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25.公爵邸の部屋で ② *
しおりを挟むお互いに洗いっこして、まったり湯浴みをした後は、体や髪を拭く。
ナイトドレスを着ようとしたら「どうせ脱がすから」と取られてしまった。
「隠れ家でもたくさんしたじゃないですか…」
「それはそれ、これはこれなんだ…」
この時点で私は考えることをやめた。
しょんぼりさせたいわけじゃない。
今日まで心配を掛けたし、想いを伝えてくれたし、何よりこんな私と添い遂げる為にいろいろ手を尽くしてくれた。
これからは、愛してやまない旦那様なのだ。
「私のこと好き過ぎるんですね!どうぞ、来てください。」
両手を広げて迎え入れると、深い口付けが始まる。
今まで結構してきた筈の行為なのに、最初から何も着ていないのは初めてで、少し緊張する。
「脱がす物がないって、初めてですね。」
「リシェは肌がすべすべだから気持ちいい。興奮し過ぎて、既におかしくなりそうだ。」
「シスの思うままにいらしてください。めちゃくちゃにされてもいい…」
「リシェ、その言葉忘れるなよ?」
システイン様のブルーグレーの瞳が濃くなるのは欲情しているからか。あまり余裕が無さそうに見える。
そして、口付けで既に濡れそぼった秘所に、いきなり陰茎を奥まで入れてくる。
「んあっ!奥まで…」
「もう、凄く濡れてるね…中がヒクヒクしてて、まるで掴まれてるみたいだ…」
激しい抽送の合間にグリグリと抉られるような動きを混ぜられ、すぐにでもイきそうになる。
「ああぁ、シス、も、もぅ!」
「俺もだっ!」
ビクビク震える腰と熱い飛沫に、繋がったまま酔いしれる。
「イく時のリシェの締め付けが凄くて、気持ちいいんだ…」
「シスのも私の一番奥に口付けするみたいにちゅってなるから気持ちいいの。その時に、離したくないって思うから締まるのかな…?」
「そんなこと言われたら、また…」
私の中でムクムクとさっきより存在感を発揮する。
一度イったのに、システイン様の瞳は濃いままで、まだまだ欲望が激っている。
私の右足を肩に乗せて、深く深く繋がろうとしている。
ゆっくり、深く、焦らされる抽送に、私が焦れてくる。
「シス…もっと、強くぅ!ぐちゃぐちゃにかき回してっっっ!!」
ふっ、と笑って激しくかき回してくる。
あまりの律動に目の前が弾けてくる。
「ぁぁん…ま、また、イっちゃ、う…」
「何度でもイかせてやる!イけっ!!」
そこで私の意識は飛んだ。
次に気付いた時、システイン様はまだ濃い瞳のまま、私と繋がっていた。
意識が飛び、気付いてまた意識が飛び…
システイン様の底なしの体力と欲望に私は翻弄される。
陽が上り、目覚めた時はさすがに体中が痛かった。
「もう!こんなにしてー!!当分おあずけですっっっ!!!」
初めてシステイン様に怒った朝。
やっぱり、しょんぼりさせてしまったけど、体が保たない。
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