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第1章 カイト、五歳までの軌跡
36 ミソバチから半年 ミソ完成
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ボクは4歳になった!
カイチェアは、相変わらず売れまくってるらしい。
家族団欒ができていいとか、子どもとコミュニケーションが取れて家族に笑顔が増えたとか、いい感じに人気らしい。
さて、今日はいよいよ、味噌の出番。
ミソバチから味噌をゲットしてから半年あまり。長かったー。
ミソバチ持ち帰ったけど、なんか色がまだ薄い気がしたんだよね。
茶色は茶色だったけど未完成ぽい。
前世では、味噌は作り始めはあまり匂いがしないってあったけど、あのミソバチはそれなりに匂いがあったんだよねー。
パパたちがためらってばっかで、なかなか食べるチャンスが無かったってのもあるから時間が過ぎてしまったよねー。
とにかく、とにかくだよ、まずはミソの美味しさを知って欲しい。美味しさを知って貰うにはまずは食べてみるのが早いよね。
それと、多分あのミソバチの味噌は熟成が足りない気がしたよ。熟成が進むと茶色から色がだんだん濃くなるからね。
今いい感じだと思うんだ。
けど、不思議だよね、熟成進んだら、匂いが変化してきたみたいなんだ。
3日おきに様子を見て半年。ボクは匂いに鼻が慣れすぎちゃたのか、あまり気づかなかったけど、久しぶりに一緒に様子を見に来たマールが匂いの変化に気づいたみたい。
「あれ?カイトお坊ちゃま、ミソバチから取れたあのミソとかいうもの、ウンコ臭が薄くなってませんか?まだ、気になりますが、鼻をつまむほどではありませんね」
ウンコ臭って言わないでー。ミソだからっ。匂わなくなってきたの?そう?
「ボクは慣れちゃったのかわかんないや。でも言われたら、匂いが変わってる、薄くなってさ、めちゃ美味しい匂いだぁー」
すはー、すはー、深呼吸だよ。
やっと、やっとだよ、めちゃくちゃ嬉しい、あ、やば、嬉しすぎて涙が出ちゃう。
「あれ?お坊ちゃま、なぜ泣いてるのですか?」
「楽しみでさ、なんか、テンション上がったかも」
「そーでしたか?そこまでカイトお坊ちゃまが楽しみにしていらっしゃるのなら、少し興味が湧きましたわ」
そー、興味大事~。
食べすに後悔するより、食べてから後悔する方が、ぜ~ったいいいからね。
「まず食べてみてね、イカルダの女神様からのオススメなんだから、ねっ」
味噌を準備できたし、さぁ、待ちに待った念願の味噌汁作るぞー!
「ミソも準備できたから、ゴードンのとこにいこー」
「はいはい、坊っちゃま。慌てなくても、ゴードンは厨房で待ってますよ、ほら、走ったら転んで怪我しますよ」
「大丈夫だよー、転んで怪我したらママに治してもらうからっ」
「それはいけません。お母様から無闇に魔法を使って頂くのはダメですよ。治癒魔法は貴重なんです。」
「それに、転んでしまったら、カイトお坊ちゃまの大事なお体も傷つきます。痛いですよ。そして、カイトお坊ちゃまの大切にしているそのミソも落としちゃいますからね、それは悲しいですよね?」
そうだね、ボクが転んじゃったら痛いし、ミソをぶちまけちゃったら、ミソがダメになっちゃう。そんなのありえない。
半年も待ったんだぞ。なんなら生まれてから4年も待ったんだから、落としてダメになるなんてやだっ。
「わかった、マール。走らないよ」
早る気持ちが、じれったい。
けど、転んじゃいけないなら、大切に持ち抱えてボクは1歩、1歩厨房へ足を向けた。
「ゴードンいるー?」
カイチェアは、相変わらず売れまくってるらしい。
家族団欒ができていいとか、子どもとコミュニケーションが取れて家族に笑顔が増えたとか、いい感じに人気らしい。
さて、今日はいよいよ、味噌の出番。
ミソバチから味噌をゲットしてから半年あまり。長かったー。
ミソバチ持ち帰ったけど、なんか色がまだ薄い気がしたんだよね。
茶色は茶色だったけど未完成ぽい。
前世では、味噌は作り始めはあまり匂いがしないってあったけど、あのミソバチはそれなりに匂いがあったんだよねー。
パパたちがためらってばっかで、なかなか食べるチャンスが無かったってのもあるから時間が過ぎてしまったよねー。
とにかく、とにかくだよ、まずはミソの美味しさを知って欲しい。美味しさを知って貰うにはまずは食べてみるのが早いよね。
それと、多分あのミソバチの味噌は熟成が足りない気がしたよ。熟成が進むと茶色から色がだんだん濃くなるからね。
今いい感じだと思うんだ。
けど、不思議だよね、熟成進んだら、匂いが変化してきたみたいなんだ。
3日おきに様子を見て半年。ボクは匂いに鼻が慣れすぎちゃたのか、あまり気づかなかったけど、久しぶりに一緒に様子を見に来たマールが匂いの変化に気づいたみたい。
「あれ?カイトお坊ちゃま、ミソバチから取れたあのミソとかいうもの、ウンコ臭が薄くなってませんか?まだ、気になりますが、鼻をつまむほどではありませんね」
ウンコ臭って言わないでー。ミソだからっ。匂わなくなってきたの?そう?
「ボクは慣れちゃったのかわかんないや。でも言われたら、匂いが変わってる、薄くなってさ、めちゃ美味しい匂いだぁー」
すはー、すはー、深呼吸だよ。
やっと、やっとだよ、めちゃくちゃ嬉しい、あ、やば、嬉しすぎて涙が出ちゃう。
「あれ?お坊ちゃま、なぜ泣いてるのですか?」
「楽しみでさ、なんか、テンション上がったかも」
「そーでしたか?そこまでカイトお坊ちゃまが楽しみにしていらっしゃるのなら、少し興味が湧きましたわ」
そー、興味大事~。
食べすに後悔するより、食べてから後悔する方が、ぜ~ったいいいからね。
「まず食べてみてね、イカルダの女神様からのオススメなんだから、ねっ」
味噌を準備できたし、さぁ、待ちに待った念願の味噌汁作るぞー!
「ミソも準備できたから、ゴードンのとこにいこー」
「はいはい、坊っちゃま。慌てなくても、ゴードンは厨房で待ってますよ、ほら、走ったら転んで怪我しますよ」
「大丈夫だよー、転んで怪我したらママに治してもらうからっ」
「それはいけません。お母様から無闇に魔法を使って頂くのはダメですよ。治癒魔法は貴重なんです。」
「それに、転んでしまったら、カイトお坊ちゃまの大事なお体も傷つきます。痛いですよ。そして、カイトお坊ちゃまの大切にしているそのミソも落としちゃいますからね、それは悲しいですよね?」
そうだね、ボクが転んじゃったら痛いし、ミソをぶちまけちゃったら、ミソがダメになっちゃう。そんなのありえない。
半年も待ったんだぞ。なんなら生まれてから4年も待ったんだから、落としてダメになるなんてやだっ。
「わかった、マール。走らないよ」
早る気持ちが、じれったい。
けど、転んじゃいけないなら、大切に持ち抱えてボクは1歩、1歩厨房へ足を向けた。
「ゴードンいるー?」
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