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第84話
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「うん、いいよ。じゃあまたお昼に来るね」
「ああ」
リアはルンルンで街で買い出しをした。気分がいいと買い出しも楽しいものだ。ムダに使い方も知らない調味料を買ってしまう浮かれっぷりである。
リアは大いにムダ使いという買い出しを終わらせると冒険者ギルドに戻った。
そこに丁度モズ姿が見えた。リアが手を上げようとした所で、またもやキレイな女性がモズに話しかけている。本当にモズはモテるようだ。確かに髭を剃ればいい男に違いないが、剃らなくてもワイルドでいい男だったのにその時はモテなかったのが不思議である。やはり女性は清潔感を強く求める物なのだろうかとリアは冷静に分析をしていた。
「今日はこの間の返事を貰いに来たのよ」
「返事は何度もしている、ノーだ」
「どうして?髭を剃ってくれたら結婚してあげるってずっと前から言ってあげてたのに!だから剃ったんじゃないの?」
「あんたはもう結婚しているだろう?それに俺はあんたの為に髭を剃ったんじゃない。好きな子が出来たから剃ったんだ!」
と、言った所でリアとモズは目が合った。
「あ」お互いに顔が赤くなる。
「好きな子って誰よ!あんたのためなら離縁するわ!」
モズは女の手を振り払い。リアの所に走ってきて「この子だ!」と叫んだ。
「なっ!」そしてリアを連れて走った。
「ちょっとーー!うそでしょー!そんな地味な子の何かいいのよーー!」
と、叫び声が聞こえる。野次馬達がヒューヒューという声も聞こえた。
二人は門から出て森の中に入った。その間ずっと手を繋いでいる。
「ご、ごめん」
よく見たらモズはまたキレイに髭を剃っていた。
「髭…」
「ああ、職員がプロポーズするなら髭を剃れって言って…昼前に剃ったんだ」
「プロッ…」
「あっ、さっきの女は元カノとかじゃない。昔から言い寄って来ていた女なんだ。しつこくてね」
「…そう」
モズは息を整え、リアを見つめた。
「もう分かっていると思うけど、さっき言ったのは噓じゃない。リアが好きなんだ」
そしてモズは片ひざを付いてリアの手を取って言った。
「リア、これから先、俺と共に歩んでほしい。そして将来、俺と結婚ほしいんだ」
「わ、わたしでよろしければ…」
「本当か!」
リアは赤い顔をしながらコクリと頷いた。
「ありがとう」
モズはリアをそっと抱きしめた。
男性にプロポーズなんてされた事があっただろうか?あ、ユリウスのプロポーズを受けた気がする。でもなんだかおままごとような感じだったなと思い出した。
二人は一緒にリアが持って来たお弁当を食べながら話をした。リアが来なかった10日間は辛かったと言われ、職員から同情されたと言われた。
リアとモズは恋人同士となった訳だがデートを重ね、数年経ち親に挨拶という流れではない。ほぼ結婚するという流れだ。交際期間が短いように思うが若く結婚するこの世界ではいい人を見つければそく結婚するものなのだ。この後は親に報告、挨拶、教会での誓いだ。
リアはOKを出した時点で、婚約者となり数ヶ月後には結婚が決定となる。貴族はここで2年ほど空く、挨拶周りや結婚式の日程や招待状の準備、ドレスの発注など忙しいのだが平民は両親への挨拶に教会の誓いなどで、半年ほどだ。
リアは前世の記憶がある事からこの流れには早いとしか言いようがないが、そもそも結婚自体も親の勧めで行われる事が多いこの世界で恋愛での結婚は稀である。その点ではモズが残っていた事も不思議だ。リアは元々結婚願望があった訳だが最近ではモジャとの暮らしが楽し過ぎて結婚は二の次になっていた。
この時点ではリアはまだモズになにも話はしていない。まずは両親やショーンに会って貰ってから打ち明けようかと思っている。そしてモズからも親や兄弟などに合わせて貰っていなかった。
しかしまだ独立問題が片付いていないだろう。ショーンとはなかなか会える機会がなかった。
「本当にお忙しく、リベル様がいらっしゃらなかったら旦那様だけでは経営は難しかったでしょう。本当に助かっています」
