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13 ヤンデレ夫が思い出せない
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ここまでが、記憶を失ったあとに私が聞いた話。
その思い出話を聞いて、私がどういう気持ちになったのか。
でもまずは、あの夜の顛末について触れておく。
――衛兵たちが部屋に駆けつけたあと、王宮内はしばらく騒然とした。
私たちは、すぐにベルナールド王に呼び出された。
そこで私が悲鳴をあげるまでの状況について質問され、王は私が記憶喪失に陥ったことを知る流れとなった。
逆に私は、自分が襲われかけた相手の素性について、説明を受けた。
大広間では、まだ祝賀パーティーが続いているらしく、風に乗って喧騒や音楽が聞こえてくる。
新婦である私が、結婚した事実も含め、記憶を一切なくしているとは知らず、みんなめちゃくちゃ楽しんでいるようだ。
客観的に考えるとかなり奇妙な状況で、ちょっと笑ってしまった。
もちろん笑っている場合ではない。
記憶喪失の理由は、わからないまま。
何か心にひどいショックをおったりしなかったか。
もしくは頭をぶつけたりしなかったか。
医師からそう尋ねられたけれど、その記憶さえないのだから困った。
それから数日。
ロランをはじめとした色んな人が、私に過去の話を聞かせてくれている。
話を聞いたからといって、記憶が戻ることはなかった。
でもなんとなく、そんなこともあったような……ぐらいの気持ちにはなれた。
思い出せなくても、心のどこかが懐かしく感じているのかもしれない。
この調子で情報を集めていけば、いつかすべての線が突然繋がり、記憶が戻ったりしないかな……。
そう期待して、私はせっせと話を聞いて回った。
やっぱり、記憶がない状態は不便だし。
あとまあ、不安だ。
できるだけその不安を顔に出さないようにはしているけれど。
だって、どうしようどうしようってオロオロしていても、状況が好転するとは思えない。
そして記憶喪失の夜から、一週間が経った。
まだ記憶は戻らない。
そんななか、今の私が強く思うことはひとつ。
とんでもない男と結婚したわね、私……。
これに限る。
一方的な付きまとい、強制的婚約破断、拉致監禁事件などなど。
過去の話を聞くたび衝撃を受けた。
どう考えても犯罪行為だとしか言えないような、度を超えたアプローチは、枚挙にいとまがなかった。
なんでそれでほだされたのか。
まったく過去の自分を、懇々と問い詰めてやりたい。
ロランと出会って、結婚するまでの四年間に、洗脳されてしまったのかしら……。
……でも実を言うと、まったくもって納得はいかないものの、本当の本当に少しだけ、理解できなくも……ない。
ロランは迷惑で、自分勝手で、変態で、しつこく、気持ち悪い。
ただ、他の人だったら絶対に見せてくれないような、得体の知れない情熱でもって、私を想ってくれている。
……うれしいというわけではないけれど。
でも、それが唯一無二の特別なものであることだけは、感じ取っていた。
ところでそんなロランは、私が記憶を失った翌日から、国王によって接近禁止命令を出され、私の傍に来られなくなった。
ロランが私と話をできるのは、思い出話を聞かせるときだけ。
それも必ず、第三者同席の元行われた。
理由は単純。
初夜の夜、記憶をなくした私へした暴走行為を咎められたからだ。
王様、ずいぶん気を遣ってくれるなと思っていると、「君にロランを見限られでもしたら、その後のロランが、どんな大参事を引き起こすかわからぬからな……」と本気の顔で言われた。
本当に、とんでもない男と結婚したわね、私……。
で、接近禁止命令を出されたロランが、どうなっているかというと……。
***
物思いにふけりながら、王宮内の中庭を散歩していた私が顔を上げると、視界の端でサッと動く影が合った。
遠く離れた場所。
木の後ろに隠れて、こそこそこちらを覗いている人の姿が。
もちろんロランである。
あれで隠れているつもり?
