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エピローグ
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あれから2年が経った。
「愛音、ママといい子してお留守番しててね」
雅輝が6ヶ月の娘を抱き上げあやし、私に渡す。
半年間の育休を明け、私も大学病院に勤務医として復職をした。
幼い娘の愛音を保育園に預けて働く事に後ろ髪を引かれる心中にかられたが、大学病院の側に大学研究員向けの託児所にあずけ休憩時間に授乳や様子を見に行かせて貰えたから、研修と育児を両立させる事ができてる。
救急専門医を取得し、大学院高度専門研修を受けていて、院内急変に駆けつけ救命処置を行ったりもした事から、循環器内科と小児科の専門医も後もう少しで取得できるだけの症例件数と論文を書き上げる事ができ、医師として、着々と成長してる。
「藤宮総合病院の救命救急センターの当直をほぼ毎日入れるの、勘弁して欲しい……」
私が夜勤と準夜勤の時は、雅輝が夜、愛音のお世話をしてくれてる。
だけど、私が日勤の日、雅輝は必ず藤宮総合病院救命救急センターの当直をさせられた。
「雅輝を餌に患者の救急搬送数を稼いでるからね。雅輝が勤務しないと藤宮総合病院……経営破産しちゃう」
父は内視鏡手術支援ロボット ダ・ヴィンチを3台購入した。
難易度が高い心臓手術や脳手術を雅輝に執刀させ、病院の知名度を上げてる。
「ーー心愛を奥さんに貰う条件だから仕方がないか……」
父が雅輝をこき使われてるから、家族3人でいられる時間は少ない。
そんな中、毎朝6時半に帰ってきて出勤までの時間を共に過ごし、大学病院から家に帰ってからも愛音を寝かしつける時間まで一緒にいて子育てを手伝ってくれる。
「雅輝、私と結婚してくれてありがとう」
「俺も、ーー心愛と結婚できて幸せだ。行ってくる!!」
私の頭を撫で、唇に行ってきますのキスを落とし、雅輝は玄関から出て、藤宮総合病院へ向かった。
慌ただしいけれど、私は幸せな毎日をおくってる。
「愛音、ママといい子してお留守番しててね」
雅輝が6ヶ月の娘を抱き上げあやし、私に渡す。
半年間の育休を明け、私も大学病院に勤務医として復職をした。
幼い娘の愛音を保育園に預けて働く事に後ろ髪を引かれる心中にかられたが、大学病院の側に大学研究員向けの託児所にあずけ休憩時間に授乳や様子を見に行かせて貰えたから、研修と育児を両立させる事ができてる。
救急専門医を取得し、大学院高度専門研修を受けていて、院内急変に駆けつけ救命処置を行ったりもした事から、循環器内科と小児科の専門医も後もう少しで取得できるだけの症例件数と論文を書き上げる事ができ、医師として、着々と成長してる。
「藤宮総合病院の救命救急センターの当直をほぼ毎日入れるの、勘弁して欲しい……」
私が夜勤と準夜勤の時は、雅輝が夜、愛音のお世話をしてくれてる。
だけど、私が日勤の日、雅輝は必ず藤宮総合病院救命救急センターの当直をさせられた。
「雅輝を餌に患者の救急搬送数を稼いでるからね。雅輝が勤務しないと藤宮総合病院……経営破産しちゃう」
父は内視鏡手術支援ロボット ダ・ヴィンチを3台購入した。
難易度が高い心臓手術や脳手術を雅輝に執刀させ、病院の知名度を上げてる。
「ーー心愛を奥さんに貰う条件だから仕方がないか……」
父が雅輝をこき使われてるから、家族3人でいられる時間は少ない。
そんな中、毎朝6時半に帰ってきて出勤までの時間を共に過ごし、大学病院から家に帰ってからも愛音を寝かしつける時間まで一緒にいて子育てを手伝ってくれる。
「雅輝、私と結婚してくれてありがとう」
「俺も、ーー心愛と結婚できて幸せだ。行ってくる!!」
私の頭を撫で、唇に行ってきますのキスを落とし、雅輝は玄関から出て、藤宮総合病院へ向かった。
慌ただしいけれど、私は幸せな毎日をおくってる。
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