秘書のドルジは言った。
「ああ」
リアはルンルンで街で買い出しをした。気分がいいと買い出しも楽しいものだ。ムダに使い方も知らない調味料を買ってしまう浮かれっぷりである。
リアは大いにムダ使いという買い出しを終わらせると冒険者ギルドに戻った。
そこに丁度モズ姿が見えた。リアが手を上げようとした所で、またもやキレイな女性がモズに話しかけている。本当にモズはモテるようだ。確かに髭を剃ればいい男に違いないが、剃らなくてもワイルドでいい男だったのにその時はモテなかったのが不思議である。やはり女性は清潔感を強く求める物なのだろうかとリアは冷静に分析をしていた。
「今日はこの間の返事を貰いに来たのよ」
「返事は何度もしている、ノーだ」
「どうして?髭を剃ってくれたら結婚してあげるってずっと前から言ってあげてたのに!だから剃ったんじゃないの?」
「あんたはもう結婚しているだろう?それに俺はあんたの為に髭を剃ったんじゃない。好きな子が出来たから剃ったんだ!」
と、言った所でリアとモズは目が合った。
「あ」お互いに顔が赤くなる。
「好きな子って誰よ!あんたのためなら離縁するわ!」
モズは女の手を振り払い。リアの所に走ってきて「この子だ!」と叫んだ。
「なっ!」そしてリアを連れて走った。
「ちょっとーー!うそでしょー!そんな地味な子の何かいいのよーー!」
と、叫び声が聞こえる。野次馬達がヒューヒューという声も聞こえた。
二人は門から出て森の中に入った。その間ずっと手を繋いでいる。
「ご、ごめん」
よく見たらモズはまたキレイに髭を剃っていた。
「髭…」
「ああ、職員がプロポーズするなら髭を剃れって言って…昼前に剃ったんだ」
「プロッ…」
「あっ、さっきの女は元カノとかじゃない。昔から言い寄って来ていた女なんだ。しつこくてね」
「…そう」
モズは息を整え、リアを見つめた。
「もう分かっていると思うけど、さっき言ったのは噓じゃない。リアが好きなんだ」
そしてモズは片ひざを付いてリアの手を取って言った。
「リア、これから先、俺と共に歩んでほしい。そして将来、俺と結婚ほしいんだ」
「わ、わたしでよろしければ…」
「本当か!」
リアは赤い顔をしながらコクリと頷いた。
「ありがとう」
モズはリアをそっと抱きしめた。
男性にプロポーズなんてされた事があっただろうか?あ、ユリウスのプロポーズを受けた気がする。でもなんだかおままごとような感じだったなと思い出した。
二人は一緒にリアが持って来たお弁当を食べながら話をした。リアが来なかった10日間は辛かったと言われ、職員から同情されたと言われた。
リアとモズは恋人同士となった訳だがデートを重ね、数年経ち親に挨拶という流れではない。ほぼ結婚するという流れだ。交際期間が短いように思うが若く結婚するこの世界ではいい人を見つければそく結婚するものなのだ。この後は親に報告、挨拶、教会での誓いだ。
リアはOKを出した時点で、婚約者となり数ヶ月後には結婚が決定となる。貴族はここで2年ほど空く、挨拶周りや結婚式の日程や招待状の準備、ドレスの発注など忙しいのだが平民は両親への挨拶に教会の誓いなどで、半年ほどだ。
リアは前世の記憶がある事からこの流れには早いとしか言いようがないが、そもそも結婚自体も親の勧めで行われる事が多いこの世界で恋愛での結婚は稀である。その点ではモズが残っていた事も不思議だ。リアは元々結婚願望があった訳だが最近ではモジャとの暮らしが楽し過ぎて結婚は二の次になっていた。
この時点ではリアはまだモズになにも話はしていない。まずは両親やショーンに会って貰ってから打ち明けようかと思っている。そしてモズからも親や兄弟などに合わせて貰っていなかった。
しかしまだ独立問題が片付いていないだろう。ショーンとはなかなか会える機会がなかった。
「本当にお忙しく、リベル様がいらっしゃらなかったら旦那様だけでは経営は難しかったでしょう。本当に助かっています」
秘書のドルジは言った。
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