スパダリな彼はわたしの事が好きすぎて堪らない

エピローグ

わたしと遥希は婚約をし、結婚をする事になった。
5ヶ月後に式を挙げ夫婦になる。

お互い離れたくないからわたしの両親を説得して同棲を始めた。

「真凛、行ってくる。2時に銀座のプリンセスホテルに駆けつけるから」

わたしは基本的に家でノートパソコンを開いて脚本や小説を書いてる。

遥希はあいかわず仕事が忙しくて毎日7時半に家を出て23時過ぎに帰ってくるけれど、結婚準備でホテルのブライダルプランナーさんとの打ち合わせをする時は必ずきてくれる。
それに仕事であまり家にはいないけれど、2人でいる時はお互いの仕事について話をし、身体だけでなく心も繋がっていて、一緒に居られる時間は本当に幸せ。

恋愛知識のないわたしは、スパダリな彼がわたしの事が好きすぎて堪らない事に気づかなくて、1度離れた。

でも彼がわたしの事を本当に愛してくれてる事がわかり、彼を愛していた自分の気持ちに素直になれた。

遥希、わたしの事を愛してくれてありがとう。
わたしも遥希の事を愛してるよ。