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「吸って~吐いて~、す~~は~~」
「ねぇ~ニコ早く行こうよ~」
「まっ、まって!まだ心の準備が」
「もう!さっきからそればっかり!!ほら行くよ!!」
「うわっ!リリィ待って~引っ張らないでー!」
今、私たちはそれぞれのクラス表が張り出されているステージの前にいる。
魔力の強さによってA~Eで、クラスが変わる。
Aが1番強くEが1番低い。
ちなみにリリィ含め攻略対象たちはゲームでは全員Aクラスだ。
「頼む頼むリリィと同じクラスに……」
願いながら顔を上げる。
最初に目に入ったのは、レイヴィンやエリク——それぞれの攻略対象たち。
そして、表の真ん中あたりにリリィの名前。
その隣に、私の名前。
「えっ、、」
「やったー!!!ニコと同じクラスだ!!」
「や、や、やったー!!!!」
思わず、リリィに抱きついてしまった。
「ちょっと~ニコ、くすぐったいよー!」
「よかった~、ここでお別れかと思っちゃった~」
「そんなわけないじゃん!ニコは私以上にすごいんだから!」
「それは言い過ぎだよー!」
リリィと一緒ということは私もAクラス。
本当に良かった!!
「ニコ?そろそろ教室行かない?」
「そうだった、忘れてた」
嬉しさのあまりずっと抱きしめていた。
「ごめんごめん、早く行こっか」
「おぉ~!」
教室までの道のりで迷子になりかけたりしたが、無事到着。
ガラッと扉を開ける、時間はまだ余裕があるようで教室はザワザワしていた。
「ついた~!私の席はここかな?ねぇニコはどこ?」
「私はここかな」
リリィは教室の真ん中あたりの席
私は窓側だ。
「えー、遠い!話せないじゃん!」
「うーん、何かあったら風魔法で話そうか?」
「おぉ!その手があったね!」
「まぁ、リリィが細かい調整ができるか次第だけど」
「あっ!今、馬鹿にしたでしょ?できるもん!」
「嘘だ~」
「もう少しで授業が始まりますよー。みなさん席についてください」
「あっ、先生来たみたいだよ。ほらリリィ席に座って」
「はーい」
「みなさん、おはようございます!このクラスの担任のスピカ・グランディールです。気安くスピカ先生と呼んでください。」
スピカ先生というのか。
クラスの担任なのにゲームには出てきてないような?私の記憶違いかな?
「では、今からみなさんにそれぞれ自己紹介をお願いしたいと思います。最初はレイヴィン・ガーナヴィからお願いします。」
その一言に周りからは黄色い声が聞こえてきた。
「ねぇ~ニコ早く行こうよ~」
「まっ、まって!まだ心の準備が」
「もう!さっきからそればっかり!!ほら行くよ!!」
「うわっ!リリィ待って~引っ張らないでー!」
今、私たちはそれぞれのクラス表が張り出されているステージの前にいる。
魔力の強さによってA~Eで、クラスが変わる。
Aが1番強くEが1番低い。
ちなみにリリィ含め攻略対象たちはゲームでは全員Aクラスだ。
「頼む頼むリリィと同じクラスに……」
願いながら顔を上げる。
最初に目に入ったのは、レイヴィンやエリク——それぞれの攻略対象たち。
そして、表の真ん中あたりにリリィの名前。
その隣に、私の名前。
「えっ、、」
「やったー!!!ニコと同じクラスだ!!」
「や、や、やったー!!!!」
思わず、リリィに抱きついてしまった。
「ちょっと~ニコ、くすぐったいよー!」
「よかった~、ここでお別れかと思っちゃった~」
「そんなわけないじゃん!ニコは私以上にすごいんだから!」
「それは言い過ぎだよー!」
リリィと一緒ということは私もAクラス。
本当に良かった!!
「ニコ?そろそろ教室行かない?」
「そうだった、忘れてた」
嬉しさのあまりずっと抱きしめていた。
「ごめんごめん、早く行こっか」
「おぉ~!」
教室までの道のりで迷子になりかけたりしたが、無事到着。
ガラッと扉を開ける、時間はまだ余裕があるようで教室はザワザワしていた。
「ついた~!私の席はここかな?ねぇニコはどこ?」
「私はここかな」
リリィは教室の真ん中あたりの席
私は窓側だ。
「えー、遠い!話せないじゃん!」
「うーん、何かあったら風魔法で話そうか?」
「おぉ!その手があったね!」
「まぁ、リリィが細かい調整ができるか次第だけど」
「あっ!今、馬鹿にしたでしょ?できるもん!」
「嘘だ~」
「もう少しで授業が始まりますよー。みなさん席についてください」
「あっ、先生来たみたいだよ。ほらリリィ席に座って」
「はーい」
「みなさん、おはようございます!このクラスの担任のスピカ・グランディールです。気安くスピカ先生と呼んでください。」
スピカ先生というのか。
クラスの担任なのにゲームには出てきてないような?私の記憶違いかな?
「では、今からみなさんにそれぞれ自己紹介をお願いしたいと思います。最初はレイヴィン・ガーナヴィからお願いします。」
その一言に周りからは黄色い声が聞こえてきた。
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