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貴方にまた捕まる
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5月の終わりになんとか脚本を仕上げる事ができた。
毎日、寝る間を惜しみひたすらノートパソコンに向き合って執筆作業をした。
不健康なまでの引きこもり生活に、この1ヶ月半、実家にこもっていたから、5月終わりの陽射しがきつく感じた。
さくらテレビに夏ドラマの最終話までの脚本を持っていき、秋ドラの話も頂いた。
初めてわたしが手掛けた春ドラがまさかの最高視聴率21%、平均視聴率18%をキープした。
それもあり、さくらテレビの朝番組 めざましTVで美人脚本家としてエンタメコーナーで取り上げて頂いた。
脚本家として仕事を貰えるありがたみを感じる。
秋ドラの制作に関してはまだ夏ドラの制作段階だから話だけで1ヶ月ぐらいはゆっくりできそう。
そんな事を考えながらさくらテレビから出る。
そして、わたしは後悔することになる。
出た途端にわたしは電信を辞めるきっかけとなった元恋人、遥希と目が合ってしまった。
「……真凛」
わたしの方を見て、遥希は言う。
営業の葉山さんに先に社に戻るように言って、わたしの手を掴んんでテレビ局前に止まってるタクシーに乗り込む。
「……遥希、仕事は?」
「真凛の方が仕事より大事だから」
松坂くんに電話をかけ、今日の仕事に関して代行するよう伝えた遥希。
タクシーは遥希のマンションに向かってた。
タクシーが着き、遥希のマンションの部屋に連れ込まれた。
「……真凛。俺は別れるなんて認めてない」
家の中に入った途端に唇を塞がれた。そして唇をこじ開けられ舌を入れられ、口内を犯される。
わたしを抱き上げられ、履いてたヒールを投げられ、寝室に連れて行かれた。
ベッドに降ろされ、口を塞がれ、遥希に着ていたブラウスとスカートを脱がされた。
「真凛、逃がさないよ。ドラマみたいにここに赤ちゃん作って、俺の奥さんにしたい」
キスで感じ酔わされ感じてるわたしの身体に遥希が馬乗りになり、カッターシャツを脱ぎ、ネクタイを外してカッターシャツを脱ぎ捨てた。
「真凛、愛してる」
ブラジャーのホックを外され、わたしの胸にむしゃぶりつく。
そして、わたしが甘い声を上げてる中で、熱くなったものをわたしの中に埋め、この日は何度もわたしの中に子供を作ろうと遺伝子の種を放出し、植え付けようとした。
「真凛、帰さない。このまま、ここにいて。脚本なら、ここでも書けるだろう」
次の日の早朝まで寝かして貰えず、出勤ギリギリまでわたしの身体を貪り、仕事を休もうとする遥希。
なんとか遥希を会社に行かせ、マンションから出て、鍵をポストに入れて実家に戻り、その後、京都へ帰ることにした。
8ヶ月ぶりには男性に抱かれた。遥希以外の男をわたしは知らない……。
遥希のキスに流されて、抱かれてしまった。
やらかしてしまった感にショックを受けてる。
産婦人科に行き、緊急避妊薬を処方して貰った。
京都のマンションに戻り、窓を開けて風を通す。
東京にしばらく行かないでいいから、遥希に出くわす事はない。
ほっとしてるわたしがいた。
京都で少しの間、お世話になった脚本を手がける会社は辞めた。
そして、秋ドラの脚本制作が開始するまでの間はのんびり小説を書いたりしてた。
春ドラの【ハメられ婚】、夏ドラの【ひと夏だけと思ってたアバンチュール】と【With you forever】の脚本を手がけてて、自分でも1から話を書いてみたいと思った。
秋ドラでわたしが書いた小説をドラマ化できたらいいなと無謀だけど願いながら、仕立ていく。
秋の恋愛ドラマってどんなのなのかについて悩む。
秋は恋愛が最も発展しやすい季節。
秋に始まった恋は本物の恋になるといわれてる。
恋に発展するまでとその後の愛を育むストーリーを描きたい。
でも、わたしは大学卒業まで女子校だから恋愛に関しては遥希しか知らない。
だから、小説投稿サイトを読み漁り、自分の中での本気の恋愛についての話を描いていく。
気晴らしにジョギングをしたり、家の中でエアロビクスやヨガをして過ごした。
久しぶりに遥希に抱かれ、仕事で恋愛ドラマばかり脚本を描いてるせいか、人恋しく感じてしまう。
季節はまだ夏もきてないのに、わたしの心は先取りして、冬みたいに人肌が恋しく感じてしまってた。
「ハイスペック男ってモテるんだね。オフィスラブが人気か……」
小説投稿サイトで恋愛小説を読み浸りながら勉強をする。
遥希は小説のヒーロー役のような男性だった。
わたし、遥希となんで別れたんだろう。
クリエイティブディレクターとして独り立ちし、仕事を任され、一人前になれたと思って、それなのに遥希さんの前ではいつまでも部下で、それがつらかった。
わたしはクリエイティブディレクターとして育ててくれたのは遥希でいつまでたっても、遥希はわたしの女の部分しか見てない。
それが辛かった。
仕事ができる遥希に憧れてるわたしがいた。
独り立ちしクリエイティブディレクターとして仕事を任せられるようになって、でも、遥希はわたしが離れる事に不安に感じてるようだった。
