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来栖とむ

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第5話 ドワーフ親方のブラック工房

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 バイト二十一日目。
 朝礼で吉田さんから告げられた配置に、俺は少し身構えた。
「佐伯くん、今日は『ドワーフの地下王国』エリアね」
「ドワーフの……地下王国?」
「そう。鍛冶屋体験とか宝石掘りとか、子どもたちに大人気のエリアよ」
 楽しそうには聞こえるけど、なんか嫌な予感がする。
「あ、それとね」
 吉田さんが付け加える。
「ドワーフ親方のグンナルさんがいるから。ちょっと厳しいけど、腕は確かだから」
「厳しい?」
「まあ、職人気質っていうか……とにかく、頑張ってね」
 田中さんが横から囁く。
「佐伯くん、グンナルさんは本気の職人だから。気合い入れていけよ」
「本気の職人?」
「ああ。この施設の設備管理、全部あの人が仕切ってる。すごい人だけど……まあ、怖いよ」
 ああ、嫌な予感しかしない。

 地下王国エリアは、施設の奥にある洞窟風の空間だった。
 石造りの壁、低い天井、あちこちに松明の照明。溶鉱炉を模した装置から、ゴオオという音が響く。BGMはドワーフ風の力強い打楽器の音楽。
 そして、分厚い木のカウンターの向こうに立つ、ひときわ目立つ人物。
 身長は低いが、肩幅が異様に広い。赤銅色のひげを蓄え、筋肉質な腕が見える。革のエプロンをつけ、ハンマーを腰に下げている。
 完全に、ドワーフだ。
「おお、新人か!」
 ドスの利いた声が響く。
「俺はグンナル! この工房の親方だ! よろしくな!」
「は、はい! 佐伯です! よろしくお願いします!」
 思わず直立不動で答える。
 グンナルさんは豪快に笑った。
「いい返事だ! よし、今日はお前に鍛冶体験コーナーの補助をやってもらう!」
「了解です!」
「いいか、子どもは何するかわからん! 目を離すな! それと、完成した剣は必ず褒めてやれ! 子どもの誇りが何より大事だ!」
「はい!」
 こうして、俺のドワーフ工房勤務が始まった。

 午前十時、開園。
 鍛冶体験コーナーには、親子連れが次々とやってくる。
「わー! ハンマーだ!」
 子どもたちが目を輝かせる。
 このアトラクションは、特殊な塗料でコーティングされた金属製の「剣の原石」を、ゴム製のハンマーで叩いて、少しずつコーティングを剥がしていくというもの。
 叩くたびに、下から美しい剣の形が現れてくる。
 最後まで叩き終えると、ピカピカの「勇者の剣」が完成する仕組みだ。
「はい、では勇者様、このハンマーで剣を鍛えてくださいね。強く叩けば叩くほど、立派な剣になりますよ」
 俺は子どもたちにハンマーを渡す。
 バン! バン! バン!
 子どもたちが夢中で叩く。
 コーティングが少しずつ剥がれて、銀色の剣が姿を現す。
「わあ! 出てきた!」
「すごい! 本物の剣みたい!」
 子どもたちが大喜び。
 確かに、これは楽しい。
 しかも、完成した剣は記念に持ち帰れる。軽量アルミ製で安全だが、見た目は本格的だ。
「すごいな、この仕掛け……」
 俺も感心する。

 その時、グンナルさんが背後から声をかけてきた。
「どうだ、いいアトラクションだろう」
「はい、子どもたち喜んでます」
「当たり前だ。このコーティング、俺が三ヶ月かけて開発したんだ」
「三ヶ月!?」
「ああ。叩きやすさ、剥がれやすさ、見た目の美しさ。全部計算してある」
 グンナルさんは誇らしげに語る。
「ドワーフの鍛冶は、ただ叩くだけじゃない。素材を理解し、工程を考え、完成形を想像する。それが真の職人だ」
「……すごいですね」
「当たり前だ。何百年も鍛冶をやってきたんだからな」
 また「何百年」って言った。
「ドワーフは長生きだからな」
 グンナルさんが笑う。
 妙にリアルな設定だ……。

 午前十一時過ぎ。
 一人の小学生男子が、ものすごい勢いでハンマーを振るっていた。
 バン! バン! バン! バン!
 あまりの勢いに、剣だけでなく、カウンターの木材部分まで叩いてしまう。
「お、おい、そっちじゃ……」
 ガン!
 カウンターの角が凹んだ。
「あ……」
 男の子が固まる。
「え、えーと……」
 俺も固まる。
 その瞬間、背後から声が響いた。
「おいィ! 何やってんだァ!」
 グンナルさんが駆けつけてくる。
 そして、凹んだ部分を見て、一瞬だけ眉をひそめた。
 が、すぐに表情を変えた。
「……ああ、大丈夫だ、坊主。怪我はないか?」
「う、うん……」
「よし。気にするな。木材は叩かれるためにある。それがドワーフの教えだ」
 そう言って、グンナルさんは凹んだ部分を撫でる。
「この傷も、お前が頑張った証だ。いい思い出になるだろう」
 男の子が安心したように笑う。
「さあ、剣の方を続けろ。立派な剣を完成させるんだ」
「うん!」
 男の子が再びハンマーを振るう。
 今度は、ちゃんと剣の方を叩いている。

