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3階 ボス戦
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僕たちは手を繋ぎながら仲良く3階層を歩き回っていた。3階の敵、もとい雑魚キャラはと言うと少なからずとも500体は用意したはずなのだがナーシンの底なしの体力のお陰でいつの間にか一掃され、1匹たりとも出てこなくなった。いや、途中から逃げ回る奴もいたほどだ。だから全滅させたと言うよりかは戦意喪失して出てこなくなったというのが正しいのかもしれない。
そんなことよりも困ったことがひとつある。それは僕が身バレしている可能性についてだ。もちろんナーシンにでは無い。先程から僕らの後ろから三下共が『あれって…イミル様じゃね?』、『だよねだよね?うちも思った』、『やばっ!本物じゃん!美しすぎてマジで映え!』とか言いながら遠くの方からコソコソついてきているのだ。お前らは大人気YouTuberを見つけた時の女子高生かよ。
こんなことをしていればいずれ勇気をだしてこちらに声をかけてくる無粋な輩もいるかもしれない。そうなっては面倒だ。だから僕はナーシンに悟られるようにテレパシーというスキルを使い、後ろの三下共に「話しかけてきたら殺す」、と直接脳に送りつけて脅しをかけているのだった。
「イミリア、先程から後ろが気になっているようだが……敵か?」
「えっ!?あーなんかいる気がしたけど気のせいだったみたいだね!」
「そうか」
後ろの雑魚がチョロチョロ動くのが気になりすぎて危うくナーシンに気づかれてしまうところだった。あぶねぇあぶねぇ。後ろの雑魚ばかり気にするのも良くないな。しかしいつまでついてくるんだよあの三下共、この僕をの手を煩わせるなんて!後で解雇してやる!
苛立ちを隠しながらも僕はナーシンと手を繋ぎ、ズンズンと先に進む。するといつも通りデカイ両開きの扉、つまりはボス部屋を発見する。
「……ここだな」
しめた!これの中に逃げ込めば三下共も追って来れまい!
「ほんとだ、早く中に入ろう!」
「イミリアは危ないから外に……」
「いやいや!僕結構強いから!鍛え上げられた踊り子だから!マジで中山き〇に君もびっくりなくらい鍛え上げられてるし絶対に君の役に立つからだから早く中に!」
「わ、分かった。そこまで言うなら一緒に入ろう。」
僕が慌てて扉を開けて入って行くのでその流れでナーシンも急ぎ足で部屋に入る。
中に入ってみるとそこは眩い光が俺たちを包んだ。一瞬あまりの明るさに手で顔をおさえるが、すぐに慣れたので当たりを見回してみる。
そこは目の前と左右の壁に複数の大きな窓がある部屋だった。そこから太陽光がさんさんと入ってくる。
そうだ、ここは確か……
僕が記憶を掘り起こしていると部屋の奥からコツコツと硬い靴底の音を鳴らしながらこちらに近づいてくる人物があった。逆光で姿は見えないが、僕はそのシルエットだけで誰だか分かった。
『こんにちわ、お二人さん。私の名はミシェル・ハイント。どうぞお見知り置きを』
目が慣れ始め、目の前にはミシェル・ハイントと名乗る長髪でタキシードの男がぺこりと礼儀正しくお辞儀をしているのが分かる。
思い出した。こいつは、かなりヤバい男だ。
そんなことよりも困ったことがひとつある。それは僕が身バレしている可能性についてだ。もちろんナーシンにでは無い。先程から僕らの後ろから三下共が『あれって…イミル様じゃね?』、『だよねだよね?うちも思った』、『やばっ!本物じゃん!美しすぎてマジで映え!』とか言いながら遠くの方からコソコソついてきているのだ。お前らは大人気YouTuberを見つけた時の女子高生かよ。
こんなことをしていればいずれ勇気をだしてこちらに声をかけてくる無粋な輩もいるかもしれない。そうなっては面倒だ。だから僕はナーシンに悟られるようにテレパシーというスキルを使い、後ろの三下共に「話しかけてきたら殺す」、と直接脳に送りつけて脅しをかけているのだった。
「イミリア、先程から後ろが気になっているようだが……敵か?」
「えっ!?あーなんかいる気がしたけど気のせいだったみたいだね!」
「そうか」
後ろの雑魚がチョロチョロ動くのが気になりすぎて危うくナーシンに気づかれてしまうところだった。あぶねぇあぶねぇ。後ろの雑魚ばかり気にするのも良くないな。しかしいつまでついてくるんだよあの三下共、この僕をの手を煩わせるなんて!後で解雇してやる!
苛立ちを隠しながらも僕はナーシンと手を繋ぎ、ズンズンと先に進む。するといつも通りデカイ両開きの扉、つまりはボス部屋を発見する。
「……ここだな」
しめた!これの中に逃げ込めば三下共も追って来れまい!
「ほんとだ、早く中に入ろう!」
「イミリアは危ないから外に……」
「いやいや!僕結構強いから!鍛え上げられた踊り子だから!マジで中山き〇に君もびっくりなくらい鍛え上げられてるし絶対に君の役に立つからだから早く中に!」
「わ、分かった。そこまで言うなら一緒に入ろう。」
僕が慌てて扉を開けて入って行くのでその流れでナーシンも急ぎ足で部屋に入る。
中に入ってみるとそこは眩い光が俺たちを包んだ。一瞬あまりの明るさに手で顔をおさえるが、すぐに慣れたので当たりを見回してみる。
そこは目の前と左右の壁に複数の大きな窓がある部屋だった。そこから太陽光がさんさんと入ってくる。
そうだ、ここは確か……
僕が記憶を掘り起こしていると部屋の奥からコツコツと硬い靴底の音を鳴らしながらこちらに近づいてくる人物があった。逆光で姿は見えないが、僕はそのシルエットだけで誰だか分かった。
『こんにちわ、お二人さん。私の名はミシェル・ハイント。どうぞお見知り置きを』
目が慣れ始め、目の前にはミシェル・ハイントと名乗る長髪でタキシードの男がぺこりと礼儀正しくお辞儀をしているのが分かる。
思い出した。こいつは、かなりヤバい男だ。
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