ううん、そうじゃない。
ものすごく、やりすぎなくらい悲しい顔をしている。
あれはどう考えてもアピールだ。
過去の話の中の私は、ついうっかり同情した結果、ロランとの距離を縮めることになった。
ロランもそれを覚えているから、やたらとこちらの同情を引こうとしてくる。
なんて考えるのは、意地悪すぎるかな……。
初夜の夜の暴走のせいで、ロランにたいする印象は、はっきり言って最悪のところからスタートした。
そのせいでつい彼にたいしては、意地の悪いものの見方をしてしまう。
実際のところは、まあわかっている。
悲しいフリなんかじゃないということを。
日を追うごとに、ロランの表情は悲痛なものになっていく。
目の下にクマができていて、顔色が悪く、疲れているように見える。
声に覇気がなくなって、ため息が増えた。
そして彼は繰り返す。
泣きそうな、消え入りそうな声で。
「どうか僕を思い出して」
……。
私は初めて、もし自分が逆の立場だったらと考えてみた。
私の好きな人が、私を忘れてしまう。
結婚式のその夜に。
貧弱な想像力でも、胸が抉られるような気持ちになった。
でも同時に、今さら胸を痛めて反省するのは、都合が良すぎるとも思えた。
これまでまったくロランのことなんて、顧みなかったくせして。
結局、この悲しいという感情は、想像の果てからきたものだし。
本当の私の想いがなんなのか、自分でも全然わからなくなる。
記憶は取り戻したい。
不自由な生活を続けるのは嫌。
でもそこにロランに対する想いはちゃんと存在しているのか。
そもそもそんなこと、今重要?
だんだん、全部どうでもよくなってくる。
記憶を失うと人は薄情になるのだろうか。
それとも、もともと私はこういう人間なのか。
あんまりロランのことを本気では好きじゃなかった?
……だけどあんなやばい男、それこそ本気で好きじゃなかったら結婚なんてできない気もする。
ぐるぐる考えを巡らせていると、ふいに背後で名前を呼ぶ声がした。
「アデリーヌ様……!」
振り返るとそこにいたのは、年若いメイドだった。
彼女はそわそわと落ちつきなく、両手をこすり合わせて、周囲を伺うように視線をさ迷わせた。
どうやら木の後ろにいるロランには気づいていないらしい。
気を配っているようで、注意力散漫になっている証拠だ。
とにかく彼女が、ひどく慌てているのは伝わってきた。
「どうしたの? なにか私に話があるの?」
「は、はい……。ずっと機会を待っていたのですが、なかなかお声掛けをすることができず……。でも、やっぱりどうしても放っておけなくて、仕事を抜け出してきてしまいました……。記憶喪失のアデリーヌ様は、おそらくあれを回収されていないと思ったんです……。もしあれが、他の方の知るところになれば、アデリーヌ様はきっとお困りになります……」
「『あれ』とはなに?」
「それはそのぉ……」
メイドの頬がポッと赤く染まる。
それから彼女は、潜めた声でとんでもない情報を与えてきた。
「は!? 『新妻寝所の心得大全』を、私が寝室のシーツの下に隠しているですって……!?」
その思い出話を聞いて、私がどういう気持ちになったのか。
でもまずは、あの夜の顛末について触れておく。
――衛兵たちが部屋に駆けつけたあと、王宮内はしばらく騒然とした。
私たちは、すぐにベルナールド王に呼び出された。
そこで私が悲鳴をあげるまでの状況について質問され、王は私が記憶喪失に陥ったことを知る流れとなった。
逆に私は、自分が襲われかけた相手の素性について、説明を受けた。
大広間では、まだ祝賀パーティーが続いているらしく、風に乗って喧騒や音楽が聞こえてくる。
新婦である私が、結婚した事実も含め、記憶を一切なくしているとは知らず、みんなめちゃくちゃ楽しんでいるようだ。
客観的に考えるとかなり奇妙な状況で、ちょっと笑ってしまった。
もちろん笑っている場合ではない。
記憶喪失の理由は、わからないまま。
何か心にひどいショックをおったりしなかったか。
もしくは頭をぶつけたりしなかったか。
医師からそう尋ねられたけれど、その記憶さえないのだから困った。
それから数日。
ロランをはじめとした色んな人が、私に過去の話を聞かせてくれている。
話を聞いたからといって、記憶が戻ることはなかった。
でもなんとなく、そんなこともあったような……ぐらいの気持ちにはなれた。
思い出せなくても、心のどこかが懐かしく感じているのかもしれない。
この調子で情報を集めていけば、いつかすべての線が突然繋がり、記憶が戻ったりしないかな……。
そう期待して、私はせっせと話を聞いて回った。
やっぱり、記憶がない状態は不便だし。
あとまあ、不安だ。
できるだけその不安を顔に出さないようにはしているけれど。
だって、どうしようどうしようってオロオロしていても、状況が好転するとは思えない。
そして記憶喪失の夜から、一週間が経った。
まだ記憶は戻らない。
そんななか、今の私が強く思うことはひとつ。
とんでもない男と結婚したわね、私……。
これに限る。