 客が去った後、グンナルさんが俺に言った。
「佐伯、あの凹み、覚えておけ」
「え?」
「閉園後、一緒に直す。お前にも技術を教えてやる」
「俺にも?」
「ああ。この施設で働くなら、簡単な修理くらいできたほうがいい」
 グンナルさんは真剣な顔だ。
「それに、物を大切にする心も学べる。一石二鳥だ」
「……はい、お願いします」
 なんか、ただのバイトじゃなくなってきた気がする。

 午後。
 鍛冶体験コーナーは大盛況だった。
 何人もの子どもたちが、夢中でハンマーを振るっている。
 その中に、一人の女の子がいた。
 五歳くらい。小さな手で、一生懸命ハンマーを叩いている。
 バン……バン……
 でも、力が弱くて、なかなかコーティングが剥がれない。
「うう……」
 女の子が泣きそうになる。
「大丈夫だよ。ゆっくりでいいから」
 俺が励ます。
 その時、グンナルさんが近づいてきた。
「お嬢ちゃん、ちょっと貸してみな」
 グンナルさんが女の子の手を取って、一緒にハンマーを持つ。
「いいか、力じゃない。リズムだ。トン、トン、トンってな」
 グンナルさんが一緒に叩く。
 トン、トン、トン
 不思議と、コーティングが綺麗に剥がれていく。
「わあ! 出てきた!」
 女の子が笑顔になる。
「そうだ。その調子だ。お前は立派な鍛冶職人になれるぞ」
「ほんと?」
「ああ、本当だ。俺が保証する」
 グンナルさんが優しく微笑む。
 その表情を見て、俺は思った。
 この人、本当に子どもが好きなんだな。
 厳しいけど、優しい。

 午後二時、小休憩。
 その時、フラーラさんが工房にやってきた。
「グンナル、弓の弦が緩んでしまって……」
「ああ、フラーラか。見せてみろ」
 フラーラさんが弓を渡す。
 グンナルさんが眉をひそめる。
「……これ、弦が摩耗してるな。このまま使ったら切れるぞ」
「そう? でも予備がないの」
「なら、作るしかないな」
 グンナルさんが言う。
「そこの冒険者、手伝え」
「え、俺もですか?」
「ああ。いい勉強になる」
 グンナルさんは工房の奥に案内してくれた。
 そこには、本格的な工具が並んでいた。
 旋盤、溶接機、研磨機、そして様々な材料。
 これ、本物だ。テーマパークの小道具じゃない。
「フラーラ、お前も手伝え」
「わかったわ」
 フラーラさんが俺の隣に立つ。
 グンナルさんが弦の材料を取り出す。
「いいか、弦は強度と柔軟性が命だ。この繊維は地球の最新素材でな、引っ張り強度が従来の三倍ある」
「地球の……?」
「ああ。こっちの世界の技術は素晴らしい。俺の故郷じゃ、こんな素材は手に入らなかった」
 また「故郷」か。
 グンナルさんが実演しながら教えてくれる。
「この繊維を三本撚り合わせて……そうだ、佐伯、お前が持て」
「はい」
 俺とフラーラさんは、一緒に作業する。
「こう?」
「ええ、いい感じよ。もう少し均等に」
 フラーラさんが優しく教えてくれる。
 二人で、少しずつ弦を作り上げていく。
 共同作業。
 フラーラさんの手が、時々俺の手に触れる。
 なんだか、距離が縮まった気がする。
「できたわ」
「本当ですか」
「ええ。あなた、器用ね」
 フラーラさんが微笑む。
 その笑顔に、俺は少しドキッとした。

「よし、完成だ」
 グンナルさんが弦を弓に取り付ける。
「試してみろ」
 フラーラさんが弓を引く。
 ピンッ
 澄んだ音が響く。
「完璧ね。前よりずっといい音だわ」
「当たり前だ。俺が作ったんだからな」
 グンナルさんが胸を張る。
「ありがとう、グンナル。それに、佐伯も」
「いえ、こちらこそ」
 フラーラさんがまた微笑む。
「あなた、本当にセンスがあるわ。本物のドワーフ工房でも通用しそう」
「本物の……?」
「ああ、比喩よ」
 フラーラさんが慌てて訂正する。
 でも、その表情には少し戸惑いが見えた。

