18 / 394
16.【サークルはいかが】
しおりを挟む
振り返った梓蘭世が指揮者を見て顔をしかめた。
蘭世「…...三木さん、さっきも言ったけど俺部活はもう辞め_」
三木「その事なんだがな。俺も辞めようと思う」
蘭世「はあ!?」
被せられた言葉に、梓蘭世と一条さんが驚きで目を見開く。
三木さんが退部届と書かれた紙を2人の目の前にかざすのを見て、俺は本当に間が悪いと思った。
このタイミングで帰りますだなんてとてもじゃないが言えないし、この場をさりげなく去ることも不可能だ。
それにしてもこの三木さんって人は本当に合唱部を辞める気なのか?
部で揉めたからといって辞めるタイプには全く見えないのに。
俺より背が高く堂々とした風貌の三木さんは黒縁の眼鏡を掛けているが全く野暮ったくならず、切れ長の目は不敵さも感じるくらいだ。
視線を感じたのか、三木さんは目を細めて俺を真っ直ぐ見つめた。
三木 「…音楽室の前にいた奴だな?合唱部入部希望なのか?」
雅臣「い、いえ」
三木 「俺の顔に何かついてるのか?」
雅臣 「...ついてないです」
問いかけに狼狽えた俺は俯き加減に首を振る。
首筋がひやっとする。動悸も酷い。
たった2年違うだけでこんな迫力があるとは思わず、早く話題が変われと願う。
梅生「せ、先輩も辞めちゃうんですか?」
一条さんが上擦った声で尋ね、三木さんの険しい表情が少し和らいだと同時に2人と向き合い直す。
助かったと心底ホッとした。
蘭世「いやあんたこそ辞める理由なんかどこにもねーだろ」
三木「まあそうなんだが…色々潮時だったからな」
悟ったような三木さんの答えに、2人とも納得がいかない表情を浮かべる。
まぁそうだよな。
指揮者として自分達を導いていた人が簡単に辞めるなんて言いだしたら複雑な気持ちになるのも少しだけわかる。
蘭世「それは…」
何かを感じ取ったのか、三木さんは不服げに唇を歪める梓蘭世に大丈夫だと微笑みかける。
三木「蘭世、お前が選んだ道を行けよ」
俺には三木さんの言葉の意味がさっぱり分からないんだが、とりあえずもうそろそろ帰っていいんじゃないのかこれは。
そして少しの沈黙を破ったのはまたしても柊だった。
夕太「あのー……。今合唱部辞めた人達って次の部活決まっちゃったりしてます?」
シリアスな雰囲気を断ち切るような脳天気な声に全員の視線が柊に集まる。
梅生「えっと……まだ、決まってないけど…」
律儀に答える一条さんの一言によっしゃ!と柊は喜んだかと思えば、とんでもない提案をしてきた。
夕太「俺がサークル作るんで入りませんか!?えっと……その名も合唱サークル!」
このタイミングでよくそんなことが言えたな。
そもそも本当に3人とも本当に辞めるかなんて分かってないのに。
先輩方は突然の提案に面食らってぽかんとしている。
その気持ちもわかる。この状況でよりにもよって『合唱サークル』は無神経すぎる。
楓「いや、合唱部もうあるじゃん」
にこにこ人懐っこい笑顔の柊の後ろにいた蓮池が珍しく至極真っ当なことを言った。
夕太「そういう合唱じゃなくて!なんて言うか皆で流行りの歌歌ったり…ほら作詞作曲とか全部自分達で作っちゃったりする感じの?」
絶対に今思いついたであろう合唱部との違いを身振り手振りで必死に説得する柊に、一条さんが興味を示す。
梅生「…へぇ、面白そう」
三木「ほう…」
蘭世「いやいやいや、なんだよ2人とも興味あるみたいな」
1人展開に追いついていけない梓蘭世を置いてけぼりにして、先輩2人は柊の思いつき話を真剣に聞いている。
