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出張から帰ってくると… side 古賀蓮疾(こが れんと)
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大学時代の後輩で、俺がIT関係の知識を教え込んで一人前に育て上げた成瀬果蓮。
俺の作り上げたいシステムやソフトウェアを、彼女は一言二言で完璧に作り上げる。
それ故に大学を卒業したら地元の父と兄が勤める会社に就職すると聞いていたが、無理矢理俺の元へ置いた。
初めは言葉で説得をした。
だが父との約束と頑なに聞いてくれず、俺はどうしても果蓮を手放したくなくて果蓮に対して酷い事をしてしまった。
果蓮の事は、仕事のパートナーとしてしか考えてなかった。
恋人同士になると破綻してしまった時に仕事のパートナーとしてやりにくくなる。
だから、果蓮を女として見ないようにした。
なのに、果蓮が俺の元から居なくなると思うと気持ちが暴走し、彼女を無理矢理抱いてしまった。
果蓮は初めてで無理矢理に行為をした結果、その行為を苦痛な行為だと認識させてしまった。
そして、お仕置きの行為と認識させてしまった。
果蓮は日常生活では仕事を卒なくこなして、俺のパートナーとして完璧に働いてくれた。
だが時より仕事を辞めて俺の前から逃げようとする。
果蓮から退職願いを渡されるたびに破り捨て、彼女を抱いて黙らした。
完全に、それがお仕置きになっていた。
俺の元で働くがそれほど嫌なのか、果蓮は胃潰瘍を起こしてるようだった。
顔色が悪く、吐き気がすると、3ヶ月ぐらいずっと体調が悪そうだった。
携帯小説サイトのリニューアルを請け負っていて、変更後にトラブルが度重なり、1ヶ月半ほどその対応に追われた。
体調が悪くても、瞬時に判断し、対応していく果蓮。
果蓮がストレスで胃潰瘍を起こしているとしても、俺は、彼女を手放す事ができなかった。
果蓮の胃潰瘍に関して、心配はしていても、何も言わずにいた。
果蓮に胃潰瘍を理由に、退職したいと言われる気がしたから。
大手企業から大きな仕事の話が舞い込み、名古屋までヒアリングに向かう事になった。
いつもは果蓮も連れて行くところだが、体調が優れない彼女を連れ回すのは酷かと思い置いて行った。
その結果、果蓮は退職届を置いて居なくなった。
住んでいた賃貸マンションからも退去し、行方をくらませた。
探偵を雇い、京都の実家等を、隈なく探して貰ったが、見つからない。
探偵からの連絡を待つ日々。
仕事に関して、俺のサポートができる社員は育ってなくて、果蓮が居なくなった穴は大きかった。
社員にあたり散らしそうになるのをぐっと堪えて、何とか、仕事をこなしていく。
果蓮が居なくなってから、俺は仕事をしている時も果蓮の事がときどき頭によぎって、彼を逃してしまう隙を与えた事に後悔した。
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それ故に大学を卒業したら地元の父と兄が勤める会社に就職すると聞いていたが、無理矢理俺の元へ置いた。
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だが父との約束と頑なに聞いてくれず、俺はどうしても果蓮を手放したくなくて果蓮に対して酷い事をしてしまった。
果蓮の事は、仕事のパートナーとしてしか考えてなかった。
恋人同士になると破綻してしまった時に仕事のパートナーとしてやりにくくなる。
だから、果蓮を女として見ないようにした。
なのに、果蓮が俺の元から居なくなると思うと気持ちが暴走し、彼女を無理矢理抱いてしまった。
果蓮は初めてで無理矢理に行為をした結果、その行為を苦痛な行為だと認識させてしまった。
そして、お仕置きの行為と認識させてしまった。
果蓮は日常生活では仕事を卒なくこなして、俺のパートナーとして完璧に働いてくれた。
だが時より仕事を辞めて俺の前から逃げようとする。
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完全に、それがお仕置きになっていた。
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顔色が悪く、吐き気がすると、3ヶ月ぐらいずっと体調が悪そうだった。
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体調が悪くても、瞬時に判断し、対応していく果蓮。
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