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第一章 帰還と波乱
第三十九話 お母様達の行方(フィオナ視点)
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「「「「…………」」」」
戻ってきたセイさんの報告に、私達は、絶句することしかできませんでした。
私達の滞在許可に関しては、まだ問題ないのです。ただ、お母様達が居なくなった理由が問題でして……。
「神界が戦場になるのは、そう遠くない未来かもしれませんね」
「フィオナ、その時は、僕も力を貸すよ」
「まぁっ、ありがとうございます。ラルフ!」
「「「「待て待て待て待て!!」」」」
現在、この場に居るのは、セイさん、鋼さん、ミーシャさん、アメリアさん、竜神様、エイリーンさんという神々のみです。と、いうのも、今回の一件は、この世界の人間に話してはならないという規定がついてしまっているため、神以外には話せないのです。
(といっても、万が一話しても、相手には意味のある言葉として聞こえないらしいですけど……)
「ですが、覚悟しておかないといけないことでしょう? お母様は、お父様と引き離されているらしいのですから」
セイさんから伝え聞いたお母様達の行方に関しては、それぞれ別の世界に落とされたとのこと。その過程については……。
「邪神の気配に気づいて、様子を見に行ったら、創世神様より上位の神がかかわる邪神で、倒すより先に別の世界に役目を持たされて落とされたなんて……」
「しかも、その役割が世界の統一って……お姉様達なら、面倒という理由だけで、破滅に導きかねないっ」
「ユレイラ、イリアス、それぞれ別の世界は……危険」
「あのお二人を引き離したとなれば、どんな神であろうと報いを受けることにはなると思いますが……それまでに、いくつの世界が滅亡するやら……」
不当に世界を滅亡させる神が居れば、当然、その神は討伐対象となります。そして、それがよその世界から来た神であれば、指名手配がかかるし、場合によっては、世界同士の争いにも繋がります。ようするに、私達の世界が、戦争に巻き込まれる可能性は十分にあるということなのですが……。
「あの、冗談ですよ? お母様もお父様も、ちゃんと考えて行動してくださるはずですし」
あまりにもまともに受け取ってしまった彼らの反応に、私は戸惑いながら告げます。
「いいや、ユレイラなら、やりかねない」
「イリアス様も危ないですし……」
「希望、持てない」
「魔王の私より、ユレイラ様達の方が魔王らしいな……」
そう、全員が告げるものの、私はどうしても、そんなわけがないという思いが先に立ちます。
「戦場には、ならないよ。だって、やるなら、神界ごと滅ぼすだろうし」
「「「「あぁっ」」」」
そんなラルフの言葉に納得する様子を見て、どうやら、どこか行き違いがあったらしいと気づいて、それに気づいてくれたラルフが、益々好きになるのでした。
戻ってきたセイさんの報告に、私達は、絶句することしかできませんでした。
私達の滞在許可に関しては、まだ問題ないのです。ただ、お母様達が居なくなった理由が問題でして……。
「神界が戦場になるのは、そう遠くない未来かもしれませんね」
「フィオナ、その時は、僕も力を貸すよ」
「まぁっ、ありがとうございます。ラルフ!」
「「「「待て待て待て待て!!」」」」
現在、この場に居るのは、セイさん、鋼さん、ミーシャさん、アメリアさん、竜神様、エイリーンさんという神々のみです。と、いうのも、今回の一件は、この世界の人間に話してはならないという規定がついてしまっているため、神以外には話せないのです。
(といっても、万が一話しても、相手には意味のある言葉として聞こえないらしいですけど……)
「ですが、覚悟しておかないといけないことでしょう? お母様は、お父様と引き離されているらしいのですから」
セイさんから伝え聞いたお母様達の行方に関しては、それぞれ別の世界に落とされたとのこと。その過程については……。
「邪神の気配に気づいて、様子を見に行ったら、創世神様より上位の神がかかわる邪神で、倒すより先に別の世界に役目を持たされて落とされたなんて……」
「しかも、その役割が世界の統一って……お姉様達なら、面倒という理由だけで、破滅に導きかねないっ」
「ユレイラ、イリアス、それぞれ別の世界は……危険」
「あのお二人を引き離したとなれば、どんな神であろうと報いを受けることにはなると思いますが……それまでに、いくつの世界が滅亡するやら……」
不当に世界を滅亡させる神が居れば、当然、その神は討伐対象となります。そして、それがよその世界から来た神であれば、指名手配がかかるし、場合によっては、世界同士の争いにも繋がります。ようするに、私達の世界が、戦争に巻き込まれる可能性は十分にあるということなのですが……。
「あの、冗談ですよ? お母様もお父様も、ちゃんと考えて行動してくださるはずですし」
あまりにもまともに受け取ってしまった彼らの反応に、私は戸惑いながら告げます。
「いいや、ユレイラなら、やりかねない」
「イリアス様も危ないですし……」
「希望、持てない」
「魔王の私より、ユレイラ様達の方が魔王らしいな……」
そう、全員が告げるものの、私はどうしても、そんなわけがないという思いが先に立ちます。
「戦場には、ならないよ。だって、やるなら、神界ごと滅ぼすだろうし」
「「「「あぁっ」」」」
そんなラルフの言葉に納得する様子を見て、どうやら、どこか行き違いがあったらしいと気づいて、それに気づいてくれたラルフが、益々好きになるのでした。
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