夕太「俺は梅ちゃん先輩と一緒にいたいから、サークルでも何でも作りますよ!」
柊の真っ直ぐな言葉を受けて一条さんは黒目がちな目を少し見開いて微笑んだ。
梅生「…俺、入るよ」
いや待て正気か?と思ったのは自分だけでは無いようで、
蘭世「梅ちゃん何言ってんだよ!サークルなら俺だって作れるし__」
梅生「蘭世が作っても人数集まらないよ」
梓蘭世が割って入るもキッパリと言い切る一条さんを見て口を噤んだ。
この短時間で梓蘭世が色々強烈な存在なんだろうと想像がつくが、やはり当たっているのか不貞腐れたように梓蘭世は廊下に面する教室のドアを蹴る。
慣れているのかそれを三木さんはスルーして、腕を組み勝手に結論を導き出す。
三木「合唱部との区別をハッキリさせればサークル申請が通ると思うぞ。そうだな…俺も入るから蘭世、お前も入れ」
梅生「えっ」
蘭世「…何だよ梅ちゃん。なんでえって言うんだよ」
梅生 「いや、え、だって」
ただ驚いただけだろうに眉をしかめた梓蘭世を見て一条さんがしどろもどろになっているところを三木さんが助け舟を出した。
三木「どうせどこかしら所属しないといけないんだ。こだわりが無いなら皆このサークルでいいじゃないか」
楓「雑に決めすぎでしょ」
蓮池の呟きに俺も静かに頷く。さすがに適当が過ぎる。
夕太「よっしゃ!ところでサークル作るのに何人いるんでしたっけ」
三木「7人だな」
夕太「俺でしょ、でんちゃんは入るとして、先輩3人と…」
嫌な予感がすると同時に、柊の視線は俺に止まる。
俺は絶対に入らないと口を開くよりも早く三木さんの目が俺を捉えた。
三木「お前も1年生か」
獲物を見つけた時の獣の目ってこういうのだよな。
俺の前に1歩出た三木さんから無言の圧を感じる。
三木「1年生ならまだ部活も決まっていないだろう?部活やサークルは兼部ができるから名前だけ貸してくれないか?」
この状況、このタイミングで嫌ですと言えるほど俺は強くない。いやそもそも俺が入っても7人に満たないなら断る理由にならないだろうかと必死に考える。
雅臣「例え俺が入ったとしても、7人にはならないですし……」
三木「サークル設立は約1ヶ月以内に人数を集めればいいからな。お前が入って6人、そうしたらあと1人だけだ」
俺の精一杯の抵抗に意味なんてなく、矢継ぎ早に畳み掛ける三木先輩の顔にはいいから黙って名前を貸せと書いてある。
蘭世「三木さん、怖いって」
梓蘭世が雑にかき上げた前髪から眉間の縦皺が見える。
三木「ん?俺は怖くないぞ?」
梅生「ちょっとだけ…こう…圧が…」
俺が戸惑ってる間にどんどん話が進んでいってしまい三木先輩はサークルの設立の要項を柊に持ちかけ連絡先の交換までしているし、いつの間にかグループチャットを作る話までしている。
雅臣 「あの!!申し訳ないですが俺は__」
「おい!三木…!ここにいたのか…」
意を決して断ろうとしたのにまたも俺の話は遮られた。
蘭世「…...三木さん、さっきも言ったけど俺部活はもう辞め_」
三木「その事なんだがな。俺も辞めようと思う」
蘭世「はあ!?」
被せられた言葉に、梓蘭世と一条さんが驚きで目を見開く。
三木さんが退部届と書かれた紙を2人の目の前にかざすのを見て、俺は本当に間が悪いと思った。
このタイミングで帰りますだなんてとてもじゃないが言えないし、この場をさりげなく去ることも不可能だ。
それにしてもこの三木さんって人は本当に合唱部を辞める気なのか?
