きだ。
ボクにキスをしてくれた、ヨダレでべちゅべちょのお口で!!
ふんっ!ボクはお兄ちゃんだから、可愛い妹のヨダレなんてへっちゃらさ!
って、ヨダレ、臭っ!
思わず倒れるボク。そんなボクにアリが登ってくる。
げっ!もっと臭かったのは、あっちの方。
アリちゃん、ボクの顔にオナラはやめてっ!
ボクと11ヶ月しか変わらないアリはおませさんだ。
お風呂上がりにタオルドライをしてくれるマアヤ(アリが生まれてからアリ専属の世話係だ)は、仕上げだとぬるい風で髪を乾かしてくれた。
風魔法だ!初めて風魔法を見たボクは大興奮。まだ短い髪をコップの水に手をつけ濡らしながら
「まー、ぶーって」(マアヤ、風寄こして)
「まー、おむ、ぶーって」(マアヤ、頭に風ブーして)
ボクの話が通じたのか
「カイトお坊ちゃま、頭濡れちゃいましたねー、マアヤが乾かしますよーっ」
ボクがお水で濡らした手で頭にベチャペチャ、濡らすもマアヤが乾かしてくれる。
そんなことを10回ほど繰り返す。
風楽しー。
顔に風をあてると、息が止まるし、ボクの髪は後ろになびいてる。
んむ~って息を止めて、3秒くらいでマアヤは風を避けてくれる。完全に遊んでるな!
ボクの顔に当たった風は、隣のアリの顔にも当たるんだ。
2人して んむ~ってなってる!
楽しい、楽しい。
アリもキャッキャ言いながらお手手叩いて楽しんでる。
そんな時だ!「ヒィ」マアヤの目線は僕らを通り越した先にある。
ボクはそんなマアヤの目線を追うと、これまで見た事のないマールの鬼の形相がっ!
(気まずっ)ボクは見なかったことにしてマアヤの方をむく。
「マアヤ、カイトお坊ちゃまと、アリアーナお嬢ちゃまと何をしているんです?
お2人が風邪を引いたら大変でしょう」
マールに叱られて、慌ててマアヤが謝罪する。
「マール様、ごめんなさい。カイトお坊ちゃまが楽しそうにしていらっしゃるので、つい!アリアーナお嬢様も喜んでいらしたから…」
「カイトお坊ちゃま、アリアーナお嬢様、ごめんなさい、もうおしまいですよ」
「やーーーーーっ」(やめたらヤダー)
「では、カイトお坊ちゃま、お水はないないです。風をおこしますね」
「きゃはは、あい!」ボクは両手をあげる。
あれ?どーしたの?マールにマアヤに、メイドのみんな!両手で祈って、顔も赤いけど、どーしたの?
「うっ、カイトお坊ちゃまが可愛すぎる」
「あのクリクリとしたお目目、ふっくらのほっぺ、満点の笑顔…尊いっ」
「ヤダ!もう、たまんない、天使がいるわっ」
皆んな、ボクの可愛さにメロメロみたいだ。
そんなことがあった、ボクが初めて風魔法を見た日、あれから、ボクが髪を濡らして、マアヤが風魔法で乾かしてって2回ほど繰り返して遊ぶ日々。
ルーティンだよね。
まだ7ヶ月のアリはボクの髪がなびく様子が楽しいのか、キャッキャ、キャッキャと声を出す。
あ、アリ、お手手パチパチ上手だねー。
もう季節は秋だけど、夏の戻りなのか、今日はちょっと暑い。
ボクを見てはしゃいだアリは少し汗を滲ませてる。アリのふわふわの髪がアリの顔に引っ付いてる。
邪魔な髪を自分の手のひらでS字のように撫で上げたアリ。
ボクはドッキ!とした。あ、妹に恋した?
ちがう、ちがう!まだ赤ちゃんなのに、その仕草は女じゃん。
ボクは1歳6ヶ月の幼児で、妹はまだ7ヶ月の赤ちゃんなのにもう色気?
可愛さ、ドキドキ!!!なんてことーー!
もう誰かに見られたらどうするの?
可愛さ、ドキドキ、もうこれ皆んなアリが大好きになっちゃうよね?
ボクもアリが大好きだけど!好きすぎて
「アリ、ちゅき」(アリ、好き)って抱きしめてほっぺにキスをする。
「あー、あぅ、あー、キャハッ」
きっとアリもボクが好きだ。
ボクにキスをしてくれた、ヨダレでべちゅべちょのお口で!!
ふんっ!ボクはお兄ちゃんだから、可愛い妹のヨダレなんてへっちゃらさ!
って、ヨダレ、臭っ!
思わず倒れるボク。そんなボクにアリが登ってくる。
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