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4年ぶりの再会 …side果蓮
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野島社長からアメバドアから古賀社長が直々にレベルテンに挨拶にくると伺い、仕事を休むかどうかを悩んだ。
いつまでも行方をくらませるのも、心配をかけ続ける事になる。
だから意を決して、古賀社長に会う事にした。
野島社長と婚約をしてる中。
結婚に関しての時期はわたしが野島社長を恋人としてみれるようになって、一緒に暮らせると思ってからでいいと言われた。
恋人関係ではまだ無いけれど、婚約はしてる。
古賀社長がレベルテンに来られる日。
わたしは野島社長と社長室にいた。
モンスターウォッチのアプリ化にあたり、DCとの連動プログラムはわたしが手がける事になったから。
古賀社長がレベルテンに来られ、社長室に通される。
そして、応接セットのソファに並んで立っているわたしを見て、驚いた顔をしていた。
野田社長の声かけで、応接セットの向かい合うソファまで歩み寄り腰をかける。
「モンスターウォッチのDCとアプリの連動プログラムは、うちの成瀬果蓮が請け負いますので、今日はここに同席させますがよろしいですか?」
野田社長が古賀社長に声をかける。
古賀社長は、わたしをじっと見ていた。
仕事で来られてるから、野田社長のペースで話し合いが進められた。
でも、古賀社長は話を半分も聞いてないように思えた。
わたしの方ばかり、気にしていた。
社長室に内線が鳴り、電話をとる。
幼稚園からの電話だった。
蓮花が熱を出したらしく、至急迎えに来るよう連絡が入った。
なんて言って、早退したらよいかわからず悩む。
古賀社長に、蓮花の存在をバレたく無い。
「野島社長、すみませんが早退させて頂いてもよろしいですか?」
「えっ、……わかった」
わたしが早退する理由は1つしかないから、野島社長は理由を察してくれた。
社長室をでて、隣のコンピュータ室に置いてる私物を持ち、慌てて会社から出る。
幼稚園に着き、職員室へ向かう。
そこで寝かされてた蓮花。
熱が38.5℃ありタクシーを呼び乗り込み、行きつけの小児科へ連れて行く。
インフルエンザB型だった。
明日からしばらく仕事を休まないといけない。
仕方がないけど…。
ぐったりしてる蓮花を抱っこして、うちまで歩く。
タクシーを呼ぶほどの距離ではないけれど、16kgの蓮花を抱っこして歩くのは辛い。
「貸せっ」
わたしが蓮花を落としそうになった時に、誰かが蓮花を抱き上げた。
見上げて誰かを確認すると、古賀社長だった…。
「果蓮、俺の子を身篭ってたんだ…。行方をくらます前、体調が悪そうだったもんな。
気づいてやれなくて、ごめんな。
こんな俺の子なのに産んでくれて育ててくれてありがとう」
古賀社長が、蓮花の顔を見つめた。
父親の顔をしていた。
「早く連れて帰って、布団に寝かせてやろう」
蓮花が高熱でうなされてるから、早く連れて帰って寝かせてやりたい。
だから、古賀社長を自宅に招きたくなかったけれど仕方がなく、連れていき、家にあげた。
第1は蓮花だから、幼稚園の制服からパジャマに着替えさせ、布団に寝かせ、おでこに冷えピタ、氷枕で頭を冷やす。
熱を測ると37.6℃で、体調は少し落ち着いたみたい。
古賀社長はずっと蓮花の側にいた。
中性的な美しさな古賀社長だからか、蓮花とそっくりな顔をしている。
「蓮花、インフルエンザB型だから、うつりますよ。お仕事があると思いますし、そろそろ帰られた方がよろしいのでは?」
いつまでも居続ける、古賀社長に声をかけた。
「なあ、果蓮。俺たち、結婚しないか?」
突然に言われて、驚きたじろぐ。
「嫌です。責任なんて感じなくても結構です。
蓮花を育て上げるためにお金を稼ぐすでを古賀社長につけて頂きました。
だから、蓮花と2人で生きていかせて下さい」
「果蓮、俺は、果蓮と出会ってすぐの頃から、果蓮に惹かれてた。果蓮を愛してた。
果蓮を会社に縛ったのは、果蓮を会社に縛って、俺の側にいさせたかった。
果蓮が居なくなると思って、4度、果蓮を無理矢理抱いた。
無理矢理抱いたから、果蓮にその行為に対して、恐怖を感じさせてしまって、後悔した。
会社に縛るんじゃなくて、ちゃんと好きだと愛してるから側にいて欲しいと伝えるべきだった。
果蓮、大切にするから、結婚してくれ。そして、蓮花の父親にさせてくれ」
古賀社長が、真剣な表情を浮かべ、わたしをじっと見つめながら言った。
「古賀社長、わたしも、古賀社長の事が好きだった。
でも、古賀社長にとってわたしが、後輩で部下で、仕事のパートナーにしかなれないと思って辛かった。
古賀社長に無理矢理抱かれたのは嫌だった。
愛されてないのに、されるのが嫌だった。
