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第85話
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独立問題などなんのその。リアは幸福のど真ん中だった。
プロポーズされた事でニヤニヤが止まらない。毎日のように冒険者ギルドに顔を出した。そしてお昼には一緒にお弁当を食べた。
「リア、大変だろう?毎日作って来ないくていいぞ」
「うん、わかった。たまににする」
「そこは、あなたのために毎日作るわってなもんだろう?」
と、どうでもいい会話が楽しかった。
「両親には手紙を書いたの。素敵な人が出来たって」
「そっか、緊張するな。俺は親はもういないからリアは緊張する事はないよ。でも兄弟が多いからその内まとめて会わせるよ」
「お兄さんとお姉さん?他にいるの?」
「ああ、あと弟がいる」
「4人兄弟?」
「ああ」
「もう髭は伸ばさないの?」
「ああ、もう婚約者がいるんだから髭を伸ばす必要がないんだ」
髭があると言い寄って来る女が多いらしい。
「もう言い寄って来ない?」
「いや…でも俺の好きなはリアだから」
「ありがとう。でも中にはキレイな子もいたのに、全員断っていたの?」
「まぁちょっと色々あってね」
「そう…」
モズは歯切れが悪い言い方をした。あまり過去の恋愛は言いたくないのかもしれない。ひどい女に引っかかって全財産もっていかれたとか、それでキレイな人は苦手なのかとか想像をした。いつ黒のショールを取ろうかと悩んだ。両親に相談するもまだ取らない方がいいだろうと言う話になっている。
とりあえずは独立宣言の話が解決しない事には結婚の話が進まない。叔父のショーンの所には王家から元婚約者であるアリアナからユリウスに説得をしてほしいと相談されているのだとか。なんでだ。
なのでアリアナの姿のままウロウロ出来ないのが現状だ。
「黒のショールを取ったらキレイな娘が現れるならいいだろう。老婆とかならショックを受けるかもしれんが…」
と、父は言う。
しかし、モズはあまりキレイな人がタイプではないかもしれない。仕方ないのでしばらくは薬草を清算しつつ、お昼のデートを楽しんだ。
「アリアナ、陛下から君を連れて来るように命令されてしまった。お願いであれば突っぱねる事も出来るのだが…」
久しぶりに叔父と夕食をした所、等々命令が下されたようだ。
「そう…」
来る時が来たようだって、なんで呼ばれるのだ。
「私がユリウスに会って何するの?」
「どうやらユリウスは君との将来を夢見ているようなんだ。マオリエッタ王子が言うにはシンが妻の座にいたのだが、兄のモロッコスがアリアナの存在を言ってしまってね。連れて来いとなったらしい。でも連れて行ったからって独立はなかったことにはならないからアリアナが行った所で意味はないとも言っていたな」
「じゃあ行く意味ある?」
「陛下は君が説得してくれると信じているのだよ」
「どうして私が?」
「王の言葉は命より重いと信じている人だ」
「そんな教育受けていない」
「私もだ」
「一度ユリウスと会ってそれでダメなら諦めも着くかもしれない」
「粘着されそう…でも王の命令ですもんね。断ったらまた叔父様にご迷惑になるのよね。はぁ分かりました。とりあえずユリウスに会います」
「すまない。今度またモロッコス王子達がユリウスの城に出向くそうだ」
面倒な事になった。ユリウスにリアが生きている事が知られてしまった。しかもまだ将来とか言っているらしい。自分から魔の森に追放しておいてどういう神経だ。
モズにすべての事を言う事は出来ないがしばらく会いに来られない事を言わないといけないだろう。折角の楽しい期間だっていうのにうんざりである。
「え?王都に帰る?」
「そうなの。両親が帰って来いって手紙が届いたの。もちろんモズとの事が原因じゃないのよ。ただもうすいぶんこっちにいるから。今の所状況は落ち着いているらしいので」
「コスモポリタンから王都まで20日はかかる。ひとりで帰るのかい?」
「それは心配いらないわ。居候させてもらっている家族に送って貰うから。それに私にはオーロもいるし」
「そうだ、リアはテイマーだった」
「今度は両親を連れて戻るわ。その時は会ってくれる?」
「もちろん…リア、もしかして何か隠し事をしている?」
「え?」
「こんな時期に王都に戻るなんて変だし、森の家にも招待もしてくれない…なにか隠しているね」
「…ごめん」
「やっぱり…聞かせて貰えないかな。俺は信用できない?」
「信用はしてる。でもまだ話せない。でも戻ってきたらすべて話すと約束するわ」
「…」
「ごめん、明日から帰る準備もあるからもう来られないわ。でも絶対に戻るから…」
「リア…」