部で揉めたからといって辞めるタイプには全く見えないのに。
俺より背が高く堂々とした風貌の三木さんは黒縁の眼鏡を掛けているが全く野暮ったくならず、切れ長の目は不敵さも感じるくらいだ。
視線を感じたのか、三木さんは目を細めて俺を真っ直ぐ見つめた。
三木 「…音楽室の前にいた奴だな?合唱部入部希望なのか?」
雅臣「い、いえ」
三木 「俺の顔に何かついてるのか?」
雅臣 「...ついてないです」
問いかけに狼狽えた俺は俯き加減に首を振る。
首筋がひやっとする。動悸も酷い。
たった2年違うだけでこんな迫力があるとは思わず、早く話題が変われと願う。
梅生「せ、先輩も辞めちゃうんですか?」
一条さんが上擦った声で尋ね、三木さんの険しい表情が少し和らいだと同時に2人と向き合い直す。
助かったと心底ホッとした。
蘭世「いやあんたこそ辞める理由なんかどこにもねーだろ」
三木「まあそうなんだが…色々潮時だったからな」
悟ったような三木さんの答えに、2人とも納得がいかない表情を浮かべる。
まぁそうだよな。
指揮者として自分達を導いていた人が簡単に辞めるなんて言いだしたら複雑な気持ちになるのも少しだけわかる。
蘭世「それは…」
何かを感じ取ったのか、三木さんは不服げに唇を歪める梓蘭世に大丈夫だと微笑みかける。
三木「蘭世、お前が選んだ道を行けよ」
俺には三木さんの言葉の意味がさっぱり分からないんだが、とりあえずもうそろそろ帰っていいんじゃないのかこれは。
そして少しの沈黙を破ったのはまたしても柊だった。
夕太「あのー……。今合唱部辞めた人達って次の部活決まっちゃったりしてます?」
シリアスな雰囲気を断ち切るような脳天気な声に全員の視線が柊に集まる。
梅生「えっと……まだ、決まってないけど…」
律儀に答える一条さんの一言によっしゃ!と柊は喜んだかと思えば、とんでもない提案をしてきた。
夕太「俺がサークル作るんで入りませんか!?えっと……その名も合唱サークル!」
このタイミングでよくそんなことが言えたな。
そもそも本当に3人とも本当に辞めるかなんて分かってないのに。
先輩方は突然の提案に面食らってぽかんとしている。
その気持ちもわかる。この状況でよりにもよって『合唱サークル』は無神経すぎる。
楓「いや、合唱部もうあるじゃん」
にこにこ人懐っこい笑顔の柊の後ろにいた蓮池が珍しく至極真っ当なことを言った。
夕太「そういう合唱じゃなくて!なんて言うか皆で流行りの歌歌ったり…ほら作詞作曲とか全部自分達で作っちゃったりする感じの?」
絶対に今思いついたであろう合唱部との違いを身振り手振りで必死に説得する柊に、一条さんが興味を示す。
梅生「…へぇ、面白そう」
三木「ほう…」
蘭世「いやいやいや、なんだよ2人とも興味あるみたいな」
1人展開に追いついていけない梓蘭世を置いてけぼりにして、先輩2人は柊の思いつき話を真剣に聞いている。
夕太「俺は梅ちゃん先輩と一緒にいたいから、サークルでも何でも作りますよ!」
柊の真っ直ぐな言葉を受けて一条さんは黒目がちな目を少し見開いて微笑んだ。
梅生「…俺、入るよ」
いや待て正気か?と思ったのは自分だけでは無いようで、
蘭世「梅ちゃん何言ってんだよ!サークルなら俺だって作れるし__」
梅生「蘭世が作っても人数集まらないよ」
梓蘭世が割って入るもキッパリと言い切る一条さんを見て口を噤んだ。
この短時間で梓蘭世が色々強烈な存在なんだろうと想像がつくが、やはり当たっているのか不貞腐れたように梓蘭世は廊下に面する教室のドアを蹴る。
慣れているのかそれを三木さんはスルーして、腕を組み勝手に結論を導き出す。
三木「合唱部との区別をハッキリさせればサークル申請が通ると思うぞ。そうだな…俺も入るから蘭世、お前も入れ」
梅生「えっ」
蘭世「…何だよ梅ちゃん。なんでえって言うんだよ」
梅生 「いや、え、だって」
ただ驚いただけだろうに眉をしかめた梓蘭世を見て一条さんがしどろもどろになっているところを三木さんが助け舟を出した。
三木「どうせどこかしら所属しないといけないんだ。こだわりが無いなら皆このサークルでいいじゃないか」
楓「雑に決めすぎでしょ」
蓮池の呟きに俺も静かに頷く。さすがに適当が過ぎる。
夕太「よっしゃ!ところでサークル作るのに何人いるんでしたっけ」
三木「7人だな」
夕太「俺でしょ、でんちゃんは入るとして、先輩3人と…」
嫌な予感がすると同時に、柊の視線は俺に止まる。
俺は絶対に入らないと口を開くよりも早く三木さんの目が俺を捉えた。
三木「お前も1年生か」
獲物を見つけた時の獣の目ってこういうのだよな。
俺の前に1歩出た三木さんから無言の圧を感じる。
三木「1年生ならまだ部活も決まっていないだろう?部活やサークルは兼部ができるから名前だけ貸してくれないか?」
この状況、このタイミングで嫌ですと言えるほど俺は強くない。いやそもそも俺が入っても7人に満たないなら断る理由にならないだろうかと必死に考える。
雅臣「例え俺が入ったとしても、7人にはならないですし……」
三木「サークル設立は約1ヶ月以内に人数を集めればいいからな。お前が入って6人、そうしたらあと1人だけだ」
俺の精一杯の抵抗に意味なんてなく、矢継ぎ早に畳み掛ける三木先輩の顔にはいいから黙って名前を貸せと書いてある。
蘭世「三木さん、怖いって」
梓蘭世が雑にかき上げた前髪から眉間の縦皺が見える。
三木「ん?俺は怖くないぞ?」
梅生「ちょっとだけ…こう…圧が…」
俺が戸惑ってる間にどんどん話が進んでいってしまい三木先輩はサークルの設立の要項を柊に持ちかけ連絡先の交換までしているし、いつの間にかグループチャットを作る話までしている。