一方的な付きまとい、強制的婚約破断、拉致監禁事件などなど。
過去の話を聞くたび衝撃を受けた。
どう考えても犯罪行為だとしか言えないような、度を超えたアプローチは、枚挙にいとまがなかった。
なんでそれでほだされたのか。
まったく過去の自分を、懇々と問い詰めてやりたい。
ロランと出会って、結婚するまでの四年間に、洗脳されてしまったのかしら……。
……でも実を言うと、まったくもって納得はいかないものの、本当の本当に少しだけ、理解できなくも……ない。
ロランは迷惑で、自分勝手で、変態で、しつこく、気持ち悪い。
ただ、他の人だったら絶対に見せてくれないような、得体の知れない情熱でもって、私を想ってくれている。
……うれしいというわけではないけれど。
でも、それが唯一無二の特別なものであることだけは、感じ取っていた。
ところでそんなロランは、私が記憶を失った翌日から、国王によって接近禁止命令を出され、私の傍に来られなくなった。
ロランが私と話をできるのは、思い出話を聞かせるときだけ。
それも必ず、第三者同席の元行われた。
理由は単純。
初夜の夜、記憶をなくした私へした暴走行為を咎められたからだ。
王様、ずいぶん気を遣ってくれるなと思っていると、「君にロランを見限られでもしたら、その後のロランが、どんな大参事を引き起こすかわからぬからな……」と本気の顔で言われた。
本当に、とんでもない男と結婚したわね、私……。
で、接近禁止命令を出されたロランが、どうなっているかというと……。
***
物思いにふけりながら、王宮内の中庭を散歩していた私が顔を上げると、視界の端でサッと動く影が合った。
遠く離れた場所。
木の後ろに隠れて、こそこそこちらを覗いている人の姿が。
もちろんロランである。
あれで隠れているつもり?
ううん、そうじゃない。
ものすごく、やりすぎなくらい悲しい顔をしている。
あれはどう考えてもアピールだ。
過去の話の中の私は、ついうっかり同情した結果、ロランとの距離を縮めることになった。
ロランもそれを覚えているから、やたらとこちらの同情を引こうとしてくる。
なんて考えるのは、意地悪すぎるかな……。
初夜の夜の暴走のせいで、ロランにたいする印象は、はっきり言って最悪のところからスタートした。
そのせいでつい彼にたいしては、意地の悪いものの見方をしてしまう。
実際のところは、まあわかっている。
悲しいフリなんかじゃないということを。
日を追うごとに、ロランの表情は悲痛なものになっていく。
目の下にクマができていて、顔色が悪く、疲れているように見える。
声に覇気がなくなって、ため息が増えた。
そして彼は繰り返す。
泣きそうな、消え入りそうな声で。
「どうか僕を思い出して」
……。
私は初めて、もし自分が逆の立場だったらと考えてみた。
私の好きな人が、私を忘れてしまう。
結婚式のその夜に。
貧弱な想像力でも、胸が抉られるような気持ちになった。
でも同時に、今さら胸を痛めて反省するのは、都合が良すぎるとも思えた。
これまでまったくロランのことなんて、顧みなかったくせして。
結局、この悲しいという感情は、想像の果てからきたものだし。
本当の私の想いがなんなのか、自分でも全然わからなくなる。
記憶は取り戻したい。
不自由な生活を続けるのは嫌。
でもそこにロランに対する想いはちゃんと存在しているのか。
そもそもそんなこと、今重要?
だんだん、全部どうでもよくなってくる。
記憶を失うと人は薄情になるのだろうか。
それとも、もともと私はこういう人間なのか。
あんまりロランのことを本気では好きじゃなかった?
……だけどあんなやばい男、それこそ本気で好きじゃなかったら結婚なんてできない気もする。
ぐるぐる考えを巡らせていると、ふいに背後で名前を呼ぶ声がした。
「アデリーヌ様……!」
振り返るとそこにいたのは、年若いメイドだった。
彼女はそわそわと落ちつきなく、両手をこすり合わせて、周囲を伺うように視線をさ迷わせた。
どうやら木の後ろにいるロランには気づいていないらしい。
気を配っているようで、注意力散漫になっている証拠だ。
とにかく彼女が、ひどく慌てているのは伝わってきた。
「どうしたの? なにか私に話があるの?」
「は、はい……。ずっと機会を待っていたのですが、なかなかお声掛けをすることができず……。でも、やっぱりどうしても放っておけなくて、仕事を抜け出してきてしまいました……。記憶喪失のアデリーヌ様は、おそらくあれを回収されていないと思ったんです……。もしあれが、他の方の知るところになれば、アデリーヌ様はきっとお困りになります……」
「『あれ』とはなに?」
「それはそのぉ……」
メイドの頬がポッと赤く染まる。
それから彼女は、潜めた声でとんでもない情報を与えてきた。
「は!? 『新妻寝所の心得大全』を、私が寝室のシーツの下に隠しているですって……!?」
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