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44話目 俺だって怒ってます
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こうしてマサカズと向かい合うのは何年ぶりだろう……初めて会った時、以来かな。
あの時はボロボロにされて負けたけど……今は俺だって、あの時のお前の様に守りたい物が出来た。一方的に負けたりはしない。
剣を取り出し構えた。
剣を向けた時点でもう後戻りはできない……マサカズが満足するまで持ち堪えてくれよ、俺の体。
真正面から突っ込んできたマサカズの剣をなんとか受け止めるが、鍔迫り合いとなると力でマサカズを押すのは無理……ん?
剣を弾いて後ろに飛び退き距離をとる。おかしい……マサカズは本気を出していない?息子のギルドメンバーだから一応手加減を……するような奴じゃないよな。息つく間もなく放たれた爆炎を氷の壁で防ぎながら横から飛び込んできた剣を躱す。
「よく受け止めたな、子供のくせに中々場数を踏んでるみたいだ」
ニヤリと笑うマサカズの表情は恐怖でしかないな。
楽しいおもちゃを見つけた時の悪ガキか。
ーーーーーー
長き攻防、攻撃を受け止める事はできるんだがこちらの攻撃も通らない膠着状態。ただ、ジワジワとこちらの魔力を削られていき……無尽蔵なマサカズとの長期戦はただ不利になるだけだとわかっているのに決め手に欠ける。
「こんな力があんのに、わざわざあんないつまでも甘えたガキに付き従ってる意味がわかんねぇな」
「……リオル様は甘えたガキではありません。ギルドマスターとしてギルドを背負い立派にご活躍なされています」
挑発だ、挑発。乗るなよ俺……。
「はあ?どこがだ、いつまでも過去に囚われて前に進み出そうとしやしねぇただの引きこもりだ。弱いくせに努力もしねぇで怠けてやがる。欲しいものがあるくせにただ指を咥えて見ているだけのガキだ」
「リオル様を悪くいうのはやめていただけますか……父親でしょうに……」
「俺の息子ならもっと高みを目指してもらいてぇモンだな」
俺の中で何かが切れた。
リオル様がどれだけお前に劣等感を感じながらも努力してきたか知らないクセに……。
魔石を取り出し握りしめる……特大の魔石に宿る魔力が全て俺の中に取り込まれていく。
「魔石からの魔力吸収、やはり魔神族じゃねぇか。何を企む?息子を人質にでもしたつもりか?」
「俺は人間だ。ただのリオル様のファンだ!!」
渾身の力を込めてマサカズの頬に拳を打ち込んだ。吹き飛ぶマサカズの体。以前のマサカズならどれだけ魔石を吸収しようと、その防御力を貫通させることはできなかっただろう。マサカズは相変わらず強い。強いが……あの時よりも劣るスピードとパワーは勇者といえど抗えない事実を物語っている。
「……歳には勝てないか。時の流れは無情だな」
「はあああああっっ!?誰がヨボヨボのおいぼれジジイだっ!!」
つい漏らした俺の言葉にマサカズが逆上した。
言ってない言ってないっ!!人の事を挑発してくるくせにお前は着火が早すぎだろう!!自分で気にしているのか知らないが被害妄想でブチ切れしすぎだっ!!
おいおいおい……マジかマサカズ……。
マサカズが両手を天へ向けると、空に大きなまずまのボールの様なものが出来上がる。それはどんどん大きくなって……そのボールが持つ熱だけですでに周囲の草が燃え始め、ついにはマサカズ着ていた装備まで燃え上がる。
「ちょ……落ち着いて……」
一度だけ見た事のあるマサカズの大技、かつて魔王を倒し、大陸一つを溶岩の海の死んだ土地へと変えた魔法。『俺は太陽』魔法名のダサさはこの際おいといて、間違いなく最強の必殺技だ。この大陸まであの死の大陸に変える気か!?王都がすぐ側なんだぞ?銀月の迷い猫の拠点だってあるんだぞ!?
「くたばれ、ガキが……」
もう俺に勝つことしか頭にねぇぇぇっ!!炎に包まれ熱風の中で髪を逆巻きながら危険な魔法を発動させようとしている様はどっちが魔神だかわからない。
くそっ考えてる暇はない、考える事に時間を掛ければ掛けるほどあのマグマボールはデカくなる。考えるよりも動くしかないっ!!
持っていた魔石を全て自分の魔力に変えて、足に氷魔法を付与して防御力を高めることに全振りをしてマサカズに向かって突っ込んだ。
「頭を冷やしやがれ!!こんのぉバカカズがあああぁぁぁっっっ!!」
マサカズの頭頂部へ蹴り込んで着地をし、そのままそのくそ硬い頭を蹴って空へ……これだけ防御力を底上げして結界も幾重にも張っているのに、その熱は俺の体を焼いていき、服が燃え始める。持ち堪えろ俺の身体っ!!
宙に浮かぶマグマボールを渾身の力へ蹴り上げた。
空高くどこまでも飛んでいく太陽は次第に小さく、見えなくなっていく……よかった。
力を全て使い果たしもう魔石も残ってない……着地の態勢も取れずに落ちていくだけの俺の体、シルキームールの繊維を紡いで作った最高強度を保つ服もマグマの中に生き、マグマを飲んで生きるマグマカイマンの皮で作った装備すら燃え尽きてしまった。
地面に叩きつけられるのを覚悟していた俺の体は、マサカズの腕の中。
間近で見るマサカズの顔には皺が増えて白髪も増えている……若い頃よりも垂れた目がうるうると潤んでいる。
「頭は冷めましたか?脳筋勇者様……」
「お前……お前は……ルーウェンなのか?」
やっぱりお前らは……おかしくもないがつい笑いが溢れる。
ついつい『バカカズ』って言っちまったもんな。リナと俺とでマサカズを揶揄うときや怒る時に言っていた呼び名。
「ぼっちゃんには内緒にしてくれよ?マサカズ……ぐえっ!!」
シッと指を口に当てて『内緒』の仕草をした途端にぎゅうぎゅうと力一杯抱きしめられて地面に押し倒された。
「うおおおぉぉっ!!ルーウェンっ!!おまっ……生きて……」
「待て待て……落ち、着け……魔力も気力も尽きてんだ、予備の魔石ももう無い。死ぬ」
無防備な体ではマサカズの馬鹿力に耐えきれず、全身を粉砕されそうな痛みに涙が滲んできた。
「わ……悪ぃ、久々の全力の戦闘の興奮と……つい頭に血が昇って……俺の魔力吸ってくれ。お前が本当にルーウェンならできるだろう?」
「いいのか?じゃあ……」
このままじゃ立ち上がれるように回復するまでどれぐらいかかるかわからない。お言葉に甘えて両手をマサカズの胸に当てて魔力を……。
「んぁっ!!」
身体がビクンッと大きく跳ね上がった。
空っぽな容器に満タンまで一気に押し込まれたような勢いと衝撃。まだこんなに魔力を……もう二度とマサカズとは戦いたくねぇ。
「もう良いのか?もっといくらでも注いでやるぞ?」
「もういい……これ以上押し込まれたら……壊れる」
「遠慮しなくてもお前のためならいくらだって「父さん……」
カサリと音がして、顔を向けると……怒りを露わにしたリオル様とリナがこちらを見下ろしていた。
あの時はボロボロにされて負けたけど……今は俺だって、あの時のお前の様に守りたい物が出来た。一方的に負けたりはしない。
剣を取り出し構えた。
剣を向けた時点でもう後戻りはできない……マサカズが満足するまで持ち堪えてくれよ、俺の体。
真正面から突っ込んできたマサカズの剣をなんとか受け止めるが、鍔迫り合いとなると力でマサカズを押すのは無理……ん?
剣を弾いて後ろに飛び退き距離をとる。おかしい……マサカズは本気を出していない?息子のギルドメンバーだから一応手加減を……するような奴じゃないよな。息つく間もなく放たれた爆炎を氷の壁で防ぎながら横から飛び込んできた剣を躱す。
「よく受け止めたな、子供のくせに中々場数を踏んでるみたいだ」
ニヤリと笑うマサカズの表情は恐怖でしかないな。
楽しいおもちゃを見つけた時の悪ガキか。
ーーーーーー
長き攻防、攻撃を受け止める事はできるんだがこちらの攻撃も通らない膠着状態。ただ、ジワジワとこちらの魔力を削られていき……無尽蔵なマサカズとの長期戦はただ不利になるだけだとわかっているのに決め手に欠ける。
「こんな力があんのに、わざわざあんないつまでも甘えたガキに付き従ってる意味がわかんねぇな」
「……リオル様は甘えたガキではありません。ギルドマスターとしてギルドを背負い立派にご活躍なされています」
挑発だ、挑発。乗るなよ俺……。
「はあ?どこがだ、いつまでも過去に囚われて前に進み出そうとしやしねぇただの引きこもりだ。弱いくせに努力もしねぇで怠けてやがる。欲しいものがあるくせにただ指を咥えて見ているだけのガキだ」
「リオル様を悪くいうのはやめていただけますか……父親でしょうに……」
「俺の息子ならもっと高みを目指してもらいてぇモンだな」
俺の中で何かが切れた。
リオル様がどれだけお前に劣等感を感じながらも努力してきたか知らないクセに……。
魔石を取り出し握りしめる……特大の魔石に宿る魔力が全て俺の中に取り込まれていく。
「魔石からの魔力吸収、やはり魔神族じゃねぇか。何を企む?息子を人質にでもしたつもりか?」
「俺は人間だ。ただのリオル様のファンだ!!」
渾身の力を込めてマサカズの頬に拳を打ち込んだ。吹き飛ぶマサカズの体。以前のマサカズならどれだけ魔石を吸収しようと、その防御力を貫通させることはできなかっただろう。マサカズは相変わらず強い。強いが……あの時よりも劣るスピードとパワーは勇者といえど抗えない事実を物語っている。
「……歳には勝てないか。時の流れは無情だな」
「はあああああっっ!?誰がヨボヨボのおいぼれジジイだっ!!」
つい漏らした俺の言葉にマサカズが逆上した。
言ってない言ってないっ!!人の事を挑発してくるくせにお前は着火が早すぎだろう!!自分で気にしているのか知らないが被害妄想でブチ切れしすぎだっ!!
おいおいおい……マジかマサカズ……。
マサカズが両手を天へ向けると、空に大きなまずまのボールの様なものが出来上がる。それはどんどん大きくなって……そのボールが持つ熱だけですでに周囲の草が燃え始め、ついにはマサカズ着ていた装備まで燃え上がる。
「ちょ……落ち着いて……」
一度だけ見た事のあるマサカズの大技、かつて魔王を倒し、大陸一つを溶岩の海の死んだ土地へと変えた魔法。『俺は太陽』魔法名のダサさはこの際おいといて、間違いなく最強の必殺技だ。この大陸まであの死の大陸に変える気か!?王都がすぐ側なんだぞ?銀月の迷い猫の拠点だってあるんだぞ!?
「くたばれ、ガキが……」
もう俺に勝つことしか頭にねぇぇぇっ!!炎に包まれ熱風の中で髪を逆巻きながら危険な魔法を発動させようとしている様はどっちが魔神だかわからない。
くそっ考えてる暇はない、考える事に時間を掛ければ掛けるほどあのマグマボールはデカくなる。考えるよりも動くしかないっ!!
持っていた魔石を全て自分の魔力に変えて、足に氷魔法を付与して防御力を高めることに全振りをしてマサカズに向かって突っ込んだ。
「頭を冷やしやがれ!!こんのぉバカカズがあああぁぁぁっっっ!!」
マサカズの頭頂部へ蹴り込んで着地をし、そのままそのくそ硬い頭を蹴って空へ……これだけ防御力を底上げして結界も幾重にも張っているのに、その熱は俺の体を焼いていき、服が燃え始める。持ち堪えろ俺の身体っ!!
宙に浮かぶマグマボールを渾身の力へ蹴り上げた。
空高くどこまでも飛んでいく太陽は次第に小さく、見えなくなっていく……よかった。
力を全て使い果たしもう魔石も残ってない……着地の態勢も取れずに落ちていくだけの俺の体、シルキームールの繊維を紡いで作った最高強度を保つ服もマグマの中に生き、マグマを飲んで生きるマグマカイマンの皮で作った装備すら燃え尽きてしまった。
地面に叩きつけられるのを覚悟していた俺の体は、マサカズの腕の中。
間近で見るマサカズの顔には皺が増えて白髪も増えている……若い頃よりも垂れた目がうるうると潤んでいる。
「頭は冷めましたか?脳筋勇者様……」
「お前……お前は……ルーウェンなのか?」
やっぱりお前らは……おかしくもないがつい笑いが溢れる。
ついつい『バカカズ』って言っちまったもんな。リナと俺とでマサカズを揶揄うときや怒る時に言っていた呼び名。
「ぼっちゃんには内緒にしてくれよ?マサカズ……ぐえっ!!」
シッと指を口に当てて『内緒』の仕草をした途端にぎゅうぎゅうと力一杯抱きしめられて地面に押し倒された。
「うおおおぉぉっ!!ルーウェンっ!!おまっ……生きて……」
「待て待て……落ち、着け……魔力も気力も尽きてんだ、予備の魔石ももう無い。死ぬ」
無防備な体ではマサカズの馬鹿力に耐えきれず、全身を粉砕されそうな痛みに涙が滲んできた。
「わ……悪ぃ、久々の全力の戦闘の興奮と……つい頭に血が昇って……俺の魔力吸ってくれ。お前が本当にルーウェンならできるだろう?」
「いいのか?じゃあ……」
このままじゃ立ち上がれるように回復するまでどれぐらいかかるかわからない。お言葉に甘えて両手をマサカズの胸に当てて魔力を……。
「んぁっ!!」
身体がビクンッと大きく跳ね上がった。
空っぽな容器に満タンまで一気に押し込まれたような勢いと衝撃。まだこんなに魔力を……もう二度とマサカズとは戦いたくねぇ。
「もう良いのか?もっといくらでも注いでやるぞ?」
「もういい……これ以上押し込まれたら……壊れる」
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