雅臣 「あの!!申し訳ないですが俺は__」
「おい!三木…!ここにいたのか…」
意を決して断ろうとしたのにまたも俺の話は遮られた。
17
あなたにおすすめの小説
【完結・BL】春樹の隣は、この先もずっと俺が良い【幼馴染】
彩華
BL
俺の名前は綾瀬葵。
高校デビューをすることもなく入学したと思えば、あっという間に高校最後の年になった。周囲にはカップル成立していく中、俺は変わらず彼女はいない。いわく、DTのまま。それにも理由がある。俺は、幼馴染の春樹が好きだから。だが同性相手に「好きだ」なんて言えるはずもなく、かといって気持ちを諦めることも出来ずにダラダラと片思いを続けること早数年なわけで……。
(これが最後のチャンスかもしれない)
流石に高校最後の年。進路によっては、もう春樹と一緒にいられる時間が少ないと思うと焦りが出る。だが、かといって長年幼馴染という一番近い距離でいた関係を壊したいかと問われれば、それは……と踏み込めない俺もいるわけで。
(できれば、春樹に彼女が出来ませんように)
そんなことを、ずっと思ってしまう俺だが……────。
*********
久しぶりに始めてみました
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
【完結】I adore you
ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。
そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。
※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件
神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。
僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。
だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。
子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。
ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。
指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。
あれから10年近く。
ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。
だけど想いを隠すのは苦しくて――。
こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。
なのにどうして――。
『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』
えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 一月十日のアルファポリス規約改定を受け、サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をこちらへ移しましたm(__)m サブ垢の『バウムクーヘンエンド』はこちらへ移動が出来次第、非公開となりますm(__)m)
嘘をついたのは……
hamapito
BL
――これから俺は、人生最大の嘘をつく。
幼馴染の浩輔に彼女ができたと知り、ショックを受ける悠太。
それでも想いを隠したまま、幼馴染として接する。
そんな悠太に浩輔はある「お願い」を言ってきて……。
誰がどんな嘘をついているのか。
嘘の先にあるものとはーー?
【完結】後悔は再会の果てへ
関鷹親
BL
日々仕事で疲労困憊の松沢月人は、通勤中に倒れてしまう。
その時に助けてくれたのは、自らが縁を切ったはずの青柳晃成だった。
数年ぶりの再会に戸惑いながらも、変わらず接してくれる晃成に強く惹かれてしまう。
小さい頃から育ててきた独占欲は、縁を切ったくらいではなくなりはしない。
そうして再び始まった交流の中で、二人は一つの答えに辿り着く。
末っ子気質の甘ん坊大型犬×しっかり者の男前
陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。
陽七 葵
BL
主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。
しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。
蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。
だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。
そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。
そこから物語は始まるのだが——。
実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。
素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる