36 / 49
36話目 ※リオル視点4
しおりを挟む
ダンジョンに入って一階層は比較的順調だった。
クィーンメイジゴブリンに占拠されていた以前の様子と比べるとウォーリアコボルトはいちいち面倒ではあるが敵ではない。ただバロナイトコボルトまでいたのは驚いた。ナディルからそれとなく格上の何かがいるとは報告されていたがバロナイトコボルトはコボルトと名がついているが、その力はコボルトとは全く比較にならない。
とはいえ、決して勝てない相手ではない。実際二階層へ続く階段の前に陣取っていたバロナイトコボルトは倒すことができた。ただ……それは、現れるはずもない場所から現れた。
バロナイトコボルトについての実況をしているユマの背後。一般的に安全地帯だと思われている場所……『階段』から奴等はユマに向かって飛びかかってきた。
「「ユマッ!!」」
咄嗟にユマを抱きかかえ、攻撃を避けようとしたが1匹、2匹と避けたところで3匹目の爪に背中を切り裂かれてしまった。勢いのまま地を転がるが、腕の中のユマに目立った外傷がない事に安堵する。
「ゼクス!!ユマを頼む」
「リオルさん!!いま回復を……」
「ありがとうマイカ。ユマのこともみてやってくれ」
駆け寄ってきたゼクスに気を失っているユマとマイカを託して、フィラノーラとノーマンが魔物達を引き止めてくれている前線に急いで戻った。
ダークドラゴン……他のダンジョンでなら深層のボスとまで言われている魔物がこんなところで3匹も出現するなんて予想外過ぎる。いや、スタンピードの可能性を調査しにやってきたのに考えが甘すぎたのだ。
ダンジョンの魔物達は階層の行き来は無く、階段は安全などという常識が通用しないのがスタンピードだ。
ダンジョンから出てくるはずのない、魔物達がダンジョン外へ出てくるんだ。階段ぐらい昇って来たって不思議ではない。
真ん中のダークドラゴンの首が後ろに引くように動き、邪悪な魔力が口元へと集中している。
「ブレスが来るぞ」
場数は皆、踏んでいる。声がけをせずとも理解しているだろうが、己の気を引き締める為にも声に出した。
数拍置いて吐き出された猛烈な黒い霧をそれぞれ地を蹴り避ける……が、ダークドラゴンは一匹ではない。避けたところに振り下ろされてくる鋭い爪を剣で受け止める。
「ぐっ……」
重い攻撃に身が沈み込むが、気合いを込めて押し返す。フィラノーラもノーマンもなんとか躱しきった様だ。
しかし、周りの状況を確認しきる間もなくダークドラゴンの攻撃は続く。
「アイスランスッ!!」
巨大な3本の氷の杭をダークドラゴンの頭上へ落とすが2本は尻尾で砕かれてしまった。残り1本は背へ当てることは出来たが、大したダメージを与えられてはいない。
「ぐはっ!!」
「ノーマン!!くっ!!」
強靭な尾で地に叩きつけられたノーマンを助けに向かいたいが、目の前のダークドラゴンはその隙を与えてはくれない。ノーマンと対峙していたダークドラゴンが再びブレスの姿勢に入り……成す術なしかと思ったが、ゼクスがノーマンの前に立ちその盾でブレスを受け流しきった。
「助かった……ゼクス」
正直、ゼクスの腕ではダークドラゴンの前では防ぎきれないと思っていたがゼクスの盾は守りきった。しかし……ゼクスがここにいるということは……ユマ達は?
