最強魔法戦士は戦わない ~加藤優はチートな能力をもらったけど、できるだけ穏便に過ごしたいんだあ~

まーくん

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第9章 マサル共和国の建国

13 【閑話 レイラの休日】

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<<国際連合事務局職員レイラ視点>>
わたしの名前はレイラです。

国際連合事務局に昨年からお世話になっています。

今わたしはマサル共和国のメインストリートを歩いています。

目的はもちろんウインドウ・ショッピング。

ここマサル共和国では、週に1日は必ず休みの日があります。

国際連合事務局は、交代制で休んでいます。

第2陣、第3陣と移住者がどんどん到着し、今はローバー先生とランス様が新しい街の開拓に大忙しのようです。

わたし知らなかったんですが、ローバー先生って、とても有名な方だったみたいですね。

明るくていつも気軽に声かけて下さいますから、気の良いおじさんだと思っていましたよ。

ランス様の魔法は、相変わらず人事を超えまくっています。



街の拡張もこれで3度目になります。
首都の開発はこれで終わりだそうです。

第4陣は農民中心になるので、少し離れたところに、広い農地を作ってそこに住んでもらうようですね。

すでに農地は開墾済みで、今は肥料を与えながら、土を肥やしているところです。

開墾したばかりは、土が痩せて落ち着いていないから、少し休ませて栄養をあげないといけないんです。

ローバー先生からの聞きかじりですが。





とにかく、今日はお休みの日です。

カトウ運輸のユリアちゃんとマリヤちゃんを誘ってあちこちのお店を冷やかしています。

第2陣で、世界中の有名な商会が支店をオープンしました。

このメインストリートに並ぶそれらの店には、各店が競うように新作を並べています。

世界中の貴族や金持ちが、これらを目当てに、世界中から集まります。

当然、観光客も目白押しです。

転移門があるから、自国内と変わらずに来れますからね。

当然入出国審査はありますが、予めマサル共和国で発行されるビザがあれば、簡単なチェックだけで大丈夫です。

このビザって証明書ですが、すごく良く出来ているんです。

血を1滴登録すれば、その人だと証明出来るんですって。

試しに移住者全員でテストしたところ、100%の精度で、家族でも双子でもきちんと見分け出来ていました。

今各国から問い合わせが殺到していて、役所では対応に大忙しだそうです。


これだけの商会があれば、必然的にオシャレさんが集まりますので、各店も最新のトレンドを投入して顧客獲得に必死です。

ある意味、この通りは世界の情報発信地と言えるのではないでしょうか。

おかげで、わたし達は最新のトレンドを手頃な価格で手に入れられます。

手頃って言っても高価ですよ!

何回分のボーナスを溜め込んでやっと買えるかどうかなので、毎週のウインドウショッピングによる商品調査は、とっても重要なのです。




「レイラちゃん、マリヤ、ちょっとお腹空かない?
何か食べようよ。」

ユリアちゃんの声に時計台を見ると、もう正午過ぎです。

まだ時計は高価ですから、個人ではなかなか持てません。

あの時計台は、街中のどこからでも見えるので本当に便利です。

そうそう、1時間毎に違う音楽が流れるので、家の中にいても時間がわかるんです。



メインストリートに沿って左右に道が並んでいます。

庁舎に向かって右側に食堂や食材、日用品を売る店があります。

左側には職人街があります。

わたし達は、食堂が並ぶ通りに向かいました。

食堂も国際色豊かです。

各国からの移住者が店を開いているので、本場の味です。

「どこにしようか?」

「そうねぇ、気分は辛いものかな。」

「わたしも!」

「じゃあモーグルのカリー屋さんが最近オープンしたから、行ってみる?」

「「決定!」」

今日のお昼はカリーです。

モーグル王国は暑い国なので、カリーのような血行を促し汗をたくさんかく食べ物が多いそうです。

皆んなで汗を拭きながらカリーを楽しみました。

「この後、どうする?」

「庁舎の中庭に美味しいクレープ屋さんが出来たって。

お兄さんがカッコいいらしいよ。」

「「よしすぐに行こう!」」

こうしてわたし達の休みは、大満足の内に終わるのでした。












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