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「ふわぁ~~」
静まり返った教室に、私のあくびがやけに響いた。
「ほらそこ、授業中です。あくびをしない」
「すみません」
スピカ先生に注意されてしまった。
教室のあちこちから、くすくすと笑い声が漏れる。
仕方ないじゃん、昨日寮に戻ってすぐ図書室で借りた本を読んでいたら、気づけば深夜で、全然眠れなかったんだもん。
「時間になりましたので授業を終わります。ニコさんは、話があります。前に来てください」
えーなんでよ!私何もしてなくない?
「ニコさん。」
呼ばれた瞬間、教室の空気が少し静まる。
「は~い、今行きます!」
「なんですかその、“何もしてないのに呼び出された”という顔は」
ぎく。
「してません。」
「してますよ。寝不足なんですか?」
「たまたま今日は寝不足でした。」
「まったく、ちゃんと睡眠を取ってくださいね。」
「はい、わかりました。すみません」
「あと、これをどうぞ」
差し出された紙を受け取る。
「えっと…これは?」
「授業中にあくびをした罰ですね。明日までに問題を全て解いてきてください。では、」
「えっ、ちょっと!先生!」
行ってしまった。
問題、びっしり。
小さい文字がぎっしり。
終わる未来が見えない。
終わった。
完全に詰みだ。
そのまま机の上で問題用紙を睨み続ける
気づけば、放課後になっていた。
私はプリントを握りしめて席を立った。
「リリィ~ロザリア~!助けて~」
「やっぱり来ると思ったよ」
「だって~多いし、難しいし~」
「もう、仕方ないな~。でも、なんで放課後にきたの?」
「えっ?だって時間あるかなーって思って」
「私、これから学級委員の集まりがあるらしいんだよね」
「えー!!ロザリアは?」
「実は私も、、」
「係?」
「いえ、今日は家族でご飯を食べる日なので家に帰らないと行けないんです」
「うん、それは大事。仲がいいんだね~」
……いいなぁ、家族でご飯。
私も家に帰りたくなってきたな
「ごめんね。でも、途中までなら大丈夫だよ」
「ほんと、ありがとう!」
「とりあえずやろう、ニコ!」
「はーい!」
「ふぅ~まぁここまでかな」
時間を見ながらリリィがそう呟く
「ありがとうリリィ、ロザリア!」
「大丈夫だよ!でも後少し残ってるけど、どうするの?」
「うーん……あっ、図書室に行こうかな?」
「あれーなになにみんなで何してるの?」
「ヴァン様?ニコに勉強を教えてたんですよ」
「へぇーじゃあ、俺も手伝うよ!」
「ごめんなさい。私たちこれから予定があって、今ちょうど解散するところだったんです。」
「えー、、タイミング悪いな~」
「ニコこれからどうするの~?」
「うん、とりあえず図書室に行こうかな」
「わかった、無理しないように頑張ってね!何かあったら夜に私の部屋に来てくれたら教えるからさ!」
「さすがリリィ様!ありがとう!」
「ふふっ、じゃあまたね~ニコ」
「私もこれで、頑張ってね!ニコちゃん」
「うん!またね~」
図書室行こーっと。
どうしよう、もうちょっとで問題解き終わるけど、
この最後の問題が一番難しいんだよね~
はぁ~~本は読みたいけど勉強したくないなー
「ねぇ、あの~ニコさ~ん、」
「えっ!!はい!なんでしょう!って、ヴァン様じゃないですか、なにか?」
振り返ると、ヴァンがいた。
「図書室に行くんだよね?」
「そうですけど?」
「こっちじゃないよ?」
「あれ?」
うわー、考え事してて道間違えちゃった。
「すみません。教えてくださりありがとうございます。」
そう言って踵を返す。
私の後ろをヴァンがついてくる。
ん?どこかに用事があるのかな?
このまま真っ直ぐいったら図書室か、資料室しかないから、資料室に行くのかな?
資料室を通過してもヴァンは後ろにいた。
着いてきてる?いや、まさかね
「あの~ヴァン様」
「何ー?」
「ヴァン様どこに行くのですか?」
「図書室だけど」
「本を読みに行くのですか?」
「えっ?いや、君に着いてきただけだよ?」
「なんでですか?!」
「リリィから時間があるなら勉強見てほしいですって言われちゃってさ~俺、優しいから断れなくて~」
「へぇ~いつの間に、、大丈夫ですよ。気にしないでください。」
「えーーじゃあこの問題、1人で解けるの?」
「……」
言い返せない。
くそ~痛い事を突いてくるな。
「顔に、無理ですって書いてあるよ」
「書いてませんよ!解けますから!」
「強がらなくていいって、ほら着いたよ図書室
俺が勉強教えてあげる!」
そのまま、ぐいっと手を引かれる。
「ちょ、ちょっと!」
振りほどこうとしたのに、離してくれない。
抗議する間もなく、窓際の席に座らされた。
「よし、早く終わらせよ!」
「は、はい」
そして2人きりでの勉強会が始まった
勉強教えてくれるのは助かるけど…こういうのはリリィとしてくれよ~
静まり返った教室に、私のあくびがやけに響いた。
「ほらそこ、授業中です。あくびをしない」
「すみません」
スピカ先生に注意されてしまった。
教室のあちこちから、くすくすと笑い声が漏れる。
仕方ないじゃん、昨日寮に戻ってすぐ図書室で借りた本を読んでいたら、気づけば深夜で、全然眠れなかったんだもん。
「時間になりましたので授業を終わります。ニコさんは、話があります。前に来てください」
えーなんでよ!私何もしてなくない?
「ニコさん。」
呼ばれた瞬間、教室の空気が少し静まる。
「は~い、今行きます!」
「なんですかその、“何もしてないのに呼び出された”という顔は」
ぎく。
「してません。」
「してますよ。寝不足なんですか?」
「たまたま今日は寝不足でした。」
「まったく、ちゃんと睡眠を取ってくださいね。」
「はい、わかりました。すみません」
「あと、これをどうぞ」
差し出された紙を受け取る。
「えっと…これは?」
「授業中にあくびをした罰ですね。明日までに問題を全て解いてきてください。では、」
「えっ、ちょっと!先生!」
行ってしまった。
問題、びっしり。
小さい文字がぎっしり。
終わる未来が見えない。
終わった。
完全に詰みだ。
そのまま机の上で問題用紙を睨み続ける
気づけば、放課後になっていた。
私はプリントを握りしめて席を立った。
「リリィ~ロザリア~!助けて~」
「やっぱり来ると思ったよ」
「だって~多いし、難しいし~」
「もう、仕方ないな~。でも、なんで放課後にきたの?」
「えっ?だって時間あるかなーって思って」
「私、これから学級委員の集まりがあるらしいんだよね」
「えー!!ロザリアは?」
「実は私も、、」
「係?」
「いえ、今日は家族でご飯を食べる日なので家に帰らないと行けないんです」
「うん、それは大事。仲がいいんだね~」
……いいなぁ、家族でご飯。
私も家に帰りたくなってきたな
「ごめんね。でも、途中までなら大丈夫だよ」
「ほんと、ありがとう!」
「とりあえずやろう、ニコ!」
「はーい!」
「ふぅ~まぁここまでかな」
時間を見ながらリリィがそう呟く
「ありがとうリリィ、ロザリア!」
「大丈夫だよ!でも後少し残ってるけど、どうするの?」
「うーん……あっ、図書室に行こうかな?」
「あれーなになにみんなで何してるの?」
「ヴァン様?ニコに勉強を教えてたんですよ」
「へぇーじゃあ、俺も手伝うよ!」
「ごめんなさい。私たちこれから予定があって、今ちょうど解散するところだったんです。」
「えー、、タイミング悪いな~」
「ニコこれからどうするの~?」
「うん、とりあえず図書室に行こうかな」
「わかった、無理しないように頑張ってね!何かあったら夜に私の部屋に来てくれたら教えるからさ!」
「さすがリリィ様!ありがとう!」
「ふふっ、じゃあまたね~ニコ」
「私もこれで、頑張ってね!ニコちゃん」
「うん!またね~」
図書室行こーっと。
どうしよう、もうちょっとで問題解き終わるけど、
この最後の問題が一番難しいんだよね~
はぁ~~本は読みたいけど勉強したくないなー
「ねぇ、あの~ニコさ~ん、」
「えっ!!はい!なんでしょう!って、ヴァン様じゃないですか、なにか?」
振り返ると、ヴァンがいた。
「図書室に行くんだよね?」
「そうですけど?」
「こっちじゃないよ?」
「あれ?」
うわー、考え事してて道間違えちゃった。
「すみません。教えてくださりありがとうございます。」
そう言って踵を返す。
私の後ろをヴァンがついてくる。
ん?どこかに用事があるのかな?
このまま真っ直ぐいったら図書室か、資料室しかないから、資料室に行くのかな?
資料室を通過してもヴァンは後ろにいた。
着いてきてる?いや、まさかね
「あの~ヴァン様」
「何ー?」
「ヴァン様どこに行くのですか?」
「図書室だけど」
「本を読みに行くのですか?」
「えっ?いや、君に着いてきただけだよ?」
「なんでですか?!」
「リリィから時間があるなら勉強見てほしいですって言われちゃってさ~俺、優しいから断れなくて~」
「へぇ~いつの間に、、大丈夫ですよ。気にしないでください。」
「えーーじゃあこの問題、1人で解けるの?」
「……」
言い返せない。
くそ~痛い事を突いてくるな。
「顔に、無理ですって書いてあるよ」
「書いてませんよ!解けますから!」
「強がらなくていいって、ほら着いたよ図書室
俺が勉強教えてあげる!」
そのまま、ぐいっと手を引かれる。
「ちょ、ちょっと!」
振りほどこうとしたのに、離してくれない。
抗議する間もなく、窓際の席に座らされた。
「よし、早く終わらせよ!」
「は、はい」
そして2人きりでの勉強会が始まった
勉強教えてくれるのは助かるけど…こういうのはリリィとしてくれよ~
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