「ルディさんが代わってくれています」
俺の疑問を察して発せられたゼクスの言葉に安堵した。おそらくそれは……一番安全な場所にいる。
「ゼクス、ノーマンとフィラノーラを連れてマイカのところへ!!」
ゼクスの盾が間に合わず、ダークドラゴンの爪での薙ぎ払いを受けきれずに吹き飛ばされたフィラノーラ、ノーマンも今の傷ではこれ以上戦えない。
「ルディに先導してもらい皆はダンジョンの外へ出るよう伝えてくれ」
二人を抱えたゼクスに投げかける。
「リオルさんは?」
「奴らの足を止める……アイスソード!!」
剣の魔石に魔力を込めて触れた者を凍結させる氷を纏わせたが、一瞬怯ませられた。その一瞬で十分。後退しようとするゼクスとダークドラゴンとの線上に移動した。
「リオルさんが犠牲にならずとも、ルディさんなら、もしくは……」
3匹が一斉にブレスの構えに入り、俺は強く剣を握りしめた。もう全魔力を剣に注ぎ込む捨て身の攻撃に賭けるしかない。
「いいから早く行け!!」
ルディは確かに強かった……が、さすがにダークドラゴン3匹が相手となると厳しいのではないか。こうなったのは俺のミスだ、一番確実に多くの命が助かる方法を……。
大きく口を開けたダークドラゴンの間に凛とした背中の幻が見えた。
いつも厳しく、俺がどれだけ傷だらけになろうと助けてはくれない……それでも命の危険がある時はいつだって必ず助けてくれた背中。
逆に命の危険にならないと助けてくれなかった幻の姿に白い影が重なった。
「ルー……「全てを一人で抱え込むのはどちらですか」
彼が手をダークドラゴンへ差し出すと一番近くにいたダークドラゴンの姿が炎に包まれ一瞬のうちに灰となってこぼれ落ちていった。
「な……な……」
彼の強さが桁違いなのは皆分かってはいたが……見せていた力はほんの一部だった。
「私の事も、もっと使ってください。私だって銀月の迷い猫のメンバーなんですから」
いま見せた力とこちらを振り返り自分の言葉に照れる姿に、違和感を通り越して恐怖を感じる。
その力は父や母相当……魔王と呼ばれた存在と同等なのではないか?魔神属を見たと噂されたが、この強さを目の当たりにすれば誰でもそう思うだろう。
『先程の衝撃のせいでカメラに異常があったみたいです!!一度配信を落として修理を試みますので、皆さまここで失礼します!!』
我に返ったユマが配信を慌てて止める。メンバーの中で一番気丈なのは実はユマだったのかもしれない。
目の前の恐怖の対象に体の震えを止められなかった俺の姿を見てルディの表情が曇った。
ここ数日共に生活をして、彼がどれだけ尽くしてくれているかを知っているのに……傷付けた。それでも、震えは止められない。
「リオル様にそんな顔をさせるなんて……万死に値しますね」
彼は……笑った。
突然の乱入者に戸惑うダークドラゴンへ向き直した彼が両手を掲げて振り下ろした瞬間、2体のダークドラゴンの首が……落ちた。
枯れた花弁が落ちる様に、壊れた玩具の首が突然取れる様に、ただ……落ちた。
「リオル様を怖がらせるなんて罪深い奴らだ」
『お前だ、お前っ!!』その背中にそうツッコめる者は誰も居なかった。
クィーンメイジゴブリンに占拠されていた以前の様子と比べるとウォーリアコボルトはいちいち面倒ではあるが敵ではない。ただバロナイトコボルトまでいたのは驚いた。ナディルからそれとなく格上の何かがいるとは報告されていたがバロナイトコボルトはコボルトと名がついているが、その力はコボルトとは全く比較にならない。
とはいえ、決して勝てない相手ではない。実際二階層へ続く階段の前に陣取っていたバロナイトコボルトは倒すことができた。ただ……それは、現れるはずもない場所から現れた。
バロナイトコボルトについての実況をしているユマの背後。一般的に安全地帯だと思われている場所……『階段』から奴等はユマに向かって飛びかかってきた。
「「ユマッ!!」」
咄嗟にユマを抱きかかえ、攻撃を避けようとしたが1匹、2匹と避けたところで3匹目の爪に背中を切り裂かれてしまった。勢いのまま地を転がるが、腕の中のユマに目立った外傷がない事に安堵する。
「ゼクス!!ユマを頼む」
「リオルさん!!いま回復を……」
「ありがとうマイカ。ユマのこともみてやってくれ」
駆け寄ってきたゼクスに気を失っているユマとマイカを託して、フィラノーラとノーマンが魔物達を引き止めてくれている前線に急いで戻った。
ダークドラゴン……他のダンジョンでなら深層のボスとまで言われている魔物がこんなところで3匹も出現するなんて予想外過ぎる。いや、スタンピードの可能性を調査しにやってきたのに考えが甘すぎたのだ。
ダンジョンの魔物達は階層の行き来は無く、階段は安全などという常識が通用しないのがスタンピードだ。
ダンジョンから出てくるはずのない、魔物達がダンジョン外へ出てくるんだ。階段ぐらい昇って来たって不思議ではない。
真ん中のダークドラゴンの首が後ろに引くように動き、邪悪な魔力が口元へと集中している。
「ブレスが来るぞ」
場数は皆、踏んでいる。声がけをせずとも理解しているだろうが、己の気を引き締める為にも声に出した。
数拍置いて吐き出された猛烈な黒い霧をそれぞれ地を蹴り避ける……が、ダークドラゴンは一匹ではない。避けたところに振り下ろされてくる鋭い爪を剣で受け止める。
「ぐっ……」
重い攻撃に身が沈み込むが、気合いを込めて押し返す。フィラノーラもノーマンもなんとか躱しきった様だ。
しかし、周りの状況を確認しきる間もなくダークドラゴンの攻撃は続く。
「アイスランスッ!!」
巨大な3本の氷の杭をダークドラゴンの頭上へ落とすが2本は尻尾で砕かれてしまった。残り1本は背へ当てることは出来たが、大したダメージを与えられてはいない。
「ぐはっ!!」
「ノーマン!!くっ!!」
強靭な尾で地に叩きつけられたノーマンを助けに向かいたいが、目の前のダークドラゴンはその隙を与えてはくれない。ノーマンと対峙していたダークドラゴンが再びブレスの姿勢に入り……成す術なしかと思ったが、ゼクスがノーマンの前に立ちその盾でブレスを受け流しきった。
「助かった……ゼクス」
正直、ゼクスの腕ではダークドラゴンの前では防ぎきれないと思っていたがゼクスの盾は守りきった。しかし……ゼクスがここにいるということは……ユマ達は?