古賀社長、わたしを、仕事のパートナーとしてでなく、愛して下さい」
インフルエンザB型で眠ってる娘の蓮花の横で、わたしは古賀社長に抱きつき、キスをした。
いつまでも行方をくらませるのも、心配をかけ続ける事になる。
だから意を決して、古賀社長に会う事にした。
野島社長と婚約をしてる中。
結婚に関しての時期はわたしが野島社長を恋人としてみれるようになって、一緒に暮らせると思ってからでいいと言われた。
恋人関係ではまだ無いけれど、婚約はしてる。
古賀社長がレベルテンに来られる日。
わたしは野島社長と社長室にいた。
モンスターウォッチのアプリ化にあたり、DCとの連動プログラムはわたしが手がける事になったから。
古賀社長がレベルテンに来られ、社長室に通される。
そして、応接セットのソファに並んで立っているわたしを見て、驚いた顔をしていた。
野田社長の声かけで、応接セットの向かい合うソファまで歩み寄り腰をかける。
「モンスターウォッチのDCとアプリの連動プログラムは、うちの成瀬果蓮が請け負いますので、今日はここに同席させますがよろしいですか?」
野田社長が古賀社長に声をかける。
古賀社長は、わたしをじっと見ていた。
仕事で来られてるから、野田社長のペースで話し合いが進められた。
でも、古賀社長は話を半分も聞いてないように思えた。
わたしの方ばかり、気にしていた。
社長室に内線が鳴り、電話をとる。
幼稚園からの電話だった。
蓮花が熱を出したらしく、至急迎えに来るよう連絡が入った。
なんて言って、早退したらよいかわからず悩む。
古賀社長に、蓮花の存在をバレたく無い。
「野島社長、すみませんが早退させて頂いてもよろしいですか?」
「えっ、……わかった」
わたしが早退する理由は1つしかないから、野島社長は理由を察してくれた。
社長室をでて、隣のコンピュータ室に置いてる私物を持ち、慌てて会社から出る。
幼稚園に着き、職員室へ向かう。
そこで寝かされてた蓮花。
熱が38.5℃ありタクシーを呼び乗り込み、行きつけの小児科へ連れて行く。
インフルエンザB型だった。
明日からしばらく仕事を休まないといけない。
仕方がないけど…。
ぐったりしてる蓮花を抱っこして、うちまで歩く。
タクシーを呼ぶほどの距離ではないけれど、16kgの蓮花を抱っこして歩くのは辛い。
「貸せっ」
わたしが蓮花を落としそうになった時に、誰かが蓮花を抱き上げた。
見上げて誰かを確認すると、古賀社長だった…。
「果蓮、俺の子を身篭ってたんだ…。行方をくらます前、体調が悪そうだったもんな。
気づいてやれなくて、ごめんな。
こんな俺の子なのに産んでくれて育ててくれてありがとう」
古賀社長が、蓮花の顔を見つめた。
父親の顔をしていた。
「早く連れて帰って、布団に寝かせてやろう」
蓮花が高熱でうなされてるから、早く連れて帰って寝かせてやりたい。
だから、古賀社長を自宅に招きたくなかったけれど仕方がなく、連れていき、家にあげた。
第1は蓮花だから、幼稚園の制服からパジャマに着替えさせ、布団に寝かせ、おでこに冷えピタ、氷枕で頭を冷やす。
熱を測ると37.6℃で、体調は少し落ち着いたみたい。
古賀社長はずっと蓮花の側にいた。
中性的な美しさな古賀社長だからか、蓮花とそっくりな顔をしている。
「蓮花、インフルエンザB型だから、うつりますよ。お仕事があると思いますし、そろそろ帰られた方がよろしいのでは?」
いつまでも居続ける、古賀社長に声をかけた。
「なあ、果蓮。俺たち、結婚しないか?」
突然に言われて、驚きたじろぐ。
「嫌です。責任なんて感じなくても結構です。
蓮花を育て上げるためにお金を稼ぐすでを古賀社長につけて頂きました。
だから、蓮花と2人で生きていかせて下さい」
「果蓮、俺は、果蓮と出会ってすぐの頃から、果蓮に惹かれてた。果蓮を愛してた。
果蓮を会社に縛ったのは、果蓮を会社に縛って、俺の側にいさせたかった。
果蓮が居なくなると思って、4度、果蓮を無理矢理抱いた。
無理矢理抱いたから、果蓮にその行為に対して、恐怖を感じさせてしまって、後悔した。
会社に縛るんじゃなくて、ちゃんと好きだと愛してるから側にいて欲しいと伝えるべきだった。
果蓮、大切にするから、結婚してくれ。そして、蓮花の父親にさせてくれ」
古賀社長が、真剣な表情を浮かべ、わたしをじっと見つめながら言った。
「古賀社長、わたしも、古賀社長の事が好きだった。
でも、古賀社長にとってわたしが、後輩で部下で、仕事のパートナーにしかなれないと思って辛かった。
古賀社長に無理矢理抱かれたのは嫌だった。
愛されてないのに、されるのが嫌だった。
古賀社長、わたしを、仕事のパートナーとしてでなく、愛して下さい」
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