それでサポートを外れに実家暮らしで門限があるわたしとの交際は時間が取れずにいて、遥希との関係は壊れた。
遥希はわたしの女の部分しか見てないと思った。
毎日、寝る間を惜しみひたすらノートパソコンに向き合って執筆作業をした。
不健康なまでの引きこもり生活に、この1ヶ月半、実家にこもっていたから、5月終わりの陽射しがきつく感じた。
さくらテレビに夏ドラマの最終話までの脚本を持っていき、秋ドラの話も頂いた。
初めてわたしが手掛けた春ドラがまさかの最高視聴率21%、平均視聴率18%をキープした。
それもあり、さくらテレビの朝番組 めざましTVで美人脚本家としてエンタメコーナーで取り上げて頂いた。
脚本家として仕事を貰えるありがたみを感じる。
秋ドラの制作に関してはまだ夏ドラの制作段階だから話だけで1ヶ月ぐらいはゆっくりできそう。
そんな事を考えながらさくらテレビから出る。
そして、わたしは後悔することになる。
出た途端にわたしは電信を辞めるきっかけとなった元恋人、遥希と目が合ってしまった。
「……真凛」
わたしの方を見て、遥希は言う。
営業の葉山さんに先に社に戻るように言って、わたしの手を掴んんでテレビ局前に止まってるタクシーに乗り込む。
「……遥希、仕事は?」
「真凛の方が仕事より大事だから」
松坂くんに電話をかけ、今日の仕事に関して代行するよう伝えた遥希。
タクシーは遥希のマンションに向かってた。
タクシーが着き、遥希のマンションの部屋に連れ込まれた。
「……真凛。俺は別れるなんて認めてない」
家の中に入った途端に唇を塞がれた。そして唇をこじ開けられ舌を入れられ、口内を犯される。
わたしを抱き上げられ、履いてたヒールを投げられ、寝室に連れて行かれた。
ベッドに降ろされ、口を塞がれ、遥希に着ていたブラウスとスカートを脱がされた。
「真凛、逃がさないよ。ドラマみたいにここに赤ちゃん作って、俺の奥さんにしたい」
キスで感じ酔わされ感じてるわたしの身体に遥希が馬乗りになり、カッターシャツを脱ぎ、ネクタイを外してカッターシャツを脱ぎ捨てた。
「真凛、愛してる」
ブラジャーのホックを外され、わたしの胸にむしゃぶりつく。
そして、わたしが甘い声を上げてる中で、熱くなったものをわたしの中に埋め、この日は何度もわたしの中に子供を作ろうと遺伝子の種を放出し、植え付けようとした。
「真凛、帰さない。このまま、ここにいて。脚本なら、ここでも書けるだろう」
次の日の早朝まで寝かして貰えず、出勤ギリギリまでわたしの身体を貪り、仕事を休もうとする遥希。
なんとか遥希を会社に行かせ、マンションから出て、鍵をポストに入れて実家に戻り、その後、京都へ帰ることにした。
8ヶ月ぶりには男性に抱かれた。遥希以外の男をわたしは知らない……。
遥希のキスに流されて、抱かれてしまった。
やらかしてしまった感にショックを受けてる。
産婦人科に行き、緊急避妊薬を処方して貰った。
京都のマンションに戻り、窓を開けて風を通す。
東京にしばらく行かないでいいから、遥希に出くわす事はない。
ほっとしてるわたしがいた。
京都で少しの間、お世話になった脚本を手がける会社は辞めた。
そして、秋ドラの脚本制作が開始するまでの間はのんびり小説を書いたりしてた。
春ドラの【ハメられ婚】、夏ドラの【ひと夏だけと思ってたアバンチュール】と【With you forever】の脚本を手がけてて、自分でも1から話を書いてみたいと思った。
秋ドラでわたしが書いた小説をドラマ化できたらいいなと無謀だけど願いながら、仕立ていく。
秋の恋愛ドラマってどんなのなのかについて悩む。
秋は恋愛が最も発展しやすい季節。
秋に始まった恋は本物の恋になるといわれてる。
恋に発展するまでとその後の愛を育むストーリーを描きたい。
でも、わたしは大学卒業まで女子校だから恋愛に関しては遥希しか知らない。
だから、小説投稿サイトを読み漁り、自分の中での本気の恋愛についての話を描いていく。
気晴らしにジョギングをしたり、家の中でエアロビクスやヨガをして過ごした。
久しぶりに遥希に抱かれ、仕事で恋愛ドラマばかり脚本を描いてるせいか、人恋しく感じてしまう。
季節はまだ夏もきてないのに、わたしの心は先取りして、冬みたいに人肌が恋しく感じてしまってた。
「ハイスペック男ってモテるんだね。オフィスラブが人気か……」
小説投稿サイトで恋愛小説を読み浸りながら勉強をする。
遥希は小説のヒーロー役のような男性だった。
わたし、遥希となんで別れたんだろう。
クリエイティブディレクターとして独り立ちし、仕事を任され、一人前になれたと思って、それなのに遥希さんの前ではいつまでも部下で、それがつらかった。
わたしはクリエイティブディレクターとして育ててくれたのは遥希でいつまでたっても、遥希はわたしの女の部分しか見てない。
それが辛かった。
仕事ができる遥希に憧れてるわたしがいた。
独り立ちしクリエイティブディレクターとして仕事を任せられるようになって、でも、遥希はわたしが離れる事に不安に感じてるようだった。
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