「ルディさんが代わってくれています」
俺の疑問を察して発せられたゼクスの言葉に安堵した。おそらくそれは……一番安全な場所にいる。
「ゼクス、ノーマンとフィラノーラを連れてマイカのところへ!!」
ゼクスの盾が間に合わず、ダークドラゴンの爪での薙ぎ払いを受けきれずに吹き飛ばされたフィラノーラ、ノーマンも今の傷ではこれ以上戦えない。
「ルディに先導してもらい皆はダンジョンの外へ出るよう伝えてくれ」
二人を抱えたゼクスに投げかける。
「リオルさんは?」
「奴らの足を止める……アイスソード!!」
剣の魔石に魔力を込めて触れた者を凍結させる氷を纏わせたが、一瞬怯ませられた。その一瞬で十分。後退しようとするゼクスとダークドラゴンとの線上に移動した。
「リオルさんが犠牲にならずとも、ルディさんなら、もしくは……」
3匹が一斉にブレスの構えに入り、俺は強く剣を握りしめた。もう全魔力を剣に注ぎ込む捨て身の攻撃に賭けるしかない。
「いいから早く行け!!」
ルディは確かに強かった……が、さすがにダークドラゴン3匹が相手となると厳しいのではないか。こうなったのは俺のミスだ、一番確実に多くの命が助かる方法を……。
大きく口を開けたダークドラゴンの間に凛とした背中の幻が見えた。
いつも厳しく、俺がどれだけ傷だらけになろうと助けてはくれない……それでも命の危険がある時はいつだって必ず助けてくれた背中。
逆に命の危険にならないと助けてくれなかった幻の姿に白い影が重なった。
「ルー……「全てを一人で抱え込むのはどちらですか」
彼が手をダークドラゴンへ差し出すと一番近くにいたダークドラゴンの姿が炎に包まれ一瞬のうちに灰となってこぼれ落ちていった。
「な……な……」
彼の強さが桁違いなのは皆分かってはいたが……見せていた力はほんの一部だった。
「私の事も、もっと使ってください。私だって銀月の迷い猫のメンバーなんですから」
いま見せた力とこちらを振り返り自分の言葉に照れる姿に、違和感を通り越して恐怖を感じる。
その力は父や母相当……魔王と呼ばれた存在と同等なのではないか?魔神属を見たと噂されたが、この強さを目の当たりにすれば誰でもそう思うだろう。
『先程の衝撃のせいでカメラに異常があったみたいです!!一度配信を落として修理を試みますので、皆さまここで失礼します!!』
我に返ったユマが配信を慌てて止める。メンバーの中で一番気丈なのは実はユマだったのかもしれない。
目の前の恐怖の対象に体の震えを止められなかった俺の姿を見てルディの表情が曇った。
ここ数日共に生活をして、彼がどれだけ尽くしてくれているかを知っているのに……傷付けた。それでも、震えは止められない。
「リオル様にそんな顔をさせるなんて……万死に値しますね」
彼は……笑った。
突然の乱入者に戸惑うダークドラゴンへ向き直した彼が両手を掲げて振り下ろした瞬間、2体のダークドラゴンの首が……落ちた。
枯れた花弁が落ちる様に、壊れた玩具の首が突然取れる様に、ただ……落ちた。
「リオル様を怖がらせるなんて罪深い奴らだ」
『お前だ、お前っ!!』その背中にそうツッコめる者は誰も居なかった。
115
あなたにおすすめの小説
異世界転生した双子は今世でも双子で勇者側と悪魔側にわかれました
陽花紫
BL
異世界転生をした双子の兄弟は、今世でも双子であった。
しかし運命は二人を引き離し、一人は教会、もう一人は森へと捨てられた。
それぞれの場所で育った男たちは、やがて知ることとなる。
ここはBLゲームの中の世界であるのだということを。再会した双子は、どのようなエンディングを迎えるのであろうか。
小説家になろうにも掲載中です。
拾った異世界の子どもがどタイプ男子に育つなんて聞いてない。
おまめ
BL
召喚に巻き込まれ異世界から来た少年、ハルを流れで引き取ることになった男、ソラ。立派に親代わりを務めようとしていたのに、一緒に暮らしていくうちに少年がどタイプ男子になっちゃって困ってます。
【連載中/BL】どうやら精霊術師として召喚されたようですが5分でクビになりましたので、最高級クラスの精霊獣と駆け落ちしようと思います。
架月ひなた
BL
異世界に召喚されたけど、即クビ!?