 その時、工房の入口から声がした。
「グンナル様ー! お手伝いに来ましたー!」
 メリーナさんが現れた。
 鎧姿で、工具箱を持っている。
「おお、メリーナか。ちょうどいい。あの溶鉱炉の装飾、調整したいんだ」
「はい!」
 メリーナさんが元気に答える。
 が、すぐに問題が起こった。
「メリーナ、プラスドライバーを渡せ」
「はい!」
 メリーナさんが渡したのは、マイナスドライバー。
「違う! プラスだ!」
「あ、ごめんなさい! これですか?」
 今度はペンチ。
「だから違う!」
 グンナルさんが怒鳴る。
 工房の奥から、他のドワーフたちが笑いながら出てきた。
「相変わらずだな、メリーナは」
「ああ、昔からこうだ」
「まったく、あれで聖女様なんだからな」
「聖女様?」
 俺が聞くと、ドワーフの一人が慌てて口を塞いだ。
「おっと、言っちまった」
「気にするな、坊主。メリーナはただのポンコツ騎士だ」
 みんなで笑う。
 メリーナさんも照れくさそうに笑っている。
「ごめんなさい、グンナル様……私、工具の名前覚えるの苦手で……」
「まあ、いい。お前は別の仕事がある」
 グンナルさんがため息をつく。
「鍛冶体験コーナーで、子どもたちの相手をしてやれ。お前、子どもには人気だからな」
「はい!」
 メリーナさんが嬉しそうに駆けていく。
 その後ろ姿を見ながら、一人のドワーフが呟いた。
「まあ、あれで癒しの力は本物だからな」
「ああ。怪我した子どもがいたら、すぐに治せる」
「治せる?」
 俺が聞くと、ドワーフたちが慌てる。
「あ、いや、応急処置ができるって意味だ」
「そうそう、絆創膏とか貼るのが上手いんだ」
 みんなで慌てて取り繕う。
 その光景を見て、俺は思った。
 なんか、隠してるな、この人たち。

 午後三時過ぎ。
 鍛冶体験コーナーに、トラブルが発生した。
 一人の男の子が、完成した剣を落として、刃の部分が曲がってしまったのだ。
「うわあああん!」
 男の子が泣き出す。
「せっかく作ったのに……」
「大丈夫、大丈夫だよ」
 俺が慰めるが、男の子は泣き止まない。
 その時、グンナルさんが駆けつけてきた。
「どうした?」
「剣が曲がっちゃって……」
「見せてみろ」
 グンナルさんが剣を受け取る。
 そして、工具を取り出して、その場で修理を始めた。
 小さな金槌で、コンコンと叩く。
 曲がった部分を、少しずつ元に戻していく。
「……すごい」
 その手際が、職人そのものだった。
 一分後、剣は元通りになった。
「ほら、直ったぞ」
「わあ!」
 男の子が笑顔になる。
「ありがとう、ドワーフのおじさん!」
「おじさんじゃない、親方だ」
 グンナルさんが笑う。
「大事にしろよ。お前が頑張って作った剣だからな」
「うん!」
 男の子が嬉しそうに剣を抱きしめる。
 その光景を見て、俺は思った。
 この人、本当に職人なんだな。
 ただの演技じゃない。本物の技術を持っている。

 閉園後。
 グンナルさんと一緒に、朝に凹んだカウンターの修理をする。
「いいか、木材の補修は、パテで埋めるだけじゃダメだ」
 グンナルさんが実演しながら教えてくれる。
「周囲の木目と合わせて、色も調整する。そうすれば、まるで最初からそうだったように見える」
「なるほど……」
 俺も一緒に作業する。
 パテを埋めて、研磨して、塗装する。
 グンナルさんの指導は厳しいが、的確だ。
「よし、完璧だ」
 三十分後、カウンターは元通りになった。
 いや、元通り以上だ。周囲より綺麗になってる。
「すごい……」
「当たり前だ。俺は三百年、鍛冶と木工をやってきたんだからな」
 三百年?
「え……」
「ああ、言い間違えた。三十年だ」
 グンナルさんが慌てて訂正する。
 でも、その表情には動揺が見えた。

 片付けが終わり、グンナルさんが言った。
「佐伯、お前はいい奴だ」
「え?」
「真面目で、飲み込みも早い。それに、物を大切にする心がある」
 グンナルさんは真剣な顔だ。
「この施設で働くなら、そういう心が大事だ。客を楽しませるだけじゃない。施設を愛し、仲間を大切にする。それが本当のスタッフだ」
「……はい」
「お前なら、きっといいスタッフになれる」
 そう言って、グンナルさんは俺の肩を叩いた。
 その手は、分厚くて、温かかった。

 その夜、帰りのバスの中で、俺は思った。
 グンナルさんの言葉。
「三百年、鍛冶と木工をやってきた」
 慌てて訂正したけど、あれ、言い間違いじゃない気がする。
 それに、ドワーフたちの掛け合い。
 メリーナさんを「聖女様」と呼んだこと。
 「癒しの力は本物」という言葉。
 全部、ただの設定じゃない気がする。
 でも、まさかな。
 俺は首を振った。
 考えすぎだ。
 窓の外を流れる夜景を眺めながら、俺は小さく笑った。
 でも、明日も頑張ろう。
 この不思議な職場で。
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