なんでこんな別れをしなくてはいけないのだ。しかしユリウスとリアが無関係だと言わせるためにはなんらかの手を打たねばならない。
さっさとケリを付けてやる。
プロポーズされた事でニヤニヤが止まらない。毎日のように冒険者ギルドに顔を出した。そしてお昼には一緒にお弁当を食べた。
「リア、大変だろう?毎日作って来ないくていいぞ」
「うん、わかった。たまににする」
「そこは、あなたのために毎日作るわってなもんだろう?」
と、どうでもいい会話が楽しかった。
「両親には手紙を書いたの。素敵な人が出来たって」
「そっか、緊張するな。俺は親はもういないからリアは緊張する事はないよ。でも兄弟が多いからその内まとめて会わせるよ」
「お兄さんとお姉さん?他にいるの?」
「ああ、あと弟がいる」
「4人兄弟?」
「ああ」
「もう髭は伸ばさないの?」
「ああ、もう婚約者がいるんだから髭を伸ばす必要がないんだ」
髭があると言い寄って来る女が多いらしい。
「もう言い寄って来ない?」
「いや…でも俺の好きなはリアだから」
「ありがとう。でも中にはキレイな子もいたのに、全員断っていたの?」
「まぁちょっと色々あってね」
「そう…」
モズは歯切れが悪い言い方をした。あまり過去の恋愛は言いたくないのかもしれない。ひどい女に引っかかって全財産もっていかれたとか、それでキレイな人は苦手なのかとか想像をした。いつ黒のショールを取ろうかと悩んだ。両親に相談するもまだ取らない方がいいだろうと言う話になっている。
とりあえずは独立宣言の話が解決しない事には結婚の話が進まない。叔父のショーンの所には王家から元婚約者であるアリアナからユリウスに説得をしてほしいと相談されているのだとか。なんでだ。
なのでアリアナの姿のままウロウロ出来ないのが現状だ。
「黒のショールを取ったらキレイな娘が現れるならいいだろう。老婆とかならショックを受けるかもしれんが…」
と、父は言う。
しかし、モズはあまりキレイな人がタイプではないかもしれない。仕方ないのでしばらくは薬草を清算しつつ、お昼のデートを楽しんだ。
「アリアナ、陛下から君を連れて来るように命令されてしまった。お願いであれば突っぱねる事も出来るのだが…」
久しぶりに叔父と夕食をした所、等々命令が下されたようだ。
「そう…」
来る時が来たようだって、なんで呼ばれるのだ。
「私がユリウスに会って何するの?」
「どうやらユリウスは君との将来を夢見ているようなんだ。マオリエッタ王子が言うにはシンが妻の座にいたのだが、兄のモロッコスがアリアナの存在を言ってしまってね。連れて来いとなったらしい。でも連れて行ったからって独立はなかったことにはならないからアリアナが行った所で意味はないとも言っていたな」
「じゃあ行く意味ある?」
「陛下は君が説得してくれると信じているのだよ」
「どうして私が?」
「王の言葉は命より重いと信じている人だ」
「そんな教育受けていない」
「私もだ」
「一度ユリウスと会ってそれでダメなら諦めも着くかもしれない」
「粘着されそう…でも王の命令ですもんね。断ったらまた叔父様にご迷惑になるのよね。はぁ分かりました。とりあえずユリウスに会います」
「すまない。今度またモロッコス王子達がユリウスの城に出向くそうだ」
面倒な事になった。ユリウスにリアが生きている事が知られてしまった。しかもまだ将来とか言っているらしい。自分から魔の森に追放しておいてどういう神経だ。
モズにすべての事を言う事は出来ないがしばらく会いに来られない事を言わないといけないだろう。折角の楽しい期間だっていうのにうんざりである。
「え?王都に帰る?」
「そうなの。両親が帰って来いって手紙が届いたの。もちろんモズとの事が原因じゃないのよ。ただもうすいぶんこっちにいるから。今の所状況は落ち着いているらしいので」
「コスモポリタンから王都まで20日はかかる。ひとりで帰るのかい?」
「それは心配いらないわ。居候させてもらっている家族に送って貰うから。それに私にはオーロもいるし」
「そうだ、リアはテイマーだった」
「今度は両親を連れて戻るわ。その時は会ってくれる?」
「もちろん…リア、もしかして何か隠し事をしている?」
「え?」
「こんな時期に王都に戻るなんて変だし、森の家にも招待もしてくれない…なにか隠しているね」
「…ごめん」
「やっぱり…聞かせて貰えないかな。俺は信用できない?」
「信用はしてる。でもまだ話せない。でも戻ってきたらすべて話すと約束するわ」
「…」
「ごめん、明日から帰る準備もあるからもう来られないわ。でも絶対に戻るから…」
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さっさとケリを付けてやる。
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