しかも壊した魔法陣を直せと無茶振りされ、住む場所として案内されたところも廃墟のような別邸。
食事は小さなパンのカケラにグラスに三割しか入っていない水のみ。
帰還手段もなくどうやって生きていこうか悩んでいた千颯の前に現れたのは、もふもふ癒し系のホワイトタイガーだった(のち超絶イケメンに変化)。
「名をくれたお前をこれから先ずっと守ると誓おう」
溺愛MAXのもふもふイケメン精霊獣に「駆け落ちするぞ」ともちかけられ、元の世界へ戻る為に旅をする事になった平凡社会人(無自覚チート精霊術師)の契約異世界BLファンタジー。
行方不明になっていた祖父がこの世界で聖女に拉致されたのを知り、探し出して一緒にニホンへと帰るつもりだったが!?
※コメディよりのラブコメ。時にシリアス。
※ざまあ展開にもなりそうな予感。
※想定文字数10万〜13万文字くらい。
【完結】竜騎士の私は竜の番になりました!
胡蝶花れん
ファンタジー
ここは、アルス・アーツ大陸。
主に5大国家から成り立つ大陸である。
この世界は、人間、亜人(獣に変身することができる。)、エルフ、ドワーフ、魔獣、魔女、魔人、竜などの、いろんな種族がおり、また魔法が当たり前のように使える世界でもあった。
この物語の舞台はその5大国家の内の一つ、竜騎士発祥の地となるフェリス王国から始まる、王国初の女竜騎士の物語となる。
かくして、竜に番(つがい)認定されてしまった『氷の人形』と呼ばれる初の女竜騎士と竜の恋模様はこれいかに?! 竜の番の意味とは?恋愛要素含むファンタジーモノです。
※毎日更新(平日)しています!(年末年始はお休みです!)
※1話当たり、1200~2000文字前後です。
俺の異世界先は激重魔導騎士の懐の中
油淋丼
BL
少女漫画のような人生を送っていたクラスメイトがある日突然命を落とした。
背景の一部のようなモブは、卒業式の前日に事故に遭った。
魔王候補の一人として無能力のまま召喚され、魔物達に混じりこっそりと元の世界に戻る方法を探す。
魔物の脅威である魔導騎士は、不思議と初対面のようには感じなかった。
少女漫画のようなヒーローが本当に好きだったのは、モブ君だった。
異世界に転生したヒーローは、前世も含めて長年片思いをして愛が激重に変化した。
今度こそ必ず捕らえて囲って愛す事を誓います。
激重愛魔導最強転生騎士×魔王候補無能力転移モブ
【完結】討伐される魔王に転生したので世界平和を目指したら、勇者に溺愛されました
じゅん
BL
人間領に進撃許可を出そうとしていた美しき魔王は、突如、前世の記憶を思い出す。
「ここ、RPGゲームの世界じゃん! しかもぼく、勇者に倒されて死んじゃうんですけど!」
ぼくは前世では病弱で、18歳で死んでしまった。今度こそ長生きしたい!
勇者に討たれないためには「人と魔族が争わない平和な世の中にすればいい」と、魔王になったぼくは考えて、勇者に協力してもらうことにした。本来は天敵だけど、勇者は魔族だからって差別しない人格者だ。
勇者に誠意を試されるものの、信頼を得ることに成功!
世界平和を進めていくうちに、だんだん勇者との距離が近くなり――。
※注:
R15の回には、小見出しに☆、
R18の回には、小見出しに★をつけています。
異世界で孵化したので全力で推しを守ります
のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着最強×人外美人BL
転生悪役弟、元恋人の冷然騎士に激重執着されています
柚吉猫
BL
生前の記憶は彼にとって悪夢のようだった。
酷い別れ方を引きずったまま転生した先は悪役令嬢がヒロインの乙女ゲームの世界だった。
性悪聖ヒロインの弟に生まれ変わって、過去の呪縛から逃れようと必死に生きてきた。
そんな彼の前に現れた竜王の化身である騎士団長。
離れたいのに、皆に愛されている騎士様は離してくれない。
姿形が違っても、魂でお互いは繋がっている。
冷然竜王騎士団長×過去の呪縛を背負う悪役弟
今度こそ、本当